アーカイブ - 2013年 10月 16日

国立国会図書館、オンライン資料収集制度(eデポ)に基づき収集したオンライン資料の閲覧サービスを開始

国立国会図書館は、2013年10月15日、オンライン資料収集制度(eデポ)に基づき収集したオンライン資料について、閲覧サービスを開始しました。原則として国立国会図書館内でのみ、「国立国会図書館デジタル化資料(インターネット資料)」の一部として、閲覧することができます。

オンライン資料の提供を開始しました(国立国会図書館, 2013/10/5付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202802_1828.html

参考:
E1464 - オンライン資料収集制度(愛称:eデポ)の開始 カレントアウェアネス-E No.242 2013.08.08
http://current.ndl.go.jp/e1464

YALSAの「National Forum on Libraries & Teens」、子どもへの図書館サービスの将来に関するレポート(ドラフト版)を公表

米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、博物館・図書館サービス機構(IMLS)より助成を受けて実施している「National Forum on Libraries & Teens」プロジェクトのレポート“The Future of Library Services for and with Young Adults - A Call to Action”のドラフト版を公表しています。またこのドラフト版についてのパブリックコメントを、11月1日まで募集しています。

レポートの“II. OUTCOME: A PARADIGM SHIFT FOR LIBRARIES AND TEEN SERVICES”では、リテラシー(literacy)の定義は拡張し、もはや機械的プロセスではなく、意味の構築と理解されるとされ、この定義の変化が、図書館のサービスや図書館員の業務の性格に影響を与えている、との趣旨の指摘がされています。

なお、このリポートは、2014年1月6日に最終版がオンラインに公開される予定とのことです。

Project Report
http://www.ala.org/yaforum/project-report
※ドラフト版、今後のスケジュール掲載

ドラフト版(pdf, 36ページ)

米国学校図書館協会(AASL)、学校図書館に関する全米教育統計センター(NCES)の統計についてのサマリーを公開

 2013年10月8日、米国学校図書館協会(AASL)が全米教育統計センター(National Center for Education Statistics:NCES)の統計"Schools and Staffing Survey 2011-2012"のうち、学校図書館(School Library Media Centers)に関する部分についてのサマリーを公開しています。

"Schools and Staffing Survey 2011-2012"は、5つのレポートから構成されており、"NCES 2013‐315"のレポートが公立の小中学校の学校図書館を対象としています。AASLのサマリーによれば、
・米国の85,500校の伝統的な公立学校のうち79,000校に図書館がある。
・4,500校のチャータースクールのうち2,200校に図書館がある。
・伝統的な公立学校の図書館の67%に、フルタイム、有給、政府公認の職員がいる。
・図書館は平均9,340ドルを情報資源に費やしており、そのうち6,010ドルは図書購入費である。
・1週間で100名が図書館に訪れ、生徒100名につき平均100冊が貸し出されている。
とのことです。

"Schools and Staffing Survey"のレポート全体は、NCESのウェブサイトで公開されているとのことです。

シカゴ公共図書館、紙資料を対象としたPDAのパイロット事業を実施

シカゴ公共図書館が、紙資料を対象としたPDA(Patron Driven Acquisition)の大規模なパイロット事業を実施するようです。2013年10月15日、Ingram社が、同社がこの事業を担う企業としてシカゴ公共図書館より選定されたことをアナウンスしています。

Ingram社のアナウンスによると、シカゴ公共図書館は、イリノイ州立図書館より2年間にわたるPDA事業の資金として30万ドルの助成を得ているようです。またアナウンスでは、この事業にあたりIngram社が、既に小説、ノンフィクション等のリストを作成し、その書誌データをシカゴ公共図書館のOPACに追加していること、今後、各資料が利用者からリクエストされると、それがトリガーとなり、Ingram社は同館より発注を受けるという流れになること、最終的にシカゴ公共図書館は約13,000タイトルの資料をPDAを通じて所有する見込みであることが示されています。

The Chicago Public Library Puts Title Selection in the Hands of Patrons with Help from Ingram Content Group (Ingram, 2013/10/15付け)

Rap Genius、ラップの歌詞に使われている単語の使用頻度をグラフにするRap Statsを公表

ラップ等の歌詞やその脚注のデータベース等を作成しているRap Geniusが、ラップの歌詞に使われている単語の使用頻度をグラフにするツール、Rap Statsを公表しました。Rap Statsでは1988年以降の50,000曲以上のラップの歌詞で使われている単語を検索し、グラフ作成ができます。検索語をカンマで区切ることによって複数の語を同時に検索することも可能とのことです。

Rap Stats: Breaking Down The Words in Rap Lyrics Over Time (Rap Genius)
http://news.rapgenius.com/Sameoldshawn-rap-stats-breaking-down-the-words-in-rap-lyrics-over-time-lyrics

Rap Stats
http://rapgenius.com/rapstats

2013年のオープンアクセスウィークは10月21日~27日

2013年10月21日から27日にかけて、「オープンアクセスウィーク(Open Access Week)」として、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントが予定されています。オープンアクセスウィークは2007年に開始され、今年で7回目となります。今年のテーマは"REDEFINING IMPACT"(インパクトを再定義する)です。デジタルリポジトリ連合(DRF)のウェブサイトには特設ページが用意され、OAWのロゴやポスターなどのグッズ、国内で開催されるイベントがまとめられています。

OAWeek_2013(DRF wiki)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?oaw2013

Open Access Week
http://openaccessweek.org/

学位規則の改正と学位論文のオープンアクセス化―オープンアクセス週間記念イベント企画―(筑波大学附属図書館)
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/OAW/2013/welcome_ja.html

オープンアクセスウィークにおける図書館サイエンスカフェ ジャムセッションの開催について(旭川医科大学図書館)

国連環境計画(UNEP)がその出版物やレポートのデジタル化を開始

2013年10月8日、国連環境計画(UNEP)のDivision of Communication and Public Information (DCPI)が、国連ナイロビ事務局と共同で、UNEPの出版物やレポートなどのデジタル化を開始したそうです。UNEP設立当初の資料は紙ベースのものが多く、そういった資料がデジタル化の対象となっているようです。

デジタル化資料はPDFフォーマットで作成され、UNEPのドキュメントリポジトリに追加される予定とのことです。

UNEP Begins Digitization of its Publications and Official Documents(UNEP 2013/10/8付けの記事)
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2752&ArticleID=9643&l=en

via:
United Nations Environment Program (UNEP) Begins Digitization of its Publications and Official Documents(infoDOCKET 2013/10/11付の記事)

企画展示「宣教医ヘボン‐ローマ字・和英辞書・翻訳聖書のパイオニア‐」開催:横浜開港資料館と明治学院のコラボ企画

2013年10月18日から12月27日にかけて、横浜開港資料館で、企画展示「宣教医ヘボン‐ローマ字・和英辞書・翻訳聖書のパイオニア‐」が開催されます。ヘボンに関する資料を収集してきた横浜開港資料館と、2013年が創立150周年にあたる明治学院(創設者:ヘボン)が、協力して開催するものです。

この企画展示と同時に、明治学院が主催となり、創立150周年記念展示「横浜のヘボン先生と明治学院」も開催されます。また、明治学院は、横浜シティガイド協会の協力を得て、ヘボン先生ゆかりの地をめぐるウォークイベントも開催するとのことです。

「宣教医ヘボン ~ローマ字・和英辞書・翻訳聖書のパイオニア~」展(明治学院創立150周年記念サイト)
http://mg150.jp/event/2013-02-26-6.html

「F-novel」 福井県立図書館が、福井ゆかりの若手男性作家を紹介する企画展を開催

福井県立図書館が、「F-novel~福井ゆかりの若手男性作家たち~」と題し、福井ゆかりの若手男性作家5名を紹介する企画展を開催します。著作や、関係する雑誌・新聞記事、仕事場の写真、サイン色紙などを展示するとのことです。開催期間は、2013年10月25日から12月18日で、期間中の関連行事として、11月24日に作家・森田季節氏の講演会「ライトノベル作家という仕事~福井にいた頃のこと~」も開催される予定です。

なお、F-novelのFは福井を意味するとのことです。

企画展「F-novel~福井ゆかりの若手男性作家たち~」 (福井県立図書館)
http://www.library.pref.fukui.jp/info/kyoudo/H25_F-novel.html

【イベント】国際子ども図書館、講演会「トルコにおける児童書の執筆と出版」(12/7・東京)

国立国会図書館国際子ども図書館が、2013年12月7日、メリケ・ギュンユズ氏による講演会「トルコにおける児童書の執筆と出版」を開催します。

メリケ・ギュンユズ氏は、トルコの児童書・教育関係の出版社で長く編集に携わり、また自身も、子どものための作品を執筆しています。

講演会「トルコにおける児童書の執筆と出版」(国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2013-13.html