アーカイブ - 2012年

1月 13日

国立国会図書館(NDL)、JAPAN/MARC MARC21フォーマットのマニュアルを公開

国立国会図書館(NDL)は、2012年1月からJAPAN/MARCに採用している書誌データフォーマットMARC21に関するマニュアルを公開しました。

JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル単行・逐次刊行資料編(PDF)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/pdf/JAPANMARC_MARC21manual_MS.pdf

JAPAN/MARC MARC21フォーマットマニュアル典拠編(PDF)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/pdf/JAPANMARC_MARC21manual_A.pdf

サマセットカウンティでの図書館閉鎖計画が撤回される(英国)

英国のサマセットカウンティでの公共図書館サービスの閉鎖計画に対しては、2011年11月に高等法院が違法との判断を示していましたが、それを受け、同カウンティでの閉鎖計画は撤回されたとのことです。自動貸出機の導入で経費削減を図るなどにより、閉鎖が予定されていた館も開館が継続されるとのことです。ただし、図書館サービスのあり方については、他の行政サービスと同様に今後引き続きレビューされるとのことです。

Proposed Somerset library cuts cancelled(BBC 2012/1/11付けの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-somerset-16517911

参考:
E1249 - 英国の自治体での公共図書館閉鎖の適法性についての司法審査
http://current.ndl.go.jp/e1249

文献管理ツールMendeleyの機関向けプラン“Mendeley Institutional Edition”が登場

2012年1月12日、無料の文献管理ツール“Mendeley”を提供しているMendeley社が、英国の学術雑誌代理店大手のSwets社と提携して、その機関向けプランである“Mendeley Institutional Edition”をリリースしたと発表しました。Mendeley Institutional Editionでは、雑誌タイトルリストをアップロードする機能、リンクリゾルバとの連携機能、教員が学生に教材(course packs)を提供する機能、構成員のプロフィールや活動状況を閲覧する機能、構成員の業績を一覧できるページを作成する機能、それぞれの雑誌が何人に利用されているかを表示する機能、機関内で行われている研究の傾向を調べる機能等の諸機能が提供されるとのことです。現在、無料デモの申し込みが受け付けらているようです。

Mendeley Institutional Edition (Swets)
http://www.swets.com/mendeley

Mendeley Institutional Editionの機能一覧 (Swets)
http://www.swets.com/mendeley-institutional-edition-features

1月 12日

「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」の報告案が公開

2011年12月21日に開催された、電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議(第14回)の会議資料として、「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議報告(案)」 が公開されています。(1) デジタル・ネットワーク社会における図書館と公共サービスの在り方に関する事項、(2) 出版物の権利処理の円滑化に関する事項、(3) 出版者への権利付与に関する事項、の各検討事項について、2010年12月から行われてきた検討が取りまとめられたものです。

電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議報告(案)概要
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/denshishoseki/14/pdf/shiryo_1.pdf

電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議報告(案)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/denshishoseki/14/pdf/shiryo_2.pdf

電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議(第14回)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/denshishoseki/14/index.html

電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議

国立国語研究所が震災被災地の医療従事者等への支援のため『東北方言オノマトペ用例集』を作成中 試作版の一部を公開

2012年1月12日、国立国語研究所が、東北方言の方言集・方言辞典からオノマトペ(擬音語・擬態語)の語形や用例を集めて編集した冊子『東北方言オノマトペ用例集』の試作第2版の紹介とその一部について、ウェブサイトで公開したようです。この冊子は、「東北地方の被災地で活動される医療機関の方々が地元の方言を理解するときの手助けになるようなものがほしい」という弘前学院大学文学部今村かほる准教授の呼びかけに応えて、同研究所のプロジェクト非常勤研究員である竹田晃子氏が作成したものとのことです。現在、2012年3月末の完成版の作成を目指し、内容の増補改訂を続けているとのことで、ウェブサイトでは試作第2版の一部が公開されています。

東北方言オノマトペ用例集
http://www.ninjal.ac.jp/pages/onomatopoeia.html

国立国語研究所 (2012/1/12付けの新着ニュースに上記へのリンクがあります。)
http://www.ninjal.ac.jp/

カーネギー美術館の19世紀後半-20世紀前半の記録がデジタル化され公開

米国のカーネギー美術館の19世紀後半-20世紀前半の記録がデジタル化され公開されています。スミソニアン協会のArchives of American Artが行っていた、同館の記録の整理作業が完了したのに合わせて、その一部が公開されているということのようです。展覧会に際してのアーティストやギャラリーとのやりとりの手紙等が含まれているようです。

Archives of American Art Announces the Opening of Carnegie Institute, Museum of Art Exhibition Records for Research(スミソニアン協会 2011/12/29付けの記事)
http://newsdesk.si.edu/releases/archives-american-art-announces-opening-carnegie-institute-museum-art-exhibition-records-re

Digitizing the Museum’s History(カーネギー美術館 2011/12/29付けの記事)
http://web.cmoa.org/?p=4456

旭川医科大学図書館、利用者に闘病記コーナーの詳細な分類を呼びかけ

旭川医科大学図書館が、闘病記コーナーの図書を読んで、分類作業・レビュー執筆を手伝ってくれる利用者を募集しているようです。闘病記はタイトルや目次から内容が推測しにくいため、内容を読み、患者の年代や背景などの観点から分類することで、使いやすい闘病記コーナーにできるとされています。分類・レビューは小冊子などの形にまとめられ公表される予定とのことです。

闘病記を読んで分類を手伝ってください!(旭川医科大学図書館 2012/1/12付け情報)
http://acesv.asahikawa-med.ac.jp/info/news-2011-028.html

参考:
闘病記ライブラリー(日本)
http://current.ndl.go.jp/node/4129

国際ISBN機関、米国の書籍産業研究グループ(BISG)の電子書籍へのISBN付与方針を歓迎

国際ISBN機関(International ISBN Agency)が、2012年1月10日付けで、2011年12月に電子書籍へのISBN付与の方針についての文書を公表した米国の書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)の取組みを歓迎するという内容の文書を公表しています。文書の中では、異なる種類のDRM(デジタル著作権管理)が設定された場合は別々のISBN付与が必要である、等の例も紹介されています。

International ISBN welcomes BISG policy statement(国際ISBN機関 2012/1/10付けの情報)
http://www.isbn-international.org/news/view/42

The International ISBN Agency welcomes BISG Policy Statement: Best Practices for Identifying Digital Products(国際ISBN機関 2012/1/10付けのプレスリリース)
http://www.isbn-international.org/pages/media/IIA%20comment%20on%20BISG%20Policy%20statement%20FINAL.pdf

英国研究図書館コンソーシアム等、オープンアクセスが研究者や大学、社会に与える影響について解説したレポートを公開

2012年1月11日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、オープンアクセスが研究者や大学、社会に対して与える影響について解説したレポート“Open Access: Impact for Researchers, Universities and Society”を公開したようです。執筆者は、オープンアクセスの推進者として著名なAlma Swan氏のようです。

Open Access: Impact for Researchers, Universities and Society (PDF)
http://www.rluk.ac.uk/files/OA%20Impact%20briefing.pdf

RLUK/SCONUL briefing on the impact of Open Access (RLUKのウェブサイト)
http://www.rluk.ac.uk/content/rluksconul-briefing-impact-open-access

Open access: impact for researchers, universities and society (SCONUL 2012/1/11付けの記事)

1月 11日

【イベント】国際子ども図書館で講演会「谷川俊太郎さんに聞く―詩は絵本、絵本は詩―」を開催(2/18)

国立国会図書館の国際子ども図書館では、2012年2月14日から、展示会「日本の子どもの文学―国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」の中で、詩人谷川俊太郎氏の作品と業績を紹介するコーナーを設けます(2012年8月19日まで)。それにあわせ、2月18日に、谷川俊太郎氏をお招きし、展示会監修者の宮川健郎氏を聞き手として講演会を開催します。

講演会「谷川俊太郎さんに聞く―詩は絵本、絵本は詩―」(国際子ども図書館 2012/1/11付けのお知らせ)
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2012-02.html

米国国立公文書館(NARA)、家系調査の方法を解説した動画をYouTubeに公開

2012年1月4日、米国国立公文書館(NARA)が、家系や系図の調査方法について解説する“Know Your Records”プログラムのワークショップ動画をYouTubeに公開したようです。公開された動画は5本で、センサスや移民記録、兵役の記録等、系図調査において重要なポイントを取り上げているとのことです。

NARAのYouTube公式ページ
http://www.youtube.com/user/usnationalarchives

"Know Your Records" videos now available on National Archives YouTube Channel (NARA 2012/1/4付けの記事)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2012/nr12-47.html

「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」報告会の録画映像が公開

第3回「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」報告会の録画映像が、同データベースのウェブサイトで公開されているようです(視聴には申込が必要)。また、同サイトでは、2012年1月31日までの期間で、同データベースについてのアンケートも実施されています。

先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/

『学校図書館活用データベース』報告会(東京学芸大学 2012/1/5付けのニュース)
http://www.u-gakugei.ac.jp/news/2012/01/post-111.html

参考:
「授業に役立つ学校図書館活用データベース」のサイトがリニューアル
http://current.ndl.go.jp/node/19701

スペインの公共図書館の閉館等の情報を表したGoogleマップ

スペインの公共図書館の予算削減による、閉館や人員整理、開館時間の短縮等をGoogleマップ上に表した「図書館員削減マップ」(Mapa de recortes bibliotecarios)が、No al préstamo de pago en bibliotecasというウェブサイトに掲載されています。なお、No al préstamo de pago en bibliotecasは、公共図書館における貸出有料に反対を唱える団体のウェブサイトのようです。

Mapa de recortes bibliotecarios (No al préstamo de pago en bibliotecas 2012/1/8付けの記事)
http://noalprestamodepago.org/2012/01/08/mapa-de-recortes-bibliotecarios/

Mapa de recortes bibliotecarios (Archiveros, Bibliotecarios y Documentalistas de Madrid 2012/1/9付けの記事)
http://coabdm.wordpress.com/2012/01/09/mapa-de-recortes-bibliotecarios/

デジタル化した昔の地図を現代の地図に重ねてデジタル地図として活用する取組み(米国)

米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)のブログの2012年1月10日付けの記事で、デジタル化した昔の地図を現代のデジタル地図に重ね、デジタル地図として活用するという同館での取組みが紹介されています。形を変える(warping)、不要部分を除く(cropping)、重ね合わせる(tracing)という3段階についてのガイドも作成されているようです。記事では、古い地図がデジタル対応となることで、昔の写真や新聞などと組み合わせたサービスが可能になるのではないか、としています。

Unbinding the Atlas: Working with Digital Maps(NYPLのブログ 2012/1/10付けの記事)
http://www.nypl.org/blog/2012/01/10/unbinding-atlas-working-digital-maps

国立公文書館、デジタルアーカイブに関するアンケートを実施中

国立公文書館が、同館の提供する「国立公文書館デジタルアーカイブ」に関するアンケートを実施しています。回答期間は2012年1月10日から2月29日までとなっているようです。

「国立公文書館デジタルアーカイブ」に関するアンケート (国立公文書館デジタルアーカイブ)
https://www.digital.archives.go.jp/2011_da_enquete.html

国立公文書館 (「公文書館ニュース」に上記へのリンクがあります。)
http://www.archives.go.jp/

フィンランド教育文化省が2010年に発表した公共図書館サービス向上に関する勧告書の英語版が公開

フィンランドの教育文化省は、2010年に公表した同国の公共図書館のサービス向上に関する勧告をまとめたレポートの英語版を、2011年11月28日に公開しました。レポートはフィンランドの図書館及び情報サービスの進展状況を踏まえた上で、自治体の図書館サービスに対するコミットメント、図書館サービスとその利用、人的資源、コレクション、そして図書館設備の5つの観点から勧告が示されているようです。また報告書の最後に、フィンランドの図書館の概況や、特に公共図書館が置かれている現状等について解説した附録が掲載されているようです。

Quality recommendation for public libraries (フィンランド教育文化省のウェブサイト。英語版のレポートをダウンロードできます。)
http://www.okm.fi/OPM/Julkaisut/2010/Yleisten_kirjastojen_laatusuositus.html?lang=en

Quality recommendation for public libraries (Libraries.fi 2012/1/10付けの記事)

延滞の罰金の代わりに缶詰を 米国ペンシルバニア州の公共図書館で延滞者に呼び掛け

米国のペンシルバニア州のMemorial Library of Nazareth and Vicinityで、2012年1月9日から14日まで“Food for Fines Week”が実施されているようです。これは、通常同館では図書の延滞者に対して1ドルの罰金が科せられるところを、代わりに缶詰等の食品を納めることで免除するというもののようです。納められた食品はナザレ地区フードバンクに送られるようです。図書館側は、特にピーナッツバター、肉や魚の缶詰等を求めているようです。

Food for Fines Week (PDF)
http://www.nazarethlibrary.org/events/2012FoodForFines.pdf

Library has a fine idea (Morning Call 2012/1/10付けの記事)
http://www.mcall.com/news/local/burbs/mc-food-for-fines-burbs-20120110,0,7358491.column

Memorial Library of Nazareth and Vicinity
http://www.nazarethlibrary.org/

参考:
図書館で借りた本の延滞料金、「物納」でも払えます(米国)

1月 10日

Project MUSEが電子ジャーナルと電子書籍の両方に対応する新サイトを公開

2012年1月3日、人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEが、電子ジャーナルと電子書籍の両方に対応する新サイトを正式公開したようです。現在のところ、約70の大学出版局等からの12,000点以上の学術書と500点以上のジャーナルタイトルを利用できるようです。

Project MUSE
http://muse.jhu.edu./

New Project MUSE Web Interface is Live (Project MUSE 2012/1/3付けの記事)
http://tools.muse.jhu.edu/cgi-bin/announcements.cgi#20120103160518

英国の大学が過去6年間に図書延滞料で得た総額が5,000万ポンドを超すことが明らかに

2004-2005年度からの6年間に、英国の大学が図書貸出延滞の罰金で学生等から徴収した総額が5,000万ポンドを超えていることが明らかになったと、2012年1月7日付けの英国各紙が伝えています。これは、英国出版社協会(PA)が同国の全大学へ情報公開請求を行ない、回答のあった101の大学の結果に基づくもののようです。延滞料徴収金額の最も高い大学は、リーズ大学の180万ポンド、次いでマンチェスター大学の130万ポンドで、調査の結果最も少なかったのはインペリアル・カレッジ・ロンドンの約2万6,000ポンドだったようです。また行方不明の図書の冊数は、全体で30万冊を超えているようです。

Universities raise £50m in library fines (Telegraph 2012/1/7付けの記事)
http://www.telegraph.co.uk/education/educationnews/8999494/Universities-raise-50m-in-library-fines.html

Universities collected £50m in library fines, figures show (Guardian 2012/1/7付けの記事)

明治大学生田図書館、同館職員有志によるトイカメラ写真展「トイカメノトイカケ」開催へ

明治大学生田図書館が、同館の職員有志の撮影による写真展「トイカメノトイカケ」を開催するようです。これは、トイカメラとよばれる、歪みやぼけが生じることのある比較的安価なカメラで撮影した写真展のようです。会期は2012年1月13日から1月26日までとのことです。

トイカメノトイカケ (明治大学図書館 2012/1/10付けの記事)
http://www.lib-ref.jp/meiji/opennews/NewsViewAction.do?id=NS00000738

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