米調査機関Pew Research Centerが、Pew Internet & American Life Projectの新しい調査として、デジタル時代における図書館サービスに関する調査を公表しています。調査は2012年10月15日から11月10日にかけて英語とスペイン語で行われ、米国人2,252人からの回答をまとめたものとのことです。
また、オンラインでの質問回答サービス(ask a librarianなど)については、37%が良く使うと回答し、また36%がまあまあ良く使うと回答していること、またテクノロジーに触れる機会を提供するサービス(techonology "petting zoo")は35%が良く使うと回答し、34%がまあまあ良く使うと回答していることが、明らかになったようです。
このほか、最近利用した図書館サービスについてもデータ等も紹介されています。
Library Services in the Digital Age (Pew 2013/1/22)
米国のジェラルド・R・フォード大統領図書館で、大統領図書館では初となる「ウィキペディアン・イン・レジデンス(Wikipedian in Residence)」が採用されたそうです。このたびインターンシップとしてフォード大統領図書館に所属し、同館に関するウィキペディアの記述を充実させていくことになったのは、ミシガン大学の修士課程の大学院生であるMichael Bareraさんです。フォード大統領図書館はミシガン大学の北部キャンパスの中に位置しており、同大学は米国の大学で初めてウィキペディアンの学生たちのクラブが誕生したところです。Bareraさんはそのクラブのメンバーでもあるということです。