英国のJISCが、2012年7月1日付けで作成された“A Technical Review of Open Access Repository Registries: OpenDOAR and ROAR”というレポートを公表しました。世界中のオープンアクセスリポジトリを登録したレジストリとして代表的なOpenDOARおよびROARについて、その機能や利点・欠点などの技術的な側面を、成長率、ソフトウェア、API、データの質という4つの観点から調査した結果をまとめたものです。また、それぞれの開発チームや、各レジストリのAPI利用者に対するインタビューも行われています。
米国国立医学図書館(NLM)のキュレーターであり歴史学者でもあるMichael Sappol氏の著書“Hidden Treasure: The National Library of Medicine”(2012年3月刊行)が、NLMのサイトにおいて無料で公開されています。この書籍は、世界最大の医学図書館であるNLMの創立175周年を記念して、所蔵する貴重な資料を紹介したものであり、Sappol氏がおよそ100人のNLM内外の協力者とともに2年かけて編纂したものとのことです。
2012年6月28日に,英国図書館(BL)と英国のJISCが,博士課程学生の情報探索行動や研究行動について調査したレポート“Researchers of Tomorrow”を公開した。この調査は2009年から3か年かけて実施されたもので(E994,E1190参照),今回のレポートはその最終報告書にあたる。...
Online Education Databaseが、“25 Libraries That Changed the World”という記事を公開しています。記事は、世界を変えた図書館25館を紹介するもので、紀元前7世紀アッシリアのアッシュールバニパル王の図書館、アレクサンドリア図書館、トルコのペルガモン図書館等の古代の図書館のほかに、フランス国立図書館や米国議会図書館、Internet Archive等が取り上げられています。