2012年3月8日に慶應義塾大学で開催された「セマンティックWebコンファレンス2012~花開くLOD~」で、新しいデータ共有・活用の仕組みやアイデアを募集する「Linked Open Data チャレンジ Japan 2011」の結果発表が行われました。データセット部門、アイデア部門、アプリケーション部門の最優秀賞及び優秀賞のほか、CiNii賞やgoo賞等の賞が発表されたそうです。そのうち、データセット部門の最優秀賞には加藤文彦氏の“saveMLAK”が選ばれたようです。
2012年3月9日付けのChronicle of Higher Educationに、“Google Begins to Scale Back Its Scanning of Books From University Libraries”と題した記事が掲載されています。記事では、Googleのデジタル化プロジェクトのパートナー図書館であるミシガン大学やウィスコンシン大学の関係者が、インタビューに対し、以前のピーク時に比べスキャニングのペースが鈍化していると答えているようです。また、その理由についてミシガン大学の関係者は、デジタル化プロジェクトが成熟しているから等とも答えているようです。Googleのスポークスマンは、Chronicle of Higher Educationに対し、「これまで2,000万冊以上の図書のデジタル化を行い、今後もパートナー図書館とともに図書のスキャニングを継続していく」と回答しているようです。
Google Begins to Scale Back Its Scanning of Books From University Libraries (Chronicle of Higher Education 2012/3/9付けの記事)