アーカイブ - 2012年 3月

3月 27日

アイルランド図書館会議、同国公共図書館の2012年予算統計を公表

2012年3月16日に、アイルランド図書館会議(Chomhairle Leabharlanna)が、同国に32ある公共図書館局(public library authority)の2012年予算の年次統計を公表しました。2012年の公共図書館サービス予算は前年比で2.6%減であること、全体での図書館資料費は2011年と比較し12.1%減少していること等が示されているようです。

Public Library Authorities Budgeted Expenditure for 2012 (PDF)
http://www.librarycouncil.ie/publications_archive/documents/2012budgets.pdf

DuraSpace、研究データ保存のためのソフトウェア開発プロジェクト“DuraCloud for Research”のWikiサイトを開設

2012年3月27日に、米国の非営利団体DuraSpaceの実施している、研究データ保存のためのオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクト“DuraCloud for Research(DfR)”が、Wikiサイトを開設したようです。DfRのWikiサイトでは、DfRのプロジェクトの解説やプロジェクトの現状、関連資料等が公開されているようです。

DuraCloud for Research
https://wiki.duraspace.org/display/DURACLOUDDTR/DuraCloud+for+Research

NEW DuraCloud for Research Wiki Web Site (DuraSpace 2012/3/27付けの記事)
http://duraspace.org/new-duracloud-research-wiki-web-site

印刷博物館、電子書籍をイチから考えなおす「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」展を開催

東京都文京区の印刷博物館のP&Pギャラリーで、2012年3月31日から5月27日まで「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」という展示が開催されるそうです。入場無料とのことです。展示は「電子書籍のある未来~生活を楽しく」「これまでの歴史」「紙の本を電子書籍に」の3つで構成されているそうです。

What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/120331/index.html

館長メッセージ 電子書籍展がはじまります(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/message/index.html

CA1767 - 動向レビュー:『RDA』:図書館をセマンティック・ウェブに適したものに / バーバラ B. ティレット

CA1767 - 動向レビュー:『RDA』:図書館をセマンティック・ウェブに適したものに / バーバラ B. ティレット

もし図書館を存続させるのであるならば、我々は図書館を利用者のニーズに合致したものにしなければならない。ますます多くのサービスがウェブ上に存在するようになり、情報資源に関して必要なものは全てウェブ上にあると多くの人が期待している。...

CA1766 - 動向レビュー:RDA:ウェブの世界に乗り出す目録規則(解説) / 和中幹雄

 「英米目録規則」(Anglo-American Cataloguing Rules:AACR)の第2版(AACR2)の後継規則である「資源の記述とアクセス」(Resource Description and Access:RDA)が、冊子体ではなくウェブ上での使用を前提としたツールキットの形式で2010年6月23日に刊行された(1)。RDAは、AACR2と同様に、英米圏(Anglo-American)の4か国(米国、英国、カナダ、オーストラリア)の図書館協会、米国議会図書館(Library of Congress:LC)及び英国図書館(British Library:BL)の代表者からなるRDA開発合同運営委員会(Joint Steering Committee for Development of RDA:JSC)という国際組織が開発した国際目録規則である。...

CA1765 - 動向レビュー:欧州の図書館におけるディスレクシアの人々を対象にしたサービス / 野村美佐子

 日本では認知度が低いが、知的にも視覚や聴覚にも問題がないのに、文章を読んで理解することが困難な「ディスレクシア」と呼ばれる人々がいる。日本語では、「識字障害」や「読字障害」、「難読症」、「失読症」などとも訳され、教育の世界では学習障害の一つとされる。ディスレクシアの発現率は、世界の人口の8%から10%と推定されている(1)。彼らは、読みの情報処理の障害を持っているのではないかと言われているが、そのような困難をもたらす要因は極めて多様であり、何が原因であるかを特定するのは難しい。従って多くの場合、治療方法はなく、支援や機器の活用を含めた困難の改善のためのスキルを獲得しなければならない。怠けていると思われるなど周囲からの理解が得られず、学校や仕事場で困難を感じていると思われるが、適切な診断が行われ、個々のニーズに合った適切な指導と支援があれば、自尊心を失うこともなく、学校やその後の就労においてその人の能力を最大限引き出すことができる(2)と考えられる。...

CA1764 - ライデン大学図書館特別コレクション室における研究促進とデジタル化 / 奥田倫子

 写本や文書資料等は、唯一無二であるという点で一般的な図書館資料とは異なる。また、装丁や来歴、コレクション構成に歴史的重要性が見出される資料群は、その特性が維持されることが望ましい。そのため、このような資料は、多くの図書館で「特別コレクション」などと呼ばれて一般資料とは異なる管理や提供が行われてきた。...

CA1763 - 引用分析による蔵書評価 / 気谷陽子

 ウェブ時代と言われる今日、情報資源がウェブ上に溢れ、国立国会図書館サーチ(NDL Search)(1)、J-GLOBAL(2)、CiNii(3)など、求める学術情報を効率よく見つけ出せる新しい検索サービスが次々と公開されている。しかし、ウェブ上の学術情報のなかには、利用できる範囲が書誌情報や抄録までだったり、本文の閲覧が有料だったり、会員限定だったりと、誰でも無条件で本文を入手できるようにはなっていない場合が少なくない。...

CA1762 - 国立国会図書館サーチとディスカバリインタフェース / 原田隆史

 2012年1月6日、国立国会図書館(NDL)は新しい情報探索用ツールとして国立国会図書館サーチ(以下、「NDLサーチ」という)の提供を開始した(1)。このNDLサーチは、従来のNDL-OPACおよび国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)に代わるサービスという位置づけである。しかし、それだけではなく今後の図書館システムのモデルとなるような、次世代OPACまたは「ディスカバリインタフェース」という言葉で示される新しい仕組みを備えたシステムであるという点でも注目されるものといえよう。...

千葉大学学術成果リポジトリ“CURATOR”、5万点の標本画像を含む「萩庭標本データベース」を登録

千葉大学学術成果リポジトリ“CURATOR”が、同大学名誉教授の萩庭丈壽氏が収集した約5万点の植物標本ラベルデータ及び画像を含む「萩庭標本データベース」を登録・公開したそうです。現在、標本の現物は国立科学博物館に移管されており、同等のデータがサイエンスミュージアムネットでも検索できるようになっているとのことです。

標本の例
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00097490

CURATOR Letter issue7(PDF:2ページ)
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/irwg12/curatorletter_7.pdf

3月27日はデジタル人文学の日

2012年3月27日はデジタル人文学の日(A Day in the Life of the Digital Humanities)とされています。これは、centerNetというデジタル人文学の国際的なネットワーク組織が主催しているもので、世界中のデジタル人文学研究者らがそれぞれの研究プロジェクト等の成果を発表し、「デジタル人文学の研究者は実際何をしているのか?」に対する回答を全体で提示しようというもののようです。Day of DH 2012のウェブサイトにあるブログでは、イベント参加メンバーがそれぞれの活動について紹介しているようです。またTwitterではハッシュタグ“#DayofDH”等が使用されて、活動を共有しているようです。

Day of DH 2012
http://dayofdh2012.artsrn.ualberta.ca/

Day in the Life of the Digital Humanities 2012
http://tapor.ualberta.ca/taporwiki/index.php/Day_in_the_Life_of_the_Digital_Humanities_2012

欧州図書館、開発中の新ウェブサイトに対するユーザビリティテスト結果報告書を公表

欧州各国の国立図書館が参加している欧州図書館(The European Library)が開発中の新ウェブサイトのアルファ版に対するユーザビリティテストの結果報告書が公開されました。2012年1月から2月にかけて、様々な国から60人が参加して、検索などの操作を通したテストを行ったようです。今後は、テストで指摘された問題点を改善していき、4月にベータ版、5月に正式版を公開する予定で、長期的な問題については2012年内の解決を目指すとされています。

The European Library website alpha version
http://www.theeuropeanlibrary.org/alpha/

The European Library Usability Testing Report – Executive Summary(PDF:2ページ)
http://www.europeana-libraries.eu/documents/868553/b840bd6d-73d9-4502-a86b-f6f76abc8751

The European Library Usability Testing Report(PDF:19ページ)

3月 26日

“Computers in Libraries 2012”会議資料

図書館におけるあらゆる技術をテーマとした北米最大規模の会議・展示会“Computers in Libraries 2012”が2012年3月21日から23日にかけて米国ワシントンD.C.で開催され、その資料がウェブサイトで公開されています。第27回目となる今回のテーマは“Creating Innovative Libraries”だったそうです。

Computers in Libraries 2012
http://www.infotoday.com/cil2012/default.asp

Computers in Libraries 2012: Presentations
http://www.infotoday.com/cil2012/Presentations.asp

CIL2012 Day 1(Digitization 101 2012/3/21付け記事)
http://hurstassociates.blogspot.jp/2012/03/cil2012-day-1.html

CIL2012 Day 2&3(Digitization 101 2012/3/23付け記事)
http://hurstassociates.blogspot.jp/2012/03/cil2012-days-2-3.html

参考:

文部科学省、2012年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表

2012年3月26日、文部科学省が2012年度の子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表しました。137校の学校、47館の図書館、51の団体、6名の個人が選ばれているようです。

平成24年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰被表彰者一覧(案)(PDF文書:2ページ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/__icsFiles/afieldfile/2012/03/26/1318981_01.pdf

子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰について(文部科学省 2012/3/26付け)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/1318981.htm

子どもの読書活動推進ホームページ (文部科学省のウェブサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/index.htm

参考:
文部科学省、2011年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表
http://current.ndl.go.jp/node/18062

文科省、子ども読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を発表

全史料協、2012年2月開催「専門職問題セミナー」の報告・資料を公開

2012年2月23日に全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が群馬県で開催した「専門職問題セミナー」の報告や講演資料などが公開されています。同セミナーでは、趣旨説明・経過報告と、国立国会図書館の渡邉斉志氏による基調講演「図書館専門職問題の来歴とその行方~ガバナンスの視点から~」があり、続いて、専門職問題について討議するグループディスカッションが行われたそうです。

専門職問題セミナー開催のお知らせ(全史料協)
http://www.jsai.jp/info2011/info20111215.html

専門職問題セミナー 講師との一問一答(全史料協)
http://www.jsai.jp/info2011/info20120208.html

専門職問題セミナー参加者数(報告)と画像(全史料協 調査・研究委員会ブログ(試験版) 2012/3/21付け記事)
http://jsairesearch.wordpress.com/2012/03/21/54/

2012群馬専門職問題セミナー講演資料を一部公開します。(全史料協 調査・研究委員会ブログ(試験版) 2012/3/14付け記事)

名古屋大学附属図書館、2012年度に学外・学内ILLサービスの無料化を試行開始

名古屋大学附属図書館が、2012年度に、文献複写・図書の取り寄せ(ILL)サービスにかかる費用の無料化を試行的に開始するそうです。試行期間は2012年4月2日から2013年3月29日までとされており、同大学に所属する学生・教職員を対象として、学外からの文献複写・図書の取り寄せ及び、学内資料の文献複写の取り寄せにかかる費用を図書館が負担するという内容のようです。ただし、取り寄せた図書の返送代金については利用者負担とされており、その他、国立国会図書館(NDL)や海外の図書館等の機関は無料化の対象外となっているようです。

〔新サービス・試行〕 文献等資料の入手を附属図書館がサポートします。(名古屋大学附属図書館 2012/3/26付けお知らせ)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2011/120326

佐賀県立図書館、「佐賀県立図書館データベース」(ベータ版)を公開

2012年3月26日に、佐賀県立図書館が「佐賀県立図書館データベース」(ベータ版)を公開したようです。古文書や古地図・絵図などの画像、人名等のデータベースが公開されているようです。

佐賀県立図書館データベース
http://www.sagakentosyo.jp/

佐賀県立図書館(2012/3/26付けのニュースに「佐賀県立図書館データベース(ベータ版)の試行運転を始めました」とあります。)
http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/

日本図書館協会(JLA)が120周年を迎える

日本図書館協会(JLA)が120周年を迎えたそうです。JLAの前身である日本文庫協会が発足したのが1892(明治25)年3月26日で、1908年に現在の名称に改名したとのことです。

日本図書館協会の歴史
http://www.jla.or.jp/jla/tabid/226/Default.aspx

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