English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
利用者用システムで図書館用語を分かりやすくするためのベストプラクティス等を掲載した、“Library Terms That Users Understand”というサイトが公開されています。米国カリフォルニア大学図書館のレファレンスライブラリアンのJohn Kupersmith氏によるもので、ユーザビリティ調査で利用者が目的を達せられないケースを用語の観点から分析した結果に基づいたもので、ベストプラクティスとしては、以下のような点が示されています。 ・利用者が何を理解し何を理解しないかを調べる。 ・利用者がよく誤解する用語は、使用を避けるか注意して使う。 ・自然な言葉での表現を使い、「本」や「記事」等の目印となる単語を入れる。 ・ややこしい用語には説明を加える。 ・スペース的に説明が加えられない場合は、いったん説明のあるページを経由するようにする。 ・利用者が間違ったページに行っても大丈夫なように、複数の経路からアクセスできるようにする。 ・用語に一貫性を持たせる。
Library Terms That Users Understandhttp://www.jkup.net/terms.html
2012年3月5日に、ブックオフオンライン株式会社と、カーディフ生命保険会社とカーディフ損害保険会社両社からなるカーディフグループが、「キズナ☆つながる計画」という震災被災地支援プログラムを開始すると発表しています。このプロジェクトは、カーディフグループが社会貢献活動の一環として行っている「タグラグビー教室」に参加している小学校の児童とその家族から本やCD等を集め、それをブックオフオンライン株式会社が買い取り、さらにその買取金額に10%を上乗せした金額を、シャンティ国際ボランティア会が実施している「いわてを走る移動図書館プロジェクト」の活動資金として寄付するというもののようです。なお、寄付金は被災者から要望のあった本の購入等に充てられるようです。
ブックオフオンラインとカーディフグループによる被災地復興支援活動「キズナ☆つながる計画」を開始 (PDF)(ブックオフオンライン株式会社、カーディフ製麺保険会社、カーディフ損害保険会社 2012/3/5付けのプレスリリース)http://www.bookoff.co.jp/files/ir_pr/5d/2012PR-4.pdf
「キズナ☆つながる計画」(いわてを走る移動図書館プロジェクト 2012/3/6付けの記事)
2012年3月20日に、金沢大学、京都大学、東京大学、東京農工大学、名古屋大学、早稲田大学は、「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業を行う各大学の取組等を紹介するシンポジウムを開催するようです。場所は東京の丸ビルホールで、参加定員は200人程度、参加費は無料ですが、参加にあたってはシンポジウムウェブサイトを通じて事前に申し込みが必要のようです。
リサーチ・アドミニストレーター シンポジウム~日本版リサーチ・アドミニストレーターの導入に向けて~http://www.ura-symposium.com/
【参考情報】「リサーチ・アドミニストレーター シンポジウム ~日本版リサーチ・アドミニストレーターの導入に向けて~」(事業実施機関主催イベント)の開催について(3月20日開催) (文部科学省 2012/3/6付けの記事)http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/detail/1317183.htm
2012年2月27日に、米国のニューヨーク・タイムズ紙が、同紙の歴史的な写真を紹介するブログ“The Lively Morgue”を公開したようです。このブログは、ブログサービスのTumblrを利用して作成されており、公開された写真のいくつかは購入することもできるようです。
The Lively Morguehttp://livelymorgue.tumblr.com/
A Tumblr From Times Past (New York Times 2012/2/28付けのブログ記事)http://lens.blogs.nytimes.com/2012/02/28/a-tumblr-from-times-past/
New York Times Launches Tumblr for Historic Photo Archive (PetaPixel 2012/2/28付けの記事)http://www.petapixel.com/2012/02/28/new-york-times-launches-tumblr-for-historic-photo-archive/
On Tumblr, The New York Times Opens Its Photo Archive (Mashable 2012/2/29付けの記事)
2012年3月2日に、米国のMLA(Modern Language Association)が学術論文でツイートを参照文献として表記する際のスタイルについて発表したようです。MLAのFAQでは例として以下が挙げられています。 Athar, Sohaib (ReallyVirtual). “Helicopter hovering above Abbottabad at 1AM (is a rare event).” 1 May 2011, 3:58 p.m. Tweet. この例によると、「ラストネーム, ファーストネーム (ユーザー名). “ツイート本文.” 日付, 時間. Tweet.」となるようです。なお、MLAは、主に人文・社会科学分野で、国際的に広く用いられている参照文献の記述スタイルを制定している学術団体です。
How do I cite a tweet? (Modern Language AssociationのFAQのウェブページ)http://www.mla.org/style/handbook_faq/cite_a_tweet
How Do You Cite a Tweet in an Academic Paper? (Atlantic 2012/3/2付けの記事)
2012年3月1日から、神奈川県立図書館と神奈川県立公文書館が、両館が所蔵する資料をデジタル画像として提供する「神奈川デジタルアーカイブ」を公開しています。 図書館所蔵コンテンツとして神奈川関係の地域資料や古典や名著の解説等が、公文書館所蔵コンテンツとして戦前期公文書、古文書・私文書、土地宝典等が公開されています。
神奈川デジタルアーカイブhttp://www.klnet.pref.kanagawa.jp/digital_archives/index.html
神奈川デジタルアーカイブの公開について(神奈川県立の図書館 2012/3/1付けのお知らせ)http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/information/osirase1112.htm
カレントアウェアネス・ポータル
のアンケートを実施中です。 (実施期間:2021年2月1日~3月26日) ご協力をお願いいたします。 アンケートページは こちら
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp (@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー