アーカイブ - 2013年 1月 4日

英国初の“ブックアート”のための施設?  英ガーディアン紙がLondon Centre for Book Artsを紹介

英国のGuardian紙(オンライン版)に、英国で初となる“ブックアート”の施設、ロンドンブックアートセンター(London Centre for Book Arts: LCBA)を紹介する記事が掲載されています。

記事では、設立者のSimon Goode氏が米国にあるブックアートセンターを訪問し英国で消滅の危機にあるブックアートの技術のための施設を英国に設立する決心をしたこと、米国にはニューヨーク、シカゴ、ミネアポリス等に同様の施設があること、今月にオープンし1年目には2,000人の利用を見込んでいることなどが紹介されています。

LCBAでは、製紙、活版印刷、製本などに要する特殊な機材を揃えており、ブックアート等についてのワークショップを提供するようです。

New chapter opens with Britain's first centre for book arts(2013/1/1)
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2013/jan/01/new-chapter-centre-book-arts

The London Centre for Book Arts(他の紹介記事 2012年10月19日付け)

米国3大学における研究データ管理支援サービスのモデル(記事紹介)

Journal of eScience Librarianship誌に、北米3大学における、図書館等による研究データ管理支援サービスの取組みをまとめた記事"Forging New Service Paths: Institutional Approaches to Providing Research Data Management Services"が掲載されています。

記事は、2012年4月に開催されたシンポジム“4th Annual University of Massachusetts and New England Region e-Science Symposium”の図書館員によるパネルディスカッションの内容をまとめたものです。取り上げられているのは、ウィスコンシン大学、マサチューセッツ大学、タフツ大学であり、これら3校において構築されたサービスの概要等が紹介されています。

Forging New Service Paths: Institutional Approaches to Providing Research Data Management Services(Journal of eScience Librarianship 2013年1月2日付け)

イスラエルの高校生の94%が授業中にソーシャルメディアを利用している?

イスラエルのハイファ大学が、高校生の授業中の携帯電話の利用について調査を実施し、その結果について、プレスリリースを出しています。調査はイスラエルの高校3校の生徒591人、教員144人を対象に行われたものです。

プレスリリースには以下のような結果が紹介されています。

・94%の生徒が、授業中に携帯でソーシャルメディアにアクセスしている。
・95%の生徒が、学習以外の目的で写真等を撮っている。
・91%の生徒が、授業中に音楽を聞いている。

94% of high school students using cellphones in class(2012/12/30付け)
http://newmedia-eng.haifa.ac.il/?p=6319

94% of High School Students Used Phones During Class (newswise 2012/12/26付け)
http://www.newswise.com/articles/94-of-high-school-students-used-phones-during-class

Article: Teens Facebook Their Way Through Class, Study Finds(Live Science 2012/12/28付け)

書籍系SNSのGoodreads、2012年末時点での利用状況をインフォグラフィックで紹介-登録されたレビューの件数は2,000万件以上

書籍系のSNSであるGoodreadsが、2012年末時点での利用統計等のデータをインフォグラフィックで紹介しています。以下のような数値やファクトが示されています。

・Goodreadsの利用者数は1,300万人であり、1年前から倍増している。
・“レビュー”は2,000万件以上書かれており、最も多くのレビューが書かれている書籍「Gone Girl」(Gillian Flynn著)には2万2,383件のレビューが書かれている。
・“引用”は840万件以上登録されており、最も多く引用されているのは「The Fault in Our Stars」(John Green著)である。

Goodreads 2012 By the Numbers: An Infographic(Goodreads Blog 2012/12/27)
http://www.goodreads.com/blog/show/404-goodreads-2012-by-the-numbers-an-infographic

図書館のウェブサイトの利用、13%は携帯端末から(米国)

米国の調査機関Pew Research Centerが、2012年12月31日付けで、携帯端末からの図書館サービスの利用についての調査結果を公表しています。調査対象は16歳以上の米国人2,252人となっています。

これによると、13%が携帯端末から図書館ウェブサイトにアクセスしており、この値は、2009年にワシントン大学の研究者が行った調査の結果から倍増しているとのことです。

なお、同調査では利用経験や利用頻度等についても尋ねており、39%の米国人が図書館のウェブサイトを利用したことがあり、そのうち64%(全体の25%)は過去1年以内に利用している、等の結果が示されています。

Mobile Connections to Libraries (2012/12/31付け)
http://libraries.pewinternet.org/2012/12/31/mobile-connections-to-libraries/

『情報管理』、「ビッグデータの潮流とデータエコシステム」を掲載- ビッグデータの有用性を動画を交えて解説(記事紹介)

「情報管理」の2013年1月号(vol.55, no.10)において、東京大学生産技術研究所の喜連川優氏による「ビッグデータの潮流とデータエコシステム」と題する論文が掲載されています。論文は、ビッグデータの本質について考察しつつ、特にITメディアを取り上げて、ビッグデータの有用性について動画を用いて具体的に紹介する内容となっています。

動画には、「震災時におけるTwitter上での情報伝播の可視化」、「Twitter とブログに記された震災時の人々の行為・感情の分析」、「災害時における人々の行動・興味に関する時系列推移の3次元可視化・探索」が紹介されています。動画は、いずれもHTML版で見れるようになっています。

喜連川優「ビッグデータの潮流とデータエコシステム」(情報管理 2013/1/1付け)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/55/10/55_705/_article/-char/ja/

南カリフォルニア大学のビジネススクールが、図書館情報学分野の経営学修士のコースを開設へ

南カリフォルニア大学のビジネススクールであるマーシャル・スクール・オブ・ビジネスが、図書館情報学分野の経営学修士号(MMLIS)を取得できるオンラインコースを、5月に開設するとのことです。

このコースは、同ビジネススクールが、南カリフォルニア大学図書館と共同して提供するものです。米国の主要なビジネススクールで図書館経営学のコースを開設するのは初のようです。

USC News in library science(2013/1/3)
https://news.usc.edu/#!/article/45393/usc-marshall-to-offer-new-online-masters-in-library-science/

2013年から著作がパブリック・ドメインとなった人々

「青空文庫」のサイトで、没後50年を経過し2013年1月1日から著作権切れとなった作品として、室生犀星、柳田国男、吉川英治など、12人の著作が1月1日付けで公開されています。

またパブリック・ドメインに関する活動などを行っている欧州の組織COMMUNIAのサイト“Public Domain Day”では、没後70年を経過し2013年1月1日から著作がパブリックドメインとなった人物として、同サイトでは、ルーシー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)、シュテファン・ツヴァイク(Stefan Zweig)、ブルーノ・シュルツ(Bruno Schulz)、アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)などが紹介されています。

Public Domain Day To celebrate the role of the public domain in our societies
http://www.publicdomainday.org/

春を待つ冬芽(青空文庫 そらもよう 2013/1/1付け記事)
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html

参考;

ニューヨーク公共図書館に、故人から1,000万ドルの寄附

2011年2月に88歳で亡くなったMary McConnell Bailey氏から、ニューヨーク公共図書館とセントラルパークにそれぞれ1,000万ドル、合計2,000万ドルの巨額の寄付が送られていたことが報じられています。彼女は、第二次世界大戦時で夫を亡くし未亡人となった人で、再婚はせず、ニューヨークで慎ましやかに暮らしていたとのことです。寄附を受けたニューヨーク公共図書館でも、生前、彼女がどの程度の寄付を行うか把握していなかったとのことです。

Life of golden silence
Shocking $20M gift(New York Post 2013/1/1付け)
http://www.nypost.com/p/news/local/manhattan/life_of_golden_silence_H1onlfmDEkFn3zpzdN26zH

After Modest Life, Huge Gift to 2 Charities
(New York Times 2013/1/1付け)

Late heiress leaves $20m to NY library, park (Wall Street Jounarl 2013/1/1付け)

レファレンス協同データベース、登録データ総数10万件突破

国立国会図書館のレファレンス協同データベース事の登録件数が、2012年12月に10万件を突破しました。

なお、5万件を突破したのは2010年3月でした。

データ総数10万件を突破しました!(レファレンス協同データベース事業 お知らせ 2013/1/4付け)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/index.html

2013年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

当サイト「カレントアウェアネス・ポータル」は2013年1月4日より、更新を再開いたします。本年もよりいっそうのコンテンツ の充実に努めてまいりますので、引き続きご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。