アーカイブ - 2012年 6月 13日

【イベント】第26回デジタルアーカイブサロン「図書館総合展の歴史と今後の方向性 図書情報管理の未来と課題」(6/15・東京)

2012年6月15日に、東京都の株式会社ラティオインターナショナルで、アート・ドキュメンテーション学会の第26回デジタルアーカイブサロンが開催されます。テーマは「図書館総合展の歴史と今後の方向性 図書情報管理の未来と課題」、講演者は千葉大学アカデミックセンター特任研究員の吉岡利之氏です。図書館総合展創設当時の話や、現在図書館業界のどういったことが課題でホットな話題なのかなどが紹介されるそうです。

第26回デジタルアーカイブサロン(JADS:アート・ドキュメンテーション学会 BLOG 2012/6/13付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/JADS/20120613/1339572113

【イベント】シンポジウム「デザインコレクションとデジタル・アーカイブ」(6/28・東京)

2012年6月28日に、武蔵野美術大学造形研究センター及び同大学美術館・図書館が、シンポジウム「デザインコレクションとデジタル・アーカイブ」を開催します。

シンポジウムのプログラムは以下のとおりです。

基調発表1 吉見俊哉「知識循環型社会におけるメディア文化資源の保存・活用:デジタルアーカイブを支えるMALUI連携」
基調発表2 寺山祐策「造形研究センターにおける統合データベース、デジタル・アーカイブ構築の試み」
パネル・ディスカッション パネリスト:吉見俊哉、柏木博、寺山祐策
会場からの質疑応答

なお、会場は同大学の美術館ホールで、参加申込は不要、参加無料となっています。

デザインコレクションとデジタル・アーカイブ (PDF)
http://www.musabi.ac.jp/library/lib/20120628.pdf

武蔵野美術大学 美術館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/

20世紀イタリア建築及び音楽に関するアーカイブポータルがそれぞれ公開へ

イタリアの図書館のデジタル化資料等を提供するInternet Culturaleの2012年6月8日及び12日付けの記事によると、イタリアの20世紀建築に関するアーカイブポータル“Portale Archivi degli architetti”が6月14日に、20世紀音楽のアーカイブポータル“Portale Archivi della Musica”が6月18日に、それぞれ公開されるようです。2つのポータルサイトとも、国立アーカイブシステム“Sistema Arhivistico Nacionale”の一部として提供されるものです。

Portale Archivi della Musica
http://www.musica.san.beniculturali.it/web/musica/home

Portale Archivi degli Architetti
http://www.architetti.san.beniculturali.it/

Archivio Sonoro
http://www.archiviosonoro.org/

Presentazione del Portale Archivi della Musica (Internaet Culturale 2012/6/12付けの記事)

フランスでのGoogleブックス訴訟、Googleと出版社・作家団体の和解が成立

2012年6月11日、フランスにおけるGoogleブックス訴訟に関して、Googleがフランスの出版社・作家団体と和解に至ったと発表しました。

Writing a new chapter for French books(European Public Policy Blog 2012/6/11付け記事)
http://googlepolicyeurope.blogspot.jp/2012/06/writing-new-chapter-for-french-books.html

グーグル、電子書籍の販売で仏作家団体と合意(CNET Japan 2012/6/12付け記事)
http://japan.cnet.com/news/business/35018105/

Google Book Search裁判:Google、フランス出版業界との和解が成立(eBook USER 2012/6/12付け記事)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1206/12/news084.html

Google’s Book-Scanning Project Has Deal in France(NYTimes.com 2012/6/11付け記事)

図書館情報学についてTwitter上で熱く語る#irelibchat開催へ(アイルランド)

2012年6月21日午後7時から8時(現地時間)にかけて、アイルランドの図書館関係者によるTwitter上のイベント“#irelibchat”が開催されます。これは、図書館情報学に関する幅広いトピックを参加者が選択し、Twitterを使って議論するというもので、英国における同様の取り組み(#UKLibChat)をアイルランドの図書館界で実施しようというものです。同国の図書館界ではこれが初めての試みで、アイルランドの図書館情報学をテーマとしたコミュニティブログ“libfocus”が主催するとのことです。

Third Thursday #irelibchat? (libfocus 2012/6/12付けの記事)
http://libfocus.blogspot.jp/2012/06/third-thursday-irelibchat.html

生涯投稿料モデルを採用する査読付きOA誌“PeerJ”が正式発表 料金プランは99ドル・199ドル・299ドルの3種類

2012年6月12日、元PLoS ONE出版代表のPeter Binfield氏が立ち上げたオープンアクセス出版社“PeerJ”について正式発表が行われました。論文投稿料を生涯会費制にするというユニークなモデルが注目を集めていたものです。今回の発表によると、同社は、査読付きオープンアクセス誌“PeerJ”とプレプリントサーバ“PeerJ PrePrints”を提供します。PeerJ誌については、2012年夏に投稿の受け付けを開始し、12月に創刊が予定されています。投稿料金プランとしては、生涯「99ドル」「199ドル」「299ドル」の3種類が用意されており(2012年9月まで一部割引中)、PeerJ誌への年間出版可能論文数がそれぞれ1本、2本、無制限と差別化されています。今後数日間にわたり公式ブログで詳しい情報が公開されていくようです。

PeerJ - Pricing
https://peerj.com/pricing/

PeerJ - How it works
http://peerj.com/how-it-works/

New open access publisher introduces innovative business model - Pay once, publish for life(PDF:2ページ)

ビジュアルアーツ領域に最適なリポジトリソフトウェアは何か? 英国KAPTURプロジェクトが評価レポートを公表

英国のJISCによる“JISC Managing Research Data”プログラムの助成を受けたプロジェクト“KAPTUR”が、プロジェクトで使用するリポジトリ用ソフトウェアを評価したレポートを公表しました。同プロジェクトは、英国の“Visual Arts Data Service”等によって実施されているもので、ビジュアルアーツ領域における研究データ管理をテーマとしています。レポートによると、arXiv、Dropbox、Google Drive、Mendeley、Sybase、CUBRID、DataFlow、Drizzle、DSpace、EPrints、Fedora、Figshare、Firebird、InfoSphere、Ingres、Invenio、MS Zentityという17種のソフトウェアの機能を比較し、スコアが上位だったDataFlow、DSpace、EPrints、Fedora、Figshareの5つについて詳しく検討した結果、EPrintsを選択することになったそうです。

Kaptur technical report(PDF:28ページ)
http://www.vads.ac.uk/kaptur/outputs/Kaptur_technical_analysis.pdf

KAPTUR

学術雑誌契約のライセンスにOA条項を含めるドイツの国家的取組

オープンアクセスリポジトリ連合(Confederation of Open Access Repositories:COAR)が、“National Licenses and Open Access in Germany”(2012年5月付け)と題したペーパーを公開しました。これは、ドイツが国家レベルで行っている、学術雑誌契約の際にライセンスの中にオープンアクセス(セルフアーカイビングへの許可)に関する条項を含めるよう出版社と交渉するという取組を紹介するものです。取組の背景や結果なども含めてまとめられています。

National Licenses and Open Access in Germany(PDF:4ページ)
http://www.coar-repositories.org/files/COAR_Licensing_Case_Study_Germany_May2012.pdf

"National Licenses and Open Access in Germany"(Digital Koans 2012/6/11付け記事)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2012/06/11/national-licenses-and-open-access-in-germany/

COAR

米国教育省、大学の授業料等のデータを公開

米国教育省が、大学教育にかかる費用についての透明性を高めることを企図して、College Affordability and Transparency Centerのコンテンツを更新した、とのプレスリリースをだしています。

今回の更新では、授業料の高さ・低さ等によりリストを抽出できるようになっています。

Ref.
Education Department Releases College Cost Data to Empower Families to Make Informed Investments(米国教育省 2012/6/12付け)
http://www.ed.gov/news/press-releases/education-department-releases-college-cost-data-empower-families-make-informed-i

大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究助成プログラム“Digging into Data Challenge”の報告書が公表

米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)が、2012年6月付けで、“One Culture. Computationally Intensive Research in the Humanities and Social Sciences”と題した報告書を公表しました。これは、全米人文科学基金(NEH)等による助成プログラム“Digging into Data Challenge”に関する報告書で、同プログラムに初めて採択されたプロジェクトについて紹介し、今後の研究の方向性などについて議論するという内容のものです。

One Culture. Computationally Intensive Research in the Humanities and Social Sciences(CLIR)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub151

Digging Into Data
http://diggingintodata.org/

Interleaf社、レファレンスサービスの質問回答管理システムInterleaf LQの提供を開始

アイルランドの図書館システムベンダーであるInterleaf社が、レファレンスサービスの質問・回答を管理するシステムの提供を開始しています。郷土史担当部署やレファレンス担当部署での利用を想定しているもののようです。

Ref.
Interleaf LQ application launched(Interleaf社 2012/6/8)
http://www.interleaf.ie/News/Interleaf-LQ-application-launched

アイルランドの公共図書館、3分の1がOverDriveによる電子書籍サービス提供

アイルランドでOverDriveの代理店となっているInterleaf Technology社が、アイルランドの公共図書館の約3分の1に当たる10州の公共図書館が、OverDriveによる電子書籍サービスを開始した、と公表したとのことです。

Ref.
One third of Irish public Libraries use OverDrive ebooks service from Interleaf Technology(2012.6.12付け)
http://www.irishpressreleases.ie/2012/06/12/one-third-of-irish-public-libraries-use-overdrive-ebooks-service-from-interleaf-technology/

オープンソースのリサーチアドミニストレーション用ソフトウェア“Kuali Coeus”のバージョン5.0がリリース

2012年6月1日に、Kuali財団が、オープンソースのリサーチアドミニストレーション用ソフトウェア“Kuali Coeus”のバージョン5.0をリリースしました。リサーチアドミニストレーションとは、大学などにおいて、政府や企業からの外部資金の獲得・管理などを適切にマネジメントし、研究者の研究活動を支援することを指します。日本では文部科学省が「リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備」という取組を行っており、東京大学などが関連部署を設置しています。Kuali Coeusは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のCoeusというシステムをベースに開発が行われています。

Kuali Coeus
http://www.kuali.org/kc

Kuali Coeus 5.0 Released! Download now...
http://www.kuali.org/news/kuali-coeus-50-released-download-now

リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/index.htm

参考:
オープンソースの図書館システム“Kuali OLE”のバージョン0.6がリリース

『大学図書館研究』2012年3月号が小特集「東日本大震災と大学図書館」

国公私立大学図書館協力委員会の刊行する『大学図書館研究』が、94巻(2012年3月号)で小特集「東日本大震災と大学図書館」を組み、以下の4本の記事を掲載しています。

・小陳左和子「そのとき私たちができたこと:東北大学附属図書館が遭遇した東日本大震災」
・中川清和「3.11東日本大震災からの復興―東北学院大学図書館の経験」
・渡邉朋子、船山桂子、大和田康代「東北地方太平洋沖地震における筑波大学附属図書館の被害と復旧活動」
・小泉徹「私立大学図書館協会による東日本大震災への対応と東地区加盟館へのアンケート結果」

大学図書館研究, Vol 94 (2012)
http://www.jcul.jp/ojs/index.php/daitoken/issue/view/7

参考:
文化庁の『月刊文化財』2012年4月号が「東日本大震災から1年を経過して」特集
http://current.ndl.go.jp/node/20529

文部科学省、第2回「アカデミッククラウドに関する検討会」の配布資料を公開

文部科学省が、2012年6月4日に開催した、第2回「アカデミッククラウドに関する検討会」の配布資料を公開しました。第1回の議事概要(案)も含まれています。

アカデミッククラウドに関する検討会(第2回)配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shinkou/027/shiryo/1321880.htm

参考:
文部科学省、第1回「アカデミッククラウドに関する検討会」の配布資料を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20970

文部科学省が「アカデミッククラウドに関する検討会」を開始
http://current.ndl.go.jp/node/20687