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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
Creative Commonsが、各国で著作権法の検討や改訂の取組みがあることを踏まえ、これらをサポートすることを表明する政策声明(policy statement)を公表しています。また併せて経緯や理由等を記した記事を公開しています。
記事では、2013年8月に開催されたCreative Commonsのサミットでの話し合いを経て作成されたものであること、またこのポジションが必要と感じている理由として、もし採用されると利用者の情報へのアクセスと利用に弊害をもたらしかねないような法律(SOPAや、PIPA)や貿易協定(ACTAやTPP)がこれまで提案されてきていること、などが言及されています。
Supporting Copyright Reform(Creative Commons, 2013/10/16付け)http://creativecommons.org/weblog/entry/39639
本文 Creative Commons and Copyright Reformhttps://creativecommons.org/about/reform
Creative Commons Global Summit 2013(ブエノスアイレス)
Europeanaのウェブサイトで、アール・ヌーボーの芸術作品のデジタル画像など約22,000点が公開されました。これらは、17ヶ国から23機関が参加する"Partage Plus"プロジェクトによるもので、同プロジェクトは2012年3月から2年間の活動が予定されており、最終的に75,000点以上のアール・ヌーボーの作品がデジタル化される予定とのことです。
Charles Rennie Mackintosh、René Lalique、Gustav Klimtなどの著名な芸術家の作品のデジタル化画像が収録されているとのことです。
europeana_collectionName:20261*(Europeana)http://europeana.eu/portal/search.html?query=europeana_collectionName%3A20261*&rows=24
22k Art Nouveau records successfully digitised(Partage Plus)http://www.partage-plus.eu/en/news/view/80,22k+Art+Nouveau+records+successfully+digitised
2013年10月15日、米国のゲティ財団は、所蔵する美術品に関する画像のうち、同財団が権利を保有する、もしくはパブリックドメインとなっているデジタル資料をオンラインで無償提供するOpen Content Programに、5,400点の画像を追加したことを発表しました。これにより、同プログラムで利用可能な画像数は、10,000点以上になったとのことです。
Getty Releases Second Batch of Open Content Images, More than Doubling Number Available to the Public(Getty Trust, 2013/10/15)http://news.getty.edu/press-materials/press-releases/more-open-content-images.htm
5,400 Images from the Getty Research Institute’s Special Collections Now Available as Open Content (Getty Trust iris, 2013/10/15)
欧州の主要メディアの代表が構成するEuropean Publishers Council(EPC)が、デジタルメディアの世界的な情勢についてのレポート“Global Media Trends Book”を取りまとめたとのことです。エグゼクティブ・サマリーをウェブに公開するとともに、200ページある本文についてはEPCメンバーやジャーナリスト等に対してリクエストに応じる形で提供するとのことです。
エグゼクティブ・サマリーでは、電子書籍、動画、携帯、電子商取引、ソーシャルメディア等、それぞれの概況が示されています。
European Publishers Council Global Media Trends Book Second Editionhttp://epceurope.eu/issues/epc-global-media-trends-book/ ※エグゼクティブ・サマリーを掲載
via Reference: European Publishers Council Releases Global Media Trends Book (Executive Summary)(infoDOCKET, 2013/10/16付け)
エルゼビア社の学術情報検索エンジン"Scirus"が2014年のはじめにサービスを終了すると発表しました。正式な終了日については決まり次第発表されるとのことです。
Scirusは科学技術情報分野に特化した検索エンジンで、科学者のウェブサイトや機関リポジトリなど5億7,500万件以上を検索対象にしていたとのことです。
Scirus for scientific information onlyhttp://www.scirus.com/
Scirus Says Goodbye(Information Today 2013/10/15付けの記事)http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Scirus-Says-Goodbye-92580.asp
米国情報標準化機構(NISO)のOpen Discovery Initiative(ODI)ワーキンググループが、2013年10月15日、図書館のディスカバリーサービスに関する推奨指針のドラフト版を公表しました。また、このドラフト版についてのパブリックコメントを募集しており、期間は10月16日から11月18日となっています。
目次は以下のとおりで、付録として2012年9月から10月にかけて行われた調査のサマリーが掲載されています。 Section 1: Introduction Section 2: The Evolution of Discovery and Delivery Section 3: Recommendations Section 4: Recommended Next Steps
Document Details - NISO RP-19-201x, Open Discovery Initiative: Promoting Transparency in Discovery(NISO 2013/10/15付け)http://www.niso.org/apps/group_public/document.php?document_id=11606
参考:
連邦債務上限引き上げと政府機関再開に向けた上院与野党合意案が2013年10月16日夜に上下両院で可決され、17日未明にオバマ大統領の署名により関連法が成立しました。これにより、米国債のデフォルト(債務不履行)は回避され、10月1日から続いていた政府機関の一部閉鎖は解除されることとなりました。
米、デフォルト回避=政府機関、きょう再開-上下院が合意案可決(時事ドットコム, 2013/10/17付け 日本時間13時48分)http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013101700316
オバマ米大統領が法案に署名、デフォルトを回避(CNN, 2013/10/17付け日本時間15時01分)http://www.cnn.co.jp/usa/35038631.html
米国議会図書館は10月17日の朝8時30分(現地時間)から業務を再開するとのことです。
Library of Congress to Re-Open October 17(News from the Library of Congress)http://www.loc.gov/today/pr/2013/13-A08.html
山梨県立図書館が、開館1周年記念事業として、図書館の歴史や意義、国内及び海外の図書館の状況、図書館資料の有効活用法などに関する図書を紹介する展示を開催しています。開催期間は2014年1月30日までです。
あわせて、ブックリストをウェブに公開しています。
情報サテライト1資料展示 「図書館を知る、図書館を使う -山梨県立図書館開館一周年記念事業-」(山梨県立図書館、2013/10/1付け)http://www.lib.pref.yamanashi.jp/oshirase/2013/10/post-32.html
ブックリストhttp://www.lib.pref.yamanashi.jp/oshirase/図書館を知るブックリスト.pdf
参考: 山梨県立図書館がリニューアル開館 RFIDやクラウド型図書館システムの採用、電子書籍サービスの開始等 Posted 2012年11月9日
2013年10月16日からノルウェー国立図書館が写真共有サイトFlickrのCommonsで、写真の公開を始めたようです。
Welcome Nasjonalbiblioteket to The Commons!(flicker)http://blog.flickr.net/en/2013/10/16/welcome-nasjonalbiblioteket-to-the-commons/
National Library of Norway(flicker)http://www.flickr.com/photos/national_library_of_norway/
参照: LC-Flickrの写真公開プロジェクト“Commons”に5美術館・図書館が参加http://current.ndl.go.jp/node/8436
デンマーク王立図書館、FlickrのCommonsで写真を公開http://current.ndl.go.jp/node/18656
オーストラリア国立図書館、写真共有サイトFlickrのCommonsに参加http://current.ndl.go.jp/node/19171
2008年に国際図書館連盟(IFLA)の政府機関図書館分科会及び政府情報・官庁出版物分科会がまとめた『政府機関図書館のためのガイドライン』(Guidelines for Libraries of Government Departments)について、中国語版が公開されています。
この中国語版の公開により、同ガイドラインはIFLA公用語の7言語すべてで読めるようになりました。
Guidelines for Government Libraries: a Chinese Version(IFLA Government Libraries Blog, 2013/10/14付け)http://blogs.ifla.org/government-libraries/2013/10/14/guidelines-for-government-libraries-chinese-version/
参考; 『IFLA 政府機関図書館のためのガイドライン』のアラビア語版公開 Posted 2013年1月8日http://current.ndl.go.jp/node/22661
国立国会図書館、IFLA刊行の「政府機関図書館のためのガイドライン」を翻訳・公開 Posted 2010年2月26日
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