アーカイブ - 2012年 3月

3月 26日

『情報管理』誌、28巻(1985年)~33巻(1990年)のバックナンバーを公開

科学技術振興機構(JST)が発行している『情報管理』誌が、28巻(1985年)から33巻(1990年)までのバックナンバーを公開しました。同誌は1958年に創刊され、2006年4月からはオープンアクセス誌になっています。

「情報管理」過去分(28巻から33巻)を公開しました(情報管理Web 2012/3/23付けお知らせ)
http://johokanri.jp/announce/2012/03/007053.html

情報管理
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/johokanri/_vols/-char/ja

参考:
『情報管理』が50周年
http://current.ndl.go.jp/node/7085

国際交流基金、ハーバード大学の「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」に対する助成を決定

ハーバード大学が構築を進めている「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」が、国際交流基金日米センターから、83,000ドルの助成を受けることが決まったそうです。ワークショップやシンポジウムの開催、同アーカイブの一般公開などを目的として使われる予定とされています。

2011年東日本大震災デジタルアーカイブへの助成確定(2012/3/20付け)
http://jdarchive.org/news/2012/03/reischauer-institute-receives-3-11-digital-archive-grant/

2011年東日本大震災デジタルアーカイブ
http://jdarchive.org/

東日本大震災復興関連事業(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/cgp/exchange/fukkou/index.html

参考:
E1258 - 東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウム<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1258

ハーバード大学、「2011東日本大震災デジタルアーカイブ」アルファ版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20391

国立国会図書館とハーバード大学、東日本大震災に関するデジタルアーカイブ共同事業に関する協定を締結

図書室が津波で全壊した宮城県女川町に「女川つながる図書館」が開館

宮城県牡鹿郡女川町の女川生涯教育センターは東日本大震災の津波により建物が全壊し、センター内にあった図書室の資料は全て流出したといいます。その後、日本ユニセフ協会の支援によって、2011年5月11日に「女川ちゃっこい絵本館」がオープンしていました。その女川町で、2012年3月23日に「女川つながる図書館」が開館したそうです。勤労青少年センター内に設置された同館は、午前9時から午後5時まで開館し(月曜は休館日)、全国から寄贈された約2万冊の蔵書を備えており、「絵本の部屋」「読書の部屋」「遊びの部屋」が設けられているようです。また、4月から、近畿大学の寄贈による移動図書館の運用が開始されるそうです。

女川つながる図書館オープンのチラシ(PDF)
http://uchidoku.com/?action=common_download_main&upload_id=1180

女川町つながる図書館オープンしました!(北海道ブックシェアリング 2012/3/23付け記事)
http://ameblo.jp/booksharing/entry-11201349546.html

想いがつながったロゴ(助けあいジャパン)
http://inforanger.tasukeaijapan.jp/report/120323-1/

鹿児島市、「鹿児島市公報デジタルアーカイブ」を公開

2012年3月23日に鹿児島市が「鹿児島市公報デジタルアーカイブ」を公開しました。「鹿児島市公報デジタルアーカイブ」は、昭和24年(1949年)以降の広報紙「かごしま市民のひろば」と、昭和55年(1980年)以降のグラフ誌「市民フォト鹿児島」の電子版(PDF形式)を提供するもののようです。

鹿児島市広報デジタルアーカイブ
http://kagoshima-hiroba.jp/

「鹿児島市広報デジタルアーカイブ」を公開しました (鹿児島市 2012/3/23付けの記事)
http://www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/7siseijouhou/7-4kouhou/_36059/_42532.html

3月 23日

国立国会図書館、英文広報誌“NDL Newsletter”の181号を刊行

国立国会図書館(NDL)は、2012年3月23日付けで、英文広報誌“NDL Newsletter”の181号をホームページに掲載しました。NDL Newsletterは年6回刊行しているウェブ広報誌で、NDLのコレクション、イベント、サービスなどを紹介しているものです。

National Diet Library Newsletter
http://www.ndl.go.jp/en/publication/ndl_newsletter/index.html

2012年3月23日、181号が掲載されました。(国立国会図書館 2012/3/23付けのお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/en/publication/ndl_newsletter/index.html

図書館システムベンダのEx Libris社とRFIDベンダのBibliotheca社が提携

2012年3月22日、図書館システムベンダのEx Libris社が、自動貸出機や自動書庫等のRFID技術を用いた製品を販売しているBibliotheca社との提携を発表しました。この提携によって、両者は製品開発のロードマップにおいて協力するなどより強固な関係を築くことができるとされています。スイスに拠点を持つBibliotheca社は、2011年春に英国のIntellident社と北米のIntegrated Technology Group社と合併し、更に2012年1月には欧州のTrion AG社を買収しており、世界最大のRFID企業のひとつになっているとのことです。

Ex Libris and Bibliotheca collaborate to provide world-class RFID solutions to libraries(Library Technology Guides 2012/3/22付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16684

Bibliotheca
http://www.bibliotheca.com/

参考:
Bibliotheca RFID Library Systems、IBMのイノベーション・アワードを受賞

ドイツのライプツィヒ大学図書館、VuFindとPrimo Central Indexを組み合わせた新OPACのベータ版を公開

2012年3月21日、ドイツのライプツィヒ大学図書館(Universitatsbibliothek Leipzig)が、オープンソースの次世代OPAC“VuFind”を使った新しいOPACのベータ版を公開したようです。Ex Libris社が提供している検索インデクス“Primo Central Index”が導入されており、同館が契約中の電子ジャーナルやデータベース等も検索することが可能なようです。また、同館はこの新OPACに関するブログも開設しています。

neuer Katalog
https://katalog.ub.uni-leipzig.de/

UBL Blog | Der Blog zum neuen Katalog(ブログ)
http://blog.ub.uni-leipzig.de/

ライプツィヒ大学図書館のPrimo Central Index導入に関するEx Libris社のツイート
https://twitter.com/#!/ExLibrisGroup/status/182808128058961921

Primo Central Index(Ex Libris)

ニュージーランド地震から13か月 クライストチャーチ市立中央図書館で復旧作業始まる

2011年2月22日に発生したニュージーランド地震以来これまで立ち入り禁止となっていたクライストチャーチ市立中央図書館(Christchurch Central Library)において、地震で落下した資料等を書架に戻すための作業が、2012年3月19日から始まったようです。同館は市が保有する図書の4分の1にあたる約30万冊を所蔵しているとのことで、作業は2か月から3か月かかる見込みとのことです。なお、資料は水損等の大きな被害はなく、図書館自体は地震で被害をうけたものの復旧可能のようです。

Mission to save Christchurch library books (TVNZ 2012/3/21付けの記事)
http://tvnz.co.nz/national-news/mission-save-christchurch-library-books-4790116

300,000 books mostly intact inside Christchurch central library (3News 2012/3/21付けの記事)

カリフォルニア電子図書館、データに関するあらゆることを語り合う場としてのウェブサイト“Data Pub”を公開

2012年3月22日に、カリフォルニア電子図書館(California Digital Library:CDL)が、新たに“Data Pub”というウェブサイトを公開しました。このウェブサイトは、データ共有やデータアーカイビング、オープンデータやオープンサイエンス等、データに関するあらゆる事柄について、CDLのスタッフやウェブサイト訪問者らが議論するために開設されたもののようです。

Data Pub
http://datapub.cdlib.org/

Visit the Data Pub at CDL (California Digital Library 2012/3/22付けの記事)
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2012/03/22/visit-the-data-pub-at-cdl/

米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)等、デジタルな地域コミュニティを作るための活動指針となる文書を公開

2012年3月21日、米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が、ワシントン大学と、米国の地方行政機関支援組織であるICMA(International City/County Management Association)と共同で、“Building Digital Communities: A Framework for Action”という文書を公表しています。これは、米国内に1億人規模で存在している、ブロードバンドインターネットへのアクセス環境がない人々に対して、地域共同体がどのような取り組みを行うのか、そのための枠組みを示したもののようです。なお、この文書はIMLS等がこれまでに公表した、“Building Digital Communities: Getting Started”を補完するもののようです。

Building Digital Communities: A Framework for Action (PDF)
http://www.imls.gov/assets/1/AssetManager/BuildingDigitalCommunities_Framework.pdf

ステレオタイプな図書館員像を打ち壊せ! 図書館員のリアルな姿を投稿しあう“This is What a Librarian Looks Like”

時代遅れでステレオタイプな図書館員のイメージを変えるために、世界の図書館員が何をしているのか、その現実の姿を写真におさめて投稿しあうウェブサイトがあるようです。“This is What a Librarian Looks Like”というこのウェブサイトは、2012年2月13日に米国のBobbi Newman氏らが立ち上げたプロジェクトで、ウェブサイト公開以降3月22日までに、世界25か国から450件の投稿があったようです。なお、Bobbi Newman氏は、図書館員が仕事で何をしているのかを図書館員自身が発信する“Library Day in the Life Project”というプロジェクトを実施している人物です。

This is What a Librarian Looks Like
http://lookslikelibraryscience.com/

What a Librarian Looks Like Passes 450 Submissions & 25 Countries -- You Guys Rock! (Librarian by Day 2012/3/22付けの記事)

国立国会図書館、シンポジウム「東日本大震災の記録の収集と保存―震災アーカイブの構築に向けて」の講演資料を公開

2012年3月22日に、国立国会図書館は、3月14日に開催したシンポジウム「東日本大震災の記録の収集と保存―震災アーカイブの構築に向けて」の講演資料を公開しました。

シンポジウム「東日本大震災の記録の収集と保存―震災アーカイブの構築に向けて」 (国立国会図書館 2012/3/22付けの情報)
http://www.ndl.go.jp/jp/311earthquake/disaster_archives/events/index.html

参考:
【イベント】国立国会図書館、シンポジウム「東日本大震災の記録の収集と保存―震災アーカイブの構築に向けて」 を開催(3/14)
http://current.ndl.go.jp/node/20111

3月 22日

ニューオーリンズの図書館はいま−カトリーナから6年半

2005年8月末に米国南東部を襲ったハリケーン「カトリーナ」によって被害を受けたニューオリーンズ公共図書館で5館が新しくなって再開館するそうです。2012年3月から4月にかけて、Rosa F. Keller、Norman Mayer、Robert E. Smith、New Orleans Eastの4つの分館が再開し、現在工事中のAlgiers Regional Libraryも夏頃に開館が予定されています。ニューオリーンズ公共図書館には分館を含めて全部で14の図書館があり、そのうち現在も閉館中(別の場所でサービス中)となっているのは(これらを除くと)Cita Dennis Hubbell分館の1館のみのようです。

New Orleans libraries turn over a new leaf with state-of-the-art buildings(NOLA 2012/3/12付け記事)
http://www.nola.com/politics/index.ssf/2012/03/new_orleans_libraries_turn_ove.html

新館オープンを紹介するフライヤー(PDF:2ページ)
http://nutrias.org/~nopl/info/branches/5new.pdf

国立国会図書館(NDL)、電子展示「本の万華鏡」の第9回「江戸の花見~花爛漫~」を公開

2012年3月22日、国立国会図書館(NDL)は、2009年よりウェブサイト上で提供している電子展示「本の万華鏡」の第9回として、「江戸の花見~花爛漫~」を公開しました。この展示では、花見の風習が庶民にまで広まったと言われている江戸時代における桜と花見について取り上げられており、当時の桜の名所や様々な品種、花見の場での風俗等が、錦絵等を使って紹介されています。

第9回本の万華鏡 江戸の花見~花爛漫~
http://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/entry/post-136.php

本の万華鏡
http://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/

参考:
国立国会図書館(NDL)、電子展示「本の万華鏡」の第8回「津波―記録と文学―」を公開
http://current.ndl.go.jp/node/19541

オーストラリア国立公文書館が「デジタル継続性計画」を策定

オーストラリア国立公文書館が「デジタル継続性計画」(Digital Continuity Plan)を策定したそうです。同館のウェブページによると、デジタル継続性とは、可能なかぎり長期間にわたって必要に応じて利用できるようにデジタル情報を管理するためのアプローチで、そのための原則(Digital Continuity Principles)と、それに従った計画によって実行されるもののようです。このようなデジタル継続性と称した取組みは英国やニュージーランドでも行われているようです。

Digital Continuity Plan
http://www.naa.gov.au/records-management/agency/digital/digital-continuity/plan/index.aspx

Digital Continuity Principles
http://www.naa.gov.au/records-management/agency/digital/digital-continuity/principles/index.aspx

Digital Continuity

公共図書館員の情報収集はメーリングリストが主流?(米国)

OCLCが“U.S. Public Libraries: A Snapshot of Priorities & Perspectives”という4ページの報告書を公表しました。これは2011年の中頃に行われた意識調査の結果を公共図書館員による回答(約1,300人分)に限定して集計したもので、利用者が求めるもの、図書館利用の傾向、分館やサービスポイント、優先順位や主な取組みに対する考え方や、情報収集の方法等についてまとめられています。報告書によると、情報収集については、メーリングリスト(listserv)やLibrary Journal等の雑誌が主流で、ブログ、Facebook、Twitterの利用は少数派であるのが分かります。人気のあるブログやTwitterアカウントも紹介されています。

U.S. Public Libraries: A Snapshot of Priorities & Perspectives(PDF文書:4ページ)
http://www.oclc.org/us/en/reports/us-public-libraries/214758usb-A-Snapshot-of-Priorities-and-Perspectives.pdf

国立公文書館、デジタル展示「公文書の世界」を公開

国立公文書館がデジタル展示「国立公文書館創立40周年記念貴重資料展II 公文書の世界」を公開しました。これは、2011年10月に開催されていた同題の展示会を再編成したものとされています。

デジタル展示「国立公文書館創立40周年記念貴重資料展II 公文書の世界」
http://www.archives.go.jp/exhibition/digital/koubunshonosekai/index.html

展示会情報
http://www.archives.go.jp/exhibition/index.html

「図書館がなくなったらどこに行く?」 小さな図書館の大きな挑戦(記事紹介)

2012年3月20日のHuffington Postの記事“WATCH: Library In Crisis Gets Creative”が、米国マサチューセッツ州シューツベリーにある公共図書館M.N. Spear Memorial Libraryの挑戦について紹介しています。築100年を超すこの図書館は、水道設備もなく、5~6人で一杯になるような閲覧室で、勉強スペースやイベントを開催するようなスペースもない小さな図書館のようです。このため、マサチューセッツ州は新館建設に係る費用210万ドルを提供するとしましたが、そのためには、図書館自身が2012年6月30日までに140万ドルの寄付金を募ることをその条件としたようです。この条件をクリアするために同館は、“Where would you be without your library?”と題した動画を作成し、寄付金を募っているようです。動画は、「新たな人と出会える」「地域の歴史を学べる」等、図書館の意義をキーワードで紹介したものとなっており、動画公開から3週間で20万ドル以上が寄付サイトで集まっているようです。

Where would you be without your library? (YouTubeでの動画公開ページ)
http://www.youtube.com/watch?v=tUQ1vdJQWn0

SPARC、大学図書館による出版活動に関する最終報告書を刊行

2012年3月21日に、SPARCが、“Library Publishing Services: Strategies for Success: Final Research Report”と題するレポートを刊行しました。これは、2010年10月1日から2011年9月30日にかけて、北米の大学図書館における学術出版サービスの現状を調査し、それを踏まえた提言をまとめたものとなっているようです。なお、このたび公開されたレポートはバージョン2.0(最終版)で、2011年11月1日にバージョン1.0が公開されていました。

Library Publishing Services: Strategies for Success: Final Research Report (March 2012) (e-Pubs レポートダウンロードページ)
http://docs.lib.purdue.edu/purduepress_ebooks/24/

Library Publishing Services: Strategies for Success Final Research Report (オンライン版)
http://wp.sparc.arl.org/lps/

全米人文科学基金(NEH)、2012年3月のデジタル人文学スタートアップグラントの対象プロジェクト22件を公表

2012年3月21日に、全米人文科学基金(NEH)が、208件の助成研究プロジェクト(総額1,700万ドル)を発表しました。このうち、デジタル人文学のスタートアップグラントとして22件のプロジェクトを公表しています。助成対象機関には、アブラハム・リンカーン大統領図書館・博物館財団(Abraham Lincoln Presidential Library and Museum Foundation)やニューヨーク公共図書館(NYPL)等が含まれています。

Announcing 22 New Start-Up Grant Awards (March 2012) (Office of Digital Humanities 2012/3/21付けの記事)
http://www.neh.gov/ODH/ODHUpdate/tabid/108/EntryId/177/Announcing-22-New-Start-Up-Grant-Awards-March-2012.aspx

NEH announces $17 million in awards and offers for 208 humanities projects (National Endowment for the Humanities 2012/3/21付けのプレスリリース)

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