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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の39巻3号(2013年10月)が公開されました。図書館の管理・サービスが国により多彩であることを示す号として、ボツワナ、サウジアラビア、バングラデシュ、ネパール、トルクメニスタン、ジャマイカなどの国についての記事が掲載されています。
October 2013 issue of IFLA Journal(IFLA, 2013/10/22付け)http://www.ifla.org/node/8086
参考; 2013年IFLA年次大会開催地シンガポールの図書館の歴史といま(文献紹介) Posted 2013年6月28日http://current.ndl.go.jp/node/23824
2013年10月21日、欧州委員会(EC)が2013年7月2日にブリュッセルで開催したオープンリサーチデータに関する公開協議の結果を公開したとのことです。
公開協議には、研究コミュニティや出版界、図書館、大学、産業界などの関係者の代表が参加しており、今回の報告には、オープンリサーチデータの定義、データの再利用、公開制限、保存やアクセス、データの認知度や共有文化の向上というECが提示した5つの課題について、参加者からの回答がまとめられているとのことです。
Results of the consultation on Open Research Data(European Comission)http://ec.europa.eu/digital-agenda/node/67533
EC Report From Public Consultation on Open Research Data(LIBER 2013/10/21付け)http://www.libereurope.eu/news/ec-report-from-public-consultation-on-open-research-data
参照: 欧州研究大学連合(LERU)、オープンアクセスおよびオープンデータに関する声明を発表 Posted 2012年12月14日
2013年10月21日、カリフォルニア大学は、米国西部の研究・大学図書館による冊子体雑誌の共同保管プログラム“Western Regional Storage Trust(WEST)”の継続発展のために、Andrew W. Mellon財団から3年間の助成金を得たと発表しました。WESTには、カリフォルニア大学図書館やスタンフォード大学図書館、アリゾナ州立大学図書館等、100以上の図書館が参加しています。2011年から2013年の3年間でプロジェクトの第1フェーズを終え、続く2014年から2016年の第2フェーズで、参加図書館は主な図書館の書庫等にある冊子体雑誌のバックファイルの統合を継続するとのことです。
Libraries get grant for Western Regional Storage Trust (University of California 2013/10/21)http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/30220
参考: 米国西部の研究・大学図書館による紙雑誌の共同保管プログラム“WEST”がその1年目の状況を報告 Posted 2012年8月31日http://current.ndl.go.jp/node/21726
OCLCのアーカイブ検索サービス“ArvhiveGrid”が、インターフェースの改善を行い提供を開始しています。ArchiveGridでは、米国やそれ以外の国の200万件以上のアーカイブ資料の検索が可能となっており、またその所蔵機関の情報も提供されています。
2013年10月21日付けのOCLC Researchのニュースでは、Twitter Bootstrapを使用しスマートフォンやタブレットでの利用がしやすいようレスポンシブウェブデザインを導入したこと、アーカイブを所蔵する機関のコンタクトインフォメーションについての情報を増やしたこと、アーカイブの検索手段の情報等を提示したことなどを紹介しています。また10月7日付けのArchiveGrid Blogの記事では、このような対応が、アクセスの分析に基づいて行われていることが紹介されています。
Updates to ArchiveGrid index and interface improve user experienc(OCLC Research, 2013/10/21付け)http://oclc.org/research/news/2013/10-21.html
Internet Archiveが、2013年10月21日、構築を進めているテレビのニュース動画アーカイブ“TV News Search & Borrow”から米国の国家安全保障局(NSA)に関するニュース動画を抽出して表示した試行的なサイトを開設しています。
Internet Archiveの公式ブログの説明によると、このサイトでは、NSAに関するニュース動画約700本を時系列順に表示しており、サムネイル上での引用テキストの表示、字幕テキストの検索、発言者での並び換えなどの機能を提供しているとのことです。
なお、ブラウザは、ChromeとSafariにのみ対応しているとのことです。
NSA TV Clip Library(Internet Archive Blogs、2013/10/21付け)http://blog.archive.org/2013/10/21/nsa-tv-clip-library/
NSAに関するニュース動画https://archive.org/details/nsa
TV News Search & Borrowhttp://archive.org/details/tv
参考:
ボストン公共図書館が、写真のキュレーション等への貢献した活動に対して表彰を行っているGriffin Museum of Photographyの第8回Focus Awardsで“Commonwealth Award”を受賞したとのことです。ボストン公共図書館が2013年10月21日付けで公表した情報によると、同館は、マサチューセッツ州の図書館や博物館等によるデジタルアーカイブ“Digital Commonwealth”のため実施しているデジタル化事業が評価されたとのことです。
アナウンスによると同館では、このアーカイブのため、これまで写真の他、書籍、地図等含め25万点をデジタル化してきたようです。
Boston Public Library Receives Recognition for Statewide Digitization Work(BPL, 2013/10/21付け)http://www.bpl.org/press/2013/10/21/boston-public-library-receives-recognition-for-statewide-digitization-work/
The 8th Annual Focus Awardshttp://griffinmuseum.org/focus_awards.htm
2013年10月22日、インターネットコムに、全国の図書館の蔵書の検索や資料の予約ができる「図書館アプリ」の利用に関するアンケート調査の概要が報告されています。調査は、インターネットコムとgooリサーチで、2013年10月8日から10月10日に全国の10代~60代以上のインターネットユーザー1,082人に対して行ったものです。
これによると、図書館を利用しスマホを持っている人(373人)のうち、図書館での本の予約に図書館アプリを使うかどうかについては、「使う/使ったことがある」35人(9.4%)、「使わない/使ったことはない」260人(69.7%)、「本の予約はしない」78人(20.9%)であったとのことです。
記事では、利用している図書館アプリ、アプリに対する不満等についても結果が紹介されています。
図書館アプリ-利用者はまだ全体の3%だが、4割が「利用頻度が増えた」(インターネットコム、2013/10/22付け)http://japan.internet.com/research/20131022/1.html
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