アーカイブ - 2012年 7月 3日

インプレスR&D、2011年度の日本の電子書籍市場は629億円で、2016年度には2,000億円になると予測

株式会社インプレスR&Dが『電子書籍ビジネス調査報告書2012』の発行を発表しました。同社のインターネットメディア総合研究所が、関係者へのヒアリングやユーザへのアンケートを通じて日本における電子書籍の動向を調査し、電子書籍に関する市場規模の推計等を行なったものです。その調査結果の一部が公表されています。それによると、日本の2011年度の電子書籍市場規模は629億円で、2016年には2011年度比約3.1倍の2,000億円程度と予測されるということです。

――電子書籍ビジネス調査報告書2012発行―― 2011年度の新プラットフォーム向け電子書籍市場規模は112億円 前年度比363%増 ~電子書籍市場全体は629億円、2016年度に2,000億円規模へ成長と予測~(インプレスR&D 2012/7/3付けプレスリリース)
http://www.impressrd.jp/news/120703/ebook2012

【予約受付中】電子書籍ビジネス調査報告書2012
http://r.impressrd.jp/iil/ebook2012

参考:
CA1773 - 動向レビュー:日本の公共図書館の電子書籍サービス-日米比較を通した検証- / 森山光良
http://current.ndl.go.jp/ca1773

Twitter社、各国政府からのユーザ情報開示請求などをまとめた透明性レポートを公表

2012年7月3日、Twitter社が“Twitter Transparency Report”というレポートを公開しました。これは、各国政府によるユーザ情報の開示やコンテンツの非表示化へのリクエスト、著作権保有者からのコンテンツ削除要請、そしてそれらに対して同社が取った行動に関する統計をまとめたものです。Google社が2012年5月に同様のレポートを公開しました。

今回は2012年1月から6月までの情報が公開されています。例えば、各国政府によるユーザ情報の開示請求については合計849件のリクエストがあり、多い順に、米国が679件、日本が98件、カナダおよび英国が11件でした。日本政府に対しては20%の請求に情報を公開したということです。

今後も半年ごとにレポートを公表していく予定としています。

Twitter Transparency Report
https://support.twitter.com/articles/20170002#

#transparency: 情報の透明性(Twitterブログ 2012/7/3付け記事)
http://blog.jp.twitter.com/2012/07/transparency.html

【イベント】オープンデータのライセンス:ODbLの背景と内容(7/29・東京)

2012年7月29日午後に東京都の国際大学GLOCOMにおいて「オープンデータのライセンス:ODbLの背景と内容」という勉強会が開催されます。国際大学GLOCOMオープンガバメント研究会と、オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン(OSMFJ)による共催です。当日はUSTREAM中継が予定されており、Twitterのハッシュタグは#odbljとのことです。

オープンストリートマップ(OSM)は、自由に利用・編集機能できる世界地図を作る共同作業プロジェクトで、OSMFJは日本のOSM活動を支援する団体です。英国のオープンストリートマップ財団(OSMF)とも連携しています。OSMでは、そのデータに使用するライセンスを、クリエイティブコモンズの“CC BY-SA 2.0”から、Open Knowledge Foundationが策定した“Open Database License(ODbL) 1.0”へと切り替えるそうで、日本語情報の少ないODbLライセンスに関する勉強会を開くことになったということです。

オープンデータのライセンス:ODbLの背景と内容 - 勉強会開催のお知らせ(The OpenStreetMap Foundation Japan)
http://www.osmf.jp/news/odbl_study

続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック(文献紹介)

“Library Hi Tech”誌の30巻2号に、米国ニュージャージー州のライダー大学の図書館員であるヤン(Yang)氏とホフマン(Hoffmann)氏による論文““Discovering” what's changed: a revisit of the OPACs of 260 academic libraries”が掲載されています。同論文は、この2人が2011年に発表した“Next generation or current generation?: A study of the OPACs of 260 academic libraries in the USA and Canada”の続編に当たるものです。

2009年9月~2010年7月に実施した前回調査で対象となった米国およびカナダの260の大学図書館のその後を追ったもので、2011年10月・11月時点でのOPACやディスカバリサービスの状況を再度調査しています。調査結果として、ディスカバリサービスの導入状況は16%から29%へと約2倍に増加し、図書館システムのOPACでファセットブラウジング機能を持つものは2%から4%へと増加していた等と紹介されています。

2012年上半期にアクセスの多かったカレントアウェアネス・ポータルの記事

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス』『カレントアウェアネス-E』「カレントアウェアネス-R」の記事のうち、2012年1月1日から6月30日までの期間でアクセスの多かった記事トップ10をご紹介します。(※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。)

●カレントアウェアネス

  1. CA1683 - 光/磁気ディスク、フラッシュメモリの劣化と寿命 / 大島茂樹【1,998】
  2. CA1762 - 国立国会図書館サーチとディスカバリインタフェース / 原田隆史【1,835】
  3. CA1756 - 大学図書館とライティング教育支援 / 赤井規晃【1,642】
  4. CA1748 - 動向レビュー:デジタル教科書をめぐって / 澤田大祐【1,473】

マップとタイムラインを使って解釈を示す 米バージニア大図書館がOmekaプラグインソフト“Neatline”を発表

2012年7月2日、人文・社会科学のイノベーションのための活動を行っている、米国バージニア大学図書館のScholars' Labが、“Neatline”というOmekaのプラグインソフトを発表しました。

“Neatline”は、文書資料や博物館資料等のコレクションを使って、インタラクティブなマップとタイムラインに、それら資料に関する解釈や説明を付けることができる「時空間展示ビルダー」とのことです。

具体的には、例えば、20世紀の文学批評については、従来、イェール学派やロシア・フォルマリズム等のように、大学や都市、国ごとにその集団を捉える向きがあるが、“Netline”を使うことで、文学批評家の所属する集団がそれぞれどのようなつながりを持ち、それが実際の批評活動とどの程度オーバーラップするのか等を示すことができると“Neatline”は説明しています。ウェブサイトには、そのほか、いくつかの実例が公開されています。

Neatline
http://neatline.org/

Announcing Neatline! (Scholars' Lab 2012/7/2付けの記事)
http://www.scholarslab.org/announcements/announcing-neatline/

参考:

奈良県立図書情報館のイベント仕掛け人乾聰一郎氏のインタビュー(記事紹介)

働き方をテーマとしたウェブサイト「いかしごと」で、奈良県立図書情報館の乾聰一郎氏のインタビューが掲載されています。乾氏は、同館の様々なイベントに取り組んでいる方です。

求める人たちのことばかり考えて仕事をするのは、おかしいと思う。
奈良県立図書情報館 乾聰一郎インタビュー:前編 (いかしごとのウェブサイト)
http://ikashigoto.com/?p=18

自分にあった仕事なんてありえない。
奈良県立図書情報館 乾聰一郎 インタビュー:後編(いかしごとのウェブサイト)
http://ikashigoto.com/?p=184

『昨年夏の節電のための外出先 商業施設に続いたのは「図書館」』、パルシステム調査

パルシステム生活協同組合連合会が2012年6月5日~6月11日の7日間に実施した「主婦の節電と暑さ対策に関する調査」(携帯電話によるインターネットリサーチ)の結果が公表されています(20歳~59歳の既婚女性1,000名の有効サンプルの集計)。

これによると、昨年夏に節電対策として「極力外出する」と回答した134人のうち、図書館を利用した人は33.6%で、商業施設(「ショッピングセンター/ショッピングモール」82.8%、「スーパー」76.1%、「デパート」42.5%)に続く比率だったとのことです。

Ref.
主婦の節電と暑さ対策に関する調査(パルシステム生活協同組合連合会 2012/6/26付け公表)
http://www.pal.or.jp/group/research/2012/120626/index.html

英語教育協議会、英語教育ポータルサイト「えいごネット」を公開

2012年7月2日に、文部科学省の協力の下、一般財団法人英語教育協議会が、英語教育ポータルサイト「えいごネット」を開設しました。

このポータルサイトは、英語教育の一層の充実を目指す教員のために、英語を使う機会の拡充や生徒の英語学習のモチベーションの向上、ALT・ICTの効果的な活用、英語教員の英語力・指導力の強化等について情報提供を行うために開設されたものです。

えいごネット
http://www.eigo-net.jp/

英語教育ポータルサイト『えいごネット』の開設について (文部科学省 2012/7/2付けの記事)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/07/1323119.htm

龍谷大学図書館、スマートフォン用蔵書検索システム公開

2012年7月2日に、龍谷大学図書館がスマートフォン用の蔵書検索システムを公開しました。なお、動作検証をしたのはIOSとアンドロイドとのことです。

スマートフォン専用の蔵書検索システム
http://rwave.lib.ryukoku.ac.jp/smartphone/cgi-bin/opac_search.cgi

スマートフォン用のR-WAVE(蔵書検索)公開のお知らせ (龍谷大学図書館 2012/7/2付けの記事)
http://rwave.lib.ryukoku.ac.jp/hp/news/detail.php?id=4066

ブッシュ大統領図書館・博物館、ウェブサイト開設

テキサス州ダラスの南メソジスト大学において2013年3月に開館を予定しているブッシュ大統領図書館・美術館(George W. Bush Presidential Library and Museum)が、新しいウェブサイトを公開しています。

Ref.
George W. Bush Presidential Library and Museum(website)
http://www.georgewbushlibrary.smu.edu/

ウェブサイト開設について (2012/6/28)
http://www.georgewbushlibrary.smu.edu/en/News-and-Events/News/Website.aspx