アーカイブ - 2012年 6月 6日

米国情報標準化機構(NISO)、SERU(Shared E-Resource Understanding)改訂版を公開

2012年6月4日、米国情報標準化機構(NISO)がSERU(Shared E-Resource Understanding)の改訂版(2012年5月付け)を公開しました。SERUは、図書館-出版社間における電子ジャーナルの利用条件についての共通理解文書で、図書館が電子ジャーナルを契約する際の労力を軽減させることを目的として2008年に策定されたものです。今回の改定版では電子書籍のような電子ジャーナル以外の電子リソースへの対応が行なわれているそうです。

SERU: A Shared Electronic Resource Understanding(PDF:11ページ)
http://www.niso.org/publications/rp/RP-7-2012_SERU.pdf

NISO Publishes Updated Recommended Practice on SERU: A Shared Electronic Resource Understanding(NISO 2012/6/4付けニュース)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=922f576ca5099b17ad8438a7bf8e0858f36430f3

米国図書館協会(ALA)、2010-2011年の年報を公開

米国図書館協会(ALA)が、2010-2011年の年次報告書を公開しました。その期間の主な出来事として、“Frontline Fundraising”、“Our Authors, Our Advocates”、ビデオコンテスト“Why I Need My Library”などの活動のほか、東日本大震災の復興支援が挙げられています。

2010-2011 ALA Annual Report(ALA)
http://www.ala.org/aboutala/governance/annualreport/annualreport11

2010-11 American Library Association Annual Report underscores successes, concerns for libraries(ALA 2012/6/5付けニュース)
http://www.ala.org/news/pr?id=10698

ドイツ国立図書館(DNB)が各1000万件の典拠データ及び書誌データの一括ダウンロードファイルを公開

ドイツ国立図書館(DNB)が、9,493,987件の典拠データ“Gemeinsame Normdatei”(GND)及び、10,965,130件の書誌レコードを、それぞれ一括ダウンロードファイルとして公開しました。各レコードはRDF/Turtle形式で記述されており、クリエイティブコモンズのCC0(パブリックドメイン)ライセンスが適用されています。

DNB - Linked Data Service(最下部にダウンロード先へのリンクあり)
http://www.dnb.de/EN/Service/DigitaleDienste/LinkedData/linkeddata_node.html

Dokumentation des Linked Data Services der DNB
https://wiki.d-nb.de/display/LDS/Dokumentation+des+Linked+Data+Services+der+DNB;jsessionid=71EC878BDB4DB9D1B7E6BFDB55CA9B44.prod-worker6

Gemeinsame Normdatei(GND)
http://thedatahub.org/dataset/dnb-gemeinsame-normdatei

EBSCO社のディスカバリサービス“EBSCO Discovery Service”がAPIをリリース

2012年6月5日、米国のEBSCO社が、同社のディスカバリサービス“EBSCO Discovery Service”のAPIをリリースしました。APIの呼び出しはSOAP及びRESTに対応しており、XMLやJSON形式でメタデータや書影等の様々なデータを取得することができます。

New EBSCO Discovery Service API Makes It Easier for Libraries to Create a Custom Discovery Solution(EBSCO 2012/6/5付けニュース)
http://www2.ebsco.com/EN-US/NEWSCENTER/Pages/ViewArticle.aspx?QSID=571

API | EBSCO Discovery Service
http://www.ebscohost.com/discovery/api

CiNii Booksに書影表示やソーシャルメディア連携機能等が追加

2012年6月6日に、国立情報学研究所(NII)の“CiNii Books”と“CiNii Articles”に以下の機能が追加されました。

(1)CiNii Booksにおける表紙イメージ表示機能(現在は試行的にGoogle Booksを利用)
(2)CiNii Books及びCiNii Articlesにおけるソーシャルメディア連携機能(Facebook、Twitter)
(3)CiNii Booksから文献管理ツール“Mendeley”への書き出し機能(CiNii Articlesでは2012年4月に対応済)
(4)ブラウザの検索窓からのCiNii Books「図書・雑誌検索」においてタイトル完全一致検索も追加可能に
(5)CiNii Booksにおいて検索演算子「&」「|」「(」「)」は全角も使用可能に

本の表紙イメージ表示機能(CiNii Books)、ソーシャルメディア連携機能等の追加について(CiNii 2012/6/6付けお知らせ)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index_2012.html#20120606

例)CiNii 図書 - ウェブらしさを考える本 : つながり社会のゆくえ
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB08796640

参考:

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、図書館の持つ価値に関する白書を刊行

2012年6月5日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Connect, Collaborate, and Communicate: A Report from the Value of Academic Libraries Summits”と題した白書を刊行しました。この白書は、2010年にACRLが刊行した“The Value of Academic Libraries: A Comprehensive Research Review and Report”に対する応答として、2011年11月29日から12月1日にかけてACRL等が開催した、2つの全米規模の会議の内容とともに、図書館や図書館員への提言等がまとめられています。

Connect, Collaborate, and Communicate: A Report from the Value of Academic Libraries Summits (PDF)
http://www.ala.org/acrl/files/issues/value/val_summit.pdf

Value of Academic Libraries Summit White Paper (ACRL 2012/6/5付けの記事)

世界の怖すぎる児童書の挿絵10点(記事紹介)

2012年6月2日付けのFlavorwireに“10 of the Most Terrifying Children’s Books From Around the World”という記事が掲載されています。記事では、ハインリヒ・ホフマンの“Struwwelpeter”(『もじゃもじゃペーター』)や、マザーグースに登場する“Who Killed Cock Robin”を扱った1865年の“Death and Burial of Poor Cock Robin”等、世界中の恐ろしい児童書の挿絵10点を紹介しています。日本の児童書の挿絵として、1972年に石原豪人が描いた女郎ぐもや、谷内六郎による『魔の地中城』(1948年)の一こまが紹介されています。なお、『魔の地中城』については国立国会図書館デジタル化資料でインターネット公開されています。

10 of the Most Terrifying Children’s Books From Around the World (Flavorwire 2012/6/2付けの記事)
http://www.flavorwire.com/295700/10-of-the-most-terrifying-childrens-books-from-around-the-world?all=1

国立国会図書館デジタル化資料 魔の地中城

文部科学省、「大学改革実行プラン」を公表

2012年6月5日に、文部科学省が「大学改革実行プラン」を公表しました。

文部科学省の説明によると、このプランは、日本が直面する課題や将来想定される状況をもとに、目指すべき社会、求められる人材像・目指すべき新しい大学像を念頭におきながら大学改革の方向性をとりまとめたものとのことです。文部科学省は、この「大学改革実行プラン」により、大学の持っている本来の役割を社会全体に認めてもらえるよう、精力的に大学改革に取り組んでいくとしています。

大学改革実行プラン1(PDF)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/06/__icsFiles/afieldfile/2012/06/05/1312798_01_3.pdf

国立公文書館、岩手県大船渡市の被災公文書等修復支援事業への支援を発表

2012年6月5日に、国立公文書館が、岩手県大船渡市による被災公文書等の修復事業を支援するため、同館職員を派遣し研修事業を行うと発表しました。この事業は、現地に置いて被災公文書等の修復にあたる人材を育成し、市が修復作業を早急に進める環境を整備することを目的として行われるものです。実施期間は7月17日から9月14日までです。これに併せ、同館では現地で修復支援事業に従事する非常勤職員を募集しています。

大船渡市における被災公文書等修復支援事業の実施について (国立公文書館 2012/6/5付けの記事)
http://www.archives.go.jp/top/120606_01.html