Ex Libris社のディスカバリサービスPrimoに“altmetrics”を表示する無料の拡張機能が登場しました。この機能は、Altmetric.comのサービスを利用してPrimoの検索結果にTwitterやブログ、Mendeleyなどにおけるインパクトを表示するというもので、同社のコミュニティサイト“EL Commons”で公開されています。
2012年12月10日、英国公認会計士協会(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy:CIPFA)が、2011-2012年の公共図書館統計を発表しました。
英国では近年、政府の緊縮財政による公共図書館の閉鎖が問題となっていますが、この統計によると、この1年間で図書館(library service point)の数が201減少したということが分かりました。2010-2011年においては減少数は146で、減少率が上昇しています。(なお、library service pointについては、“any library, static or mobile, through which the public library authority provides or directly manages a service to the general public”と説明されています。)
米国のオバマ大統領は,就任翌日の2009年1月21日,“透明性と開かれた政府”に関する覚書に署名した。国民の政府への信頼を取り戻すべく,政府の透明性,国民の参加,協同を原則とする開かれた政府を確立することを約束したものである。大統領は政府支出のデータを公開するUSASpending.govやRecovery.gov,政府機関のデータ公開ポータルサイトData.govを整え,積極的な情報公開を推し進めた。そのオバマ氏が大統領選で再選を果たした直後の2012年11月14日,米国議会図書館議会調査局(CRS)が,政府の透明性に関するレポート“Government Transparency and Secrecy: An Examination of Meaning and Its Use in the Executive Branch”を公表した。これは,政府の透明性という全体像をとらえ難い情報政策の領域について,定義や重要な関連法規を整理し,政策の発展の経緯と現在の到達点を確認するものである。...