アーカイブ - 2012年 7月 23日

世界第2位の規模を誇る米シカゴ歴史博物館のファッションコレクションがデジタル化、約1,400枚の高精細写真が公開

米国のシカゴ歴史博物館が1,382枚の高精細ファッション写真を掲載したオンラインデジタルコレクションを公開しました。正式公開日は2012年7月10日とのことです。このデジタルコレクションには、約400点の衣装、アクセサリー、スケッチの写真が収録されており、衣装をCTスキャンで撮影した動画も閲覧できるということです。森英恵のイブニングドレスも含まれていました。同館は18世紀半ばから現代にわたる5万点以上の衣装などを所蔵しており、メトロポリタン美術館の衣装研究所に次いで世界で2番目に規模の大きなファッションコレクションとなっているそうです。

Costume and Textile Collection
http://digitalcollection.chicagohistory.org/cdm/landingpage/collection/p16029coll3

Digital Collections of the Chicago History Museum
http://digitalcollection.chicagohistory.org/cdm/

1,000人のインターネットユーザに聞いた「ビッグデータ」―米Pew Research Centerが調査レポートを公表

2012年7月20日に米国のPew Research Centerが“Big Data: Experts say new forms of information analysis will help people be more nimble and adaptive, but worry over humans' capacity to understand and use these new tools well”と題した調査レポートを公表しました。この調査は、電子メールやTwitter、Facebook等で招待した1,021人のインターネットユーザを対象としたもので、サンプリング調査ではないということです。

Big Data(PDF:41ページ)
http://pewinternet.org/~/media//Files/Reports/2012/PIP_Future_of_Internet_2012_Big_Data.pdf

インディアナ大学、教育映画約200本をデジタル化し、公開

米国のインディアナ大学図書館が、同大学が1940年代から80年第にかけて制作した教育映画約200本をデジタル化し、公開しています。これらの映画は、16ミリフィルムで制作されたものであり、劣化が危惧されていたものです。トピックは、微生物学、映画製作、開拓者の生活など、米国の生活を知る上で役に立つものとなっているようです。

Ref.
Historic educational films available through digital streaming
http://homepages.indiana.edu/web/page/normal/22831.html

Nature Publishing Groupの公開するRDFの数が2億7千万件を突破

2012年7月20日にNature Publishing Group(NPG)が発表したところによると、NPGが4月に開始したLinked Data Platform上で公開中のRDFの数が2億7千万件を突破しました。NPG刊行ジャーナルのメタデータや引用情報、オントロジーなどが含まれているそうです。

NPG expands Linked Data Platform to over a quarter billion triples(NPG 2012/7/20付けプレスリリース)
http://www.nature.com/press_releases/ldp.html

NPG Linked Data Platform
http://data.nature.com

bX Hot Articles、いま注目されている論文(7月版)

Ex Libris社が始めているサービス“bX Hot Articles”の今月分が公表されています。

Dewan, Pauline Are books becoming extinct in academic libraries? New Library World; 2012; vol 113; iss 1/2

Barnes, Susan B A privacy paradox: Social networking in the United States First Monday; 2006; vol 11; iss 9

Ashcroft, Linda Ebooks in libraries: an overview of the current situation Library Management; 2011; vol 32; iss 6/7

van Zyl, Anria The impact of Social Networking 2.0 on organisations The Electronic Library; 2009; vol 27; iss 6

米国公共図書館協会、オン・デマンド・ウェビナーを公開

米国公共図書館協会(PLA)が、オン・デマンド・ウェビナーを約20本公開しています。現在公開されているテーマは、リーダーシップ、アドヴォカシー、マーケティング、蔵書構築、読書案内など広範囲なテーマをカバーしており、一部無料のものも含まれています。

Ref.
On-Demand Webinars from PLA let you learn when you want, where you want(ALA 2012/7/20付け プレスリリース)
http://www.ala.org/news/pr?id=11021

On-Demand Webinars(リスト付き)
http://www.ala.org/pla/onlinelearning/webinars/ondemand

Android用「インドアGoogleマップ」に米国の公共図書館2館が参加

ALA TechSourceが2012年7月18日付けで“Mapping Your Library”という記事を掲載し、6月に開催された米国図書館協会(ALA)年次大会における「地図」サービスの展示2件について紹介しています。

それによると、Android端末で施設内地図が見られるサービス「インドアGoogleマップ」にポートランド公共図書館が参加したそうです。Library Journal誌のレポートでは、ヒンガム公共図書館も参加し、そのほかに100を超える図書館が準備中とされています。

また、資料の配置場所を地図上で示すことができるStackMap社のサービスも紹介されています。こちらは現在、トロント大学、スタンフォード大学、テキサス大学アーリントン校などで利用されているそうです。

Google Debuts New Service for Libraries at ALA Conference | ALA Annual 2012(Library Journal 2012/6/24付け記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/06/shows-events/ala/google-debuts-new-service-for-libraries-at-ala-conference-ala-annual-2012/

Journal of Heredity誌、論文中で使用されたデータの公開を求める“Joint Data Archiving Policy”を採用へ

米国遺伝学協会(American Genetic Association)が刊行している“Journal of Heredity”が2013年1月から“Joint Data Archiving Policy”というポリシーを採用すると発表しました。同ポリシーは、ジャーナルが掲載した論文のなかで使用されているデータの公開(1年以内のエンバーゴ期間設定が認められており、機微情報については対象外と判断されることもある)を著者に対して求めるものです。現在Nature誌をはじめとする数十のジャーナルが採用しているようです。

国立公文書館、2012年度における被災公文書等修復支援事業を開始

2012年7月18日、国立公文書館は、岩手、宮城、福島県下の各市町村を対象に、復興庁から被災公文書等修復支援事業費補助金を受け、2012年(平成24年)度における被災公文書等修復支援事業を開始しました。

事業内容は、地方自治体による被災公文書等の修復事業の実施支援のため、同館職員を自治体に派遣し、公文書等の修復作業を通じた研修、講師派遣を行うというものです。すでに、7月17日から岩手県大船渡市で事業が開始されており、9月3日から宮城県石巻市と女川町での実施が予定されています。

平成24年度における被災公文書等修復支援事業の開始について (国立公文書館 2012/7/18付けの記事)
http://www.archives.go.jp/top/120718_01.html

大船渡市における被災公文書等の修復支援事業の開始について (国立公文書館 2012/7/18付けの記事)
http://www.archives.go.jp/top/120718_02.html

西日本自然史系博物館ネットワーク、会員館が実施した東日本大震災被災資料レスキュー情報のまとめ記事を公開

2012年7月22日に、西日本自然史系博物館ネットワークが、「震災に関連した各博物館の報告、展示など」と題する記事を掲載しています。この記事では、東日本大震災で被災した博物館に対する、同ネットワーク会員博物館が実施したレスキュー活動の情報を掲載しています。今後も情報を追加していく予定とのことです。

震災に関連した各博物館の報告、展示など (西日本自然史系博物館ネットワーク 2012/7/22付けの記事)
http://www.naturemuseum.net/blog/2012/07/post_36.html

【イベント】「武雄市樋渡市長に聞く! 図書館運営CCC (TSUTAYA) 委託の意図とは」(7/23・ニコニコ生放送)

2012年7月23日の14時30分から、ニコニコ生放送で「武雄市樋渡市長に聞く! 図書館運営CCC (TSUTAYA) 委託の意図とは」という番組が放送されます(開場は14時20分)。内容は、武雄市図書館の問題から図書館の今後を考えるシンポジウムの模様を放送するもので、樋渡啓祐武雄市長、根本祐二東洋大学教授ほか、コーディネータとして松原聡東洋大学教授が出演します。なお、番組の視聴に際してはログインが必要となっています。

武雄市樋渡市長に聞く! 図書館運営CCC (TSUTAYA) 委託の意図とは (デジタルアーカイブ研究所・研究会「図書館の今後を考える」 ニコニコ生放送)
http://live.nicovideo.jp/gate/lv100876286

武雄市樋渡市長に聞く! 図書館運営CCC (TSUTAYA) 委託の意図とは (武雄市長物語 2012/7/20付けの記事)
http://hiwa1118.exblog.jp/16422020/

参考:
佐賀県武雄市図書館の指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を指定する議案が可決
http://current.ndl.go.jp/node/21397

佐賀県武雄市図書館に指定管理者制度を導入する条例改正案が可決