アーカイブ - 2012年 7月

7月 30日

「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト」に関する規程が公表

2012年7月29日、日本アーカイブズ学会が、日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程を公表しました。4月に開催された同学会総会で承認されたものに表現・字句の修正を行なったものということです。規程の細則については9月の公表が予定されています。

日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程(PDF:8ページ)
http://www.jsas.info/modules/20120421/20120421archivist.pdf

日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程について(日本アーカイブズ学会 2012/7/29付けニュース)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=107

文部科学省、「東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組についての検証結果のまとめ(第二次報告書)」を公表

2012年7月27日、文部科学省が、「東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組についての検証結果のまとめ(第二次報告書)」を公表しました。

第二次報告書では、SPEEDIの計算結果の活用・公表、環境放射線モニタリング情報の収集・分析・公表、学校の校舎・校庭等の利用に係る取組、学校給食の安全・安心の確保に向けた取組、そして学校が避難所となった際の対応の在り方、以上のテーマについて深堀りして検証しています。また、第一次報告書に記載された文部科学省の緊急時対応体制や各分野における課題・教訓について、今後の取り組みをまとめているとのことです。

東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組についての検証結果のまとめ(第二次報告書)について (文部科学省 2012/7/27付けの記事)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1323699.htm

7月 27日

図書館のテーブルを図書館カードでデコレーション(米国)

米国マサチューセッツ州のチェムスフォード公共図書館(Chelmsford Public Library)のトミーさんが、周辺地域の図書館の図書館カードを集め、同館のテーブルをデコレーションしたそうです。

図書館情報資源振興財団(CLIR)が報告書“Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries”を公表

米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)が、2012年7月付けで、“Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries”と題したレポートを公表しました。HathiTrustのような大規模電子図書館を支えるシステムの中核となる要素について調査し、まとめたものです。

Core Infrastructure Considerations for Large Digital Libraries(PDF:24ページ)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub153/pub153.pdf

産官学の共同で推進される「オープンデータ流通推進コンソーシアム」が設立

2012年7月27日、産官学の共同で推進される「オープンデータ流通推進コンソーシアム」の設立が発表されました。会長は小宮山宏・三菱総合研究所理事長が務め、事務局業務は同研究所が行います。

同コンソーシアムの主要課題として、標準API等の利用技術の共通化、データガバナンス等の利用ルールの共通化、オープンデータの新たな利活用イメージの提供が挙げられており、活動内容は以下のようになっています。

(1)オープンデータ推進に向けた課題解決に関する研究活動
・オープンデータ推進に必要な技術標準、およびライセンスのあり方等の検討
(2)オープンデータ推進の普及・啓発活動
・オープンデータ推進に関する情報発信、情報共有
・オープンデータ推進による、新たなサービス等の検討

8月から活動を開始し、2013年3月以降に年次報告会を開催する予定です。近く会員募集を開始するとのことです。

「オープンデータ流通推進コンソーシアム」を設立(三菱総合研究所 2012/7/27付けニュースリリース)
http://www.mri.co.jp/NEWS/press/2012/2040014_2212.html

「オープンデータ流通推進コンソーシアム」の設立(総務省 2012/7/27付け発表)

EU Screenプロジェクト、欧州における音声・映像遺産へのオンラインアクセスの現状をまとめたレポート(第2弾)を公表

欧州のテレビ放送アーカイブプロジェクト“EU Screen”が、2012年7月22日付けで、“Online Access to Audiovisual Heritage Status Report”と題したレポートの第2弾を公表しました。2011年4月に公開した第1弾に続くもので、欧州における音声・映像遺産へのオンラインアクセスに関する現状をまとめたものです。レポートは3章構成となっており、音声・映像資料の利用状況、「文化的コモンズ」、これらの資料に関して欧州で行われている研究、等が扱われているようです。EU Screenは2009年10月に開始された3か年のプロジェクトです。

D7.6.2 Online Access to Audiovisual Heritage Status Report(PDF:47ページ)
http://pro.europeana.eu/documents/864473/82a7fb98-6be2-4572-b211-e1656837f6f1

EUscreen Publishes its Second Online Access to Audiovisual Heritage Status Report(EUscreen 2012/7/24)
http://blog.euscreen.eu/?p=3235

地下鉄ホームの自動貸出機設置から1年 その成果は?(スペイン)

2011年7月にスペイン・マドリードの地下鉄のホームに設置された初の自動貸出機“Libroexpress”が稼働から1年を迎え、その成果がマドリード州当局から公表されています。それによると、1年間で3,500人以上が利用し、10,000点近い貸出があったとのことです。また、2012年7月からインターネットを通じて、貸出延長や資料の検索等が可能になったとのことです。

Libroexpress
http://www.madrid.org/cs/Satellite?c=CM_InfPractica_FA&cid=1142641137069&idTema=1142598539301&language=es&pagename=ComunidadMadrid%2FEstructura&perfil=1273044216036&pid=1273078188154

Nueva forma de prestar libros: Libroexpress (Cronica Norte 2012/7/26付けの記事)
http://www.cronicanorte.es/nueva-forma-de-prestar-libros-libroexpress/23958

文部科学省、「学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について」を公表

文部科学省が、2012年7月26日に「学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について」を公表しました。科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会が2011年4月以降行ってきた検討を2012年7月付けで取りまとめたものです。文書では以下の4点について約20ページでまとめられており、用語解説、参考資料、基礎資料が続いています。

・科学研究費補助金研究成果公開促進費(学術定期刊行物)の改善について
・科研費等競争的資金による研究成果のオープンアクセス化への対応
・機関リポジトリの活用による情報発信機能の強化について
・学術情報の流通・発信力強化に関わる事業実施機関(NII、JST、NDL、JSPS)の連携・協力等の取組強化について

学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について(概要)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/attach/1323861.htm

学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について(その1)(PDF:55ページ)

全米人文科学基金、「米国デジタル公共図書館(DPLA)」設立支援に100万ドルの助成を発表

2012年7月26日に、全米人文科学基金(NEH)は、「米国デジタル公共図書館(DPLA)」の設立を支援するため、100万ドルの助成を行うと発表しました。

National Endowment for the Humanities announces award to build “library of the future” (National Endowment for the Humanities 2012/7/26付けの記事)
http://www.neh.gov/news/press-release/2012-07-26-0

7月 26日

紀元前から続くシワ・オアシスの文化遺産保存プロジェクトが開始(エジプト)

2012年7月18日にエジプトのアレクサンドリア図書館は、同館とも深い関わりのある、カイロの文化・自然遺産ドキュメンテーションセンター(CULTNAT)が、同国のシワ・オアシスの有形・無形文化遺産の収集保存プロジェクトを開始すると発表しました。同日付けのアレクサンドリア図書館の記事によると、プロジェクトは今後5年間、オアシスの習俗や伝統、工芸品、音楽、詩などについて、地元関係局の協力を得ながら進められるとのことです。なお、シワ・オアシスは、エジプトの西方の砂漠に紀元前から続くオアシス都市のようです。

CULTNAT Launches a Siwan Heritage Documentation Project (Bibliotheca Alexandrina 2012/7/18付けの記事)
http://www.bibalex.org/news/newsdetails_en.aspx?id=3544

英リーズ大学図書館、OPACでのブックリスト共有機能を追加

2012年7月25日に、英国リーズ大学図書館が、同館のOPAC上で作成できる利用者自身のブックリストに公開機能を追加したとのことです。これまでブックリストは作成者のみが閲覧可能でしたが、これにより他の利用者とブックリストを共有することができるとのことです。また、付与されたタグをクリックすることで、同じタグが付与されている別のリストを表示させることができるようです。

Recent lists (同館作成のリスト)
http://prism.talis.com/leeds/lists/all

Sharing your book lists on the library catalogue (Leeds Reads 2012/7/25付けの記事)
http://leedsreads.net/2012/07/25/sharing-your-book-lists-on-the-library-catalogue/

【イベント】「学認CAMP 2012-学認システム最前線 簡単と安心と安全-」(9/12・香川)

2012年9月12日に、国立情報学研究所の主催で、「学認CAMP 2012 - 学認システム最前線 簡単と安心と安全 -」が香川大学で開催されます。申込不要となっています。なお、9月13日及び14日には、同会場で「第7回情報系センター研究交流・連絡会議」「第16回学術情報処理研究集会」が開催されるとのことです。

「学認CAMP 2012」開催のお知らせ (学認 2012/7/18付けの記事)
http://www.gakunin.jp/docs/news/fed/Camp2012

第7回国立大学法人情報系センター研究交流・連絡会議/第16回学術情報処理研究集会
http://www.kagawa-u.ac.jp/itc/ipc2012/

次世代図書館システム等の仕様書を公開するWikiサイト“LibTechRFP”

次世代図書館システム等のシステムに関する仕様書を掲載したWikiサイト“LibTechRFP”が公開されています。英国のKen Chad Consulting社が開設したものです。掲載されている文書にはクリエイティブコモンズライセンスが適用されており、その範囲内で自由な再利用・編集が認められています。

LibTechRFP
https://libtechrfp.wikispaces.com/

Unified library resource management specification(LibTechRFP)
https://libtechrfp.wikispaces.com/Unified+library+resource+management+specification

英国図書館、オリンピックの歴史を記念切手・記念品を通じて紹介する展示会開催

英国図書館(BL)は国際オリンピック委員会とともに、ロンドン五輪の開催に合わせ、近代五輪大会以降今大会までに発行された郵便切手や記念品約2500点の展示会を開催するとのことです。開催期間は7月25日から9月9日までとなっています。

今回展示されるコレクションはの多くは、個人の収集家から提供されたものであり、一人一人がオリンピックのストーリーの収集保管(curating)にどのように関わることができるのかを示すものとなっているとのことです。

Ref.
Olympex 2012: Collecting the Olympic Games(British Library ウェブサイト)
http://www.bl.uk/olympex2012

ジュンク堂トークセッション「国境を越えた知の流通 過去・現在・未来―海外の日本図書館から考える」(動画紹介)

2012年7月14日にジュンク堂書店池袋本店で開催されたジュンク堂トークセッション『和田敦彦氏×江上敏哲氏「国境を越えた知の流通 過去・現在・未来―海外の日本図書館から考える」』の動画が公開されています。『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』を出版した国際日本文化研究センターの江上敏哲氏と、『書物の日米関係』『越境する書物―変容する読書環境のなかで』などで知られる早稲田大学教授・図書館副館長の和田敦彦氏の対談です。

和田敦彦×江上敏哲 国境を越えた知の流通(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=tMO5j3RgewA

国境を越えた知の流通 過去・現在・未来 和田敦彦×江上敏哲(ジュンク堂書店Podcast)
http://junkudo.seesaa.net/article/282992542.html

「国境を越えた知の流通 過去・現在・未来:海外の日本図書館から考える」和田敦彦×江上敏哲トークセッション(『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』 (江上敏哲著 笠間書院)刊行記念)(かたつむりは電子図書館の夢をみるか 2012/7/15付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20120715/1342367501

参考:

JUSTICE、セミナー発表資料「大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)の1年-課題と展望-」を公開

大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)が、株式会社サンメディアが2012年6~7月に開催した「学術情報ソリューションセミナー」での講演資料「大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)の1年-課題と展望-」を公開しました。スライドの14~18枚目で2011年度の活動報告が、19枚目で会員制組織への移行など2012年度の主な活動予定が紹介されています。

大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)の1年-課題と展望-(PDF:13ページ)
http://www.nii.ac.jp/content/justice/documents/201206_Sunmedia_seminar-justice.pdf

学術情報ソリューションセミナー今年も開催!(SUNMEDIA 2012/5/22付け情報)
http://www.sunmedia.co.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=169

サンメディア「第8回学術情報ソリューションセミナー」講演資料を掲載しました(JUSTICE)
http://www.nii.ac.jp/content/justice/news/2012/0726142712.php

参考:
E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来

書店の減少は電子書籍の成長にはつながらない?Simba Information調査

Simba Informationより"Trends in Trade Book Retailing"の第4版が公表されたとのプレスリリースが出ています。

プレスリリースによると、調査により、多くの消費者は紙の書籍を買い続けており、電子書籍の発見は紙の書籍と強い相関性があること、消費者が利用できる小売販売のチャネルが多いほど消費者は購入者・読者になる傾向があること、そして、書店がショールームとしてオンラインの販売チャネルを支援していることなどがデータとして確認されているようです。

プレスリリースでは、2011年において、書店の現象は必ずしも電子書籍の成長という結果につながってはいないとの結果であり、一般の常識に反するものではないかと、コメントが紹介されています。

Serials Solutions、SummonでのLibriVoxの提供について合意

パブリックドメインにある本をボランティアベースでオーディオブックにしPodcastで配信するプロジェクト“LibriVox”のコレクションが、Serials SolutionsのSummonより検索可能となるようです。LibriVoxでは現在5500タイトルほどがオーディオブックとなっており、英語のほか、中国語、フランス語、ドイツ語など英語以外のものも800タイトルほど含まれています。この4月には、利用が1億ダウンロードを超えたとのアナウンスも出されています。

Ref.
LibriVox Audiobooks Collection to be Indexed in the Summon® Service (Serials Solutions 2012/7/17付けプレスリリース)

LibrVoxウェブサイト
http://librivox.org/

参考:
LibriVox創設者へのインタビュー Posted 2007年1月4日
http://current.ndl.go.jp/node/5172

今年も千代田図書館に「調べ物戦隊 レファレンジャー」あらわる

東京都千代田区の千代田区立図書館の夏休み企画「調べ物戦隊レファレンジャー」が、今年も実施されています。乳幼児~中学生までの子どもとその保護者を対象に、レファレンジャーが読書相談とレファレンスサービスを提供しています。

Ref.
夏休みの自由研究 図書館が味方、司書ら無料で補助(msn産経ニュース2012/7/25)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000524-san-soci

夏休み企画「調べ物戦隊 レファレンジャー」のお知らせ(千代田区立図書館)
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/guidance/referenger12.html

E1319 - 続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介>

E1319 - 続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介>

Library Hi Tech誌の30巻2号に,米国ニュージャージー州のライダー大学の図書館員であるホフマン氏とヤン氏による論文““Discovering” what's changed: a revisit of the OPACs of 260 academic libraries”が掲載された。この論文は,2人が2011年に同誌で発表した“Next generation or current generation?: A study of the OPACs of 260 academic libraries in the USA and Canada”(E1209参照)の続編に当たるものである。...

ページ