アーカイブ - 2013年 10月 11日

表示したウェブサイトの過去へタイムトラベル:MementoのChromeプラグイン“Memento Time Travel”

Mementoから、ウェブブラウザChrome用の拡張機能“Memento Time Travel”が公開されています。Chromeを使って表示したウェブサイトについて、その過去のものを確認することが、簡単に行えるようにするものです。アーカイブデータはInternet ArchiveのWayback Machineなどにより収集されたものです。

Memento extension for Chrome released(Memento News, 2013/10/9付け)
http://www.mementoweb.org/news/node/46

Memento Time Travel
http://mementoweb.org/

Memento extention for chrome(YouTube, 2013/9/9付け)
http://www.youtube.com/watch?v=WtZHKeFwjzk
※デモ動画

参考:
過去のある時点でのウェブサイトを表示できるFireFoxアドオン“MementoFox” Posted 2010年10月7日
http://current.ndl.go.jp/node/16915

CA1733 - 動向レビュー:ウェブアーカイブの課題と海外の取組み / 中島美奈 カレントアウェアネス

3M社、図書館向けの電子書籍サービス"3M Cloud Library"に、電子書籍の購入ができる"Buy and Donate"機能を導入

米3M社が、同社の図書館向け電子書籍サービス"3M Cloud Library"のサイトから、Kobo社のサイトにリンクし、電子書籍を購入できるような"Buy and Donate"機能を新しく設けました。この機能を使って得られた売上の一部は、3M社からサービスを導入した図書館に対して、その図書館が"3M Cloud Library"で電子書籍を追加購入する際の資金として寄付されるとのことです。

3M Cloud Library Introduces "Buy and Donate" Program Supported by Kobo(3M)
http://news.3m.com/press-release/company/3m-cloud-library-introduces-buy-and-donate-program-supported-kobo

国立国会図書館、『調査と情報-Issue Brief-』の第800号を刊行

2013年10月10日、国立国会図書館の調査及び立法考査局が、『調査と情報-Issue Brief-』の第800号を刊行しました。『調査と情報-Issue Brief-』は1986年以来刊行しているモノグラフ・シリーズで、国政課題について最新の情報をもとに簡潔に解説しているものです。

第800号のタイトルは、「福島原発事故に関連した福島県県民健康管理調査-甲状腺検査を中心に-」です。

掲載ページ(2003年1月以降~)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/index.html

書誌データ(国立国会図書館サーチ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000047264-00

Open Libraryで借りられる"100 Great Children's Books"リストに掲載された児童書

2013年10月10日、Internet Archive Blogs において、9月30日にニューヨーク公共図書館(NYPL)が発表した100冊のすばらしい児童書のリスト"100 Great Children's Books"に掲載された児童書のうち、Open Libraryで利用可能なものが紹介されています。Open Libraryのアカウントをもつ利用者は、Open Libraryから1度に5冊まで、最長2週間電子書籍を借りることができるとのことです。

Borrow Top Children’s Books (Internet Archive Blogs 2013/10/10)
http://blog.archive.org/2013/10/10/top-childrens-books/

栃木県立足利図書館、展示「地獄を知ろう!~あの世への誘い」を開催

栃木県立足利図書館が、地獄をテーマとした展示「地獄を知ろう!~あの世への誘い」を開催しています。足利市の郷土史家の企画によるもので、同市内に所蔵されている「地獄変相図」や、「地獄」をテーマにした絵本、書籍、コミックなど、200点が展示されているとのことです。開催期間は、2013年10月1日から23日までです。

展示:地獄をテーマに 寺に残る絵や十王像など200点 県立足利図書館、来月1日から /栃木(毎日jp, 2013/9/26付け)
http://mainichi.jp/feature/news/20130926ddlk09040176000c.html

足利図書館で「地獄展」 栃木(msn, 2013/10/10付け)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131010/tcg13101002050002-n1.htm

Bowker社、米国では自費出版が引き続き増加傾向と発表

Bowker社のISBNデータの分析によると、米国では2012年に自費出版されたタイトル数が39万1千件以上にのぼり、2011年からは59%増加、2007年からは422%も増加しているとのことです。電子書籍の出版も増加しており、2012年の出版物のISBNの4割は自費出版が占めており、2007年から11%増加しているとのことです。

Self-Publishing Movement Continues Strong Growth in U.S., Says Bowker
http://www.bowker.co.uk/en-UK/aboutus/press_room/2013/pr_10092013.shtml

北海道ブックシェアリングがフリーマガジン『ブックシェアリング』を創刊、PDF版をウェブで公開

北海道ブックシェアリングが、「より良い読書環境の創造のために、北海道と東北の読書人をつなぐフリーマガジン」として『ブックシェアリング』を創刊し、創刊号のPDF版をウェブで公開しています。

創刊号では、立命館大学教授の常世田良氏、日本書店商業組合連合会事務局長の石井和之氏へのインタビュー記事のほか、以下の記事が掲載されています。
・コラム:震災と読書空間 「ほんの森」は消えたのか?
・復興の読書空間 うめばたけ こども図書室
・震災 そのとき図書館は① 陸前高田市立図書館
・アイデアストアリポート 第1回 図書館は利用者に敬意を

なお、このフリーマガジンは、札幌市「さぽーとほっと基金・被災地支援」の助成対象事業であり、制作費の一部について助成を受けているとのことです。

情報誌「ブックシェアリング」を公開しています(北海道ブックシェアリング、2013/10/8付け)
http://ameblo.jp/booksharing/entry-11631371458.html

PDF掲載ページ(Yahoo!Japanボックス)
http://yahoo.jp/box/6-WA1p

参考:

図書館の公式ブログで「はてなブログPro」が無料で利用可能に

株式会社はてなが、図書館の広報支援活動を目的とした図書館支援プログラムとして、有料プラン「はてなブログPro」の無期限の無料提供を開始すると発表しました。「はてなブログPro」は、広告が表示されず、独自ドメインの設定も可能なブログサービスとのことです。

図書館支援プログラムへの応募資格は「はてなブログPro」を国立図書館・公立図書館・大学図書館の公式ブログとして活用することとのことです。私立図書館、専門図書館等は含まれず、また、図書館の団体ブログのみを対象とし、担当者個人のブログは支援の対象とはならないとのことです。2013年10月10日から順次受け付けを開始するとのことです。

はてなブログ 図書館支援プログラム
http://hatenablog.com/guide/library

はてなブログPro はてなブログを使いこなそう
http://hatenablog.com/guide/pro

米国の法律図書館等が、引用したウェブ情報を永久保存するサービス「Perma.cc」の開始へ

法律分野の引用したウェブ上のコンテンツを永久保存するサービス「Perma.cc」の開始に向けて、ウェブサイトが立ち上がっています。またLibrary Journal誌やTimes Higher Educationなどが、このサービスに関する記事を掲載しています。

Perma.ccは、ハーバード・ロースクール図書館(Harvard Law School Library)が、他の大学の法律図書館や、Internet Archive、DPLA(米国デジタル公共図書館)などのウェブ情報の保存に取り組む組織とともに開発しているサービスです。

サービスの流れとしては、著者が論文に含むウェブサイトのURLをPerma.ccのサイトに登録すると、その論文を掲載するジャーナルのスタッフが永久保存を“付与”(vest)することで、Perma.ccのシステムにアーカイブされ、将来のアクセスが可能となるというもののようです。

背景としては、特に法律分野のジャーナルで引用されたウェブ上のコンテンツのリンク切れ(link rot)が顕著な状況が指摘されています。調査によると、ハーバード大学の3つの法律ジャーナル12年分に含まれたリンクの70%が切れており、また米国の最高裁判所の判決に含まれたリンクの50%が切れていたとのことです。