アーカイブ - 2012年 2月 28日

非印刷出版物の法定納本に関する新しい規則案についての意見募集が開始(英国)

英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、オンライン資料等の非印刷出版物の法定納本に関する規則案について、2012年2月24日から5月18日までの期間で意見募集を行うと発表しています。2010年から2011年にかけても規則案についての意見募集が行われましたが、内容について出版社等から懸念が示されたため、新たな規則案が作成されたものです。前回の規則案との主な違いとして、ハーベストできないオンライン資料について出版者が納める義務がなくなったこと、一般公開ではない資料について出版者は納本図書館にアクセス方法を提供する義務があること、英国で出版されたオンライン資料の定義を明確にしたこと、小企業等について2014年3月まで納本義務を免除すること、が挙げられています。

Consultation on the Draft Legal Deposit Libraries (non-print works) Regulations 2013(DCMSの発表。規則案へのリンクあり)
http://www.culture.gov.uk/consultations/8878.aspx

British Library welcomes public consultation on non-print legal deposit(英国図書館 2012/2/27付けのプレスリリース)

【イベント】子どもの読書活動を考える国際シンポジウム(3/25・東京)

2012年3月25日(日)に、東京で、国立青少年教育振興機構の主催により、「子どもの読書活動を考える国際シンポジウム~アメリカ・フランス・ドイツの事例に学ぶ~」が開催されます。3か国から専門家を招き、取組事例の紹介等を行うとのことです。シンポジウムの参加費は無料とのことです。

子どもの読書活動を考える国際シンポジウム~アメリカ・フランス・ドイツの事例に学ぶ~(国立青少年教育振興機構のサイト)
http://www.niye.go.jp/files/810/1047458129.pdf

福島県郡山市立中央図書館が2012年3月10日に再開

東日本大震災で被災し、復旧工事のために休館していた福島県の郡山市立中央図書館が、2012年3月10日に再開館すると発表しました。当日は、オープニングセレモニーに続いて、子ども映画会、おはなし会スペシャル、ホールコンサートが開催されるようです。その後も、「中央図書館再開館記念行事」として、3月17日と24日に映画会が開催されるようです。

中央図書館は、3月10日(土)に再開館いたします。(郡山市 2012/2/28付けニュース)
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23170

【イベント】講演会「図書館を介して起業する」・業界新聞案内展(3/6・東京)

2012年3月6日に、東京都新宿区立角筈図書館で、講演会「図書館を介して起業する」が開催されるとのことです。内容は、ビジネス情報支援相談会や関連図書資料等、図書館を利用して起業された方の体験談のようです。また、同日には、角筈図書館の所蔵する業界紙・専門紙を展示・紹介する業界紙案内展も開催されるとのことです。

新宿区立角筈図書館 講演会「図書館を介して起業する」・業界新聞案内展(ビジネス支援図書館推進協議会のサイトの情報)
http://www.business-library.jp/event/index.html#tunohazu

新宿区立角筈図書館 業界新聞・専門誌等一覧(新宿区立図書館)
http://www.library.shinjuku.tokyo.jp/bisunesssien/gyoukaisinbun201110.pdf

国立国会図書館、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」の配布資料を公開

2012年2月27日、国立国会図書館(NDL)関西館で、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」が開催されました。その発表資料が公開されています。当日は、午前中はNDLからの事業報告の後、羽衣国際大学の谷本達哉准教授からレファレンス協同データベースの事業分析の結果等について基調講演がありました。午後は、東京都立図書館、近畿大学中央図書館、茨城県立歴史館の各参加館からの実践報告に続いて、パネルディスカッションが行われました。その様子はTwitter及びUSTREAMでも中継されました。

第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_8.html

第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム #crdf2012(Togetter)
http://togetter.com/li/264502

“Research Works Act”法案の提案議員がその立法を断念すると発表

2012年2月27日、学術出版大手のElsevier社が、米国連邦議会下院に提出されている“Research Works Act”法案への支持撤回を表明し、合わせてボイコット運動の中心となった数学コミュニティへの文書も発表しました。また、同日午後、Research Works Actの提案者であるDarrell Issa議員とCarolyn Maloney議員が、同法案の立法を断念する旨の声明を発表したそうです。

Sponsors and Supporters back away from Research Works Act (SPARC 2012/2/27付けニュース)
http://www.arl.org/sparc/media/sponsors-and-supporters-back-away-from-research-wo.shtml

Legislation to Bar Public-Access Requirement on Federal Research Is Dead (The Chronicle of Higher Education 2012/2/27付けニュース)
http://chronicle.com/article/Legislation-to-Bar/130949/

ミニ図書館・期間限定図書館(記事紹介)

2012年2月27日付けのフランス国立図書館(BNF)のブログ“Blog Lecteurs”で、世界のミニ図書館や期間限定図書館を紹介した記事が掲載されています。記事では、英国のサマセットや米国のニューヨークにある電話ボックスを利用したミニ図書館、夏にノルマンディー地方に登場する海岸図書館、オキュパイ運動での図書館や巣箱のようなミニ図書館を設置する“Little Free Library”等が取り上げられています。

Micro-bibliothèques et bibliothèques éphémères (Blog Lecteurs 2012/2/27付けの記事)
http://blog.bnf.fr/lecteurs/index.php/2012/02/27/micro-bibliotheques-et-bibliotheques-ephemeres/

参考:
E1243 - 格差社会に抗議するオキュパイ運動の中の「図書館」
http://current.ndl.go.jp/e1243

世界一小さな図書館?(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/19648

それはまるで本の巣箱、“Little Free Library”がシラキュース大学にも(米国)

NEC、文書の高速検索と分類表示を行うことで求める文書を短時間で発見できる「意味検索エンジン」を開発

2012年2月27日にNECは、文書の高速検索と分類表示を行うことで、必要な文書を短時間で発見できる「意味検索エンジン」を開発したと発表しています。意味検索とは、検索する言葉をその同義語や上位・下位概念の言葉にも広げて、関係する文書を幅広く検索する方式とのことです。同社は、この検索エンジンについてコンタクトセンターの業務効率化等に役立つとしています。

NEC、文書の高速検索と分類表示を行う意味検索エンジンを開発 ~ コンタクトセンターの業務効率化を実証 ~ (NEC 2012/2/27付けのプレスリリース)
http://www.nec.co.jp/press/ja/1202/2702.html

NEC、求める文書を短時間で発見して分類表示する「意味検索エンジン」を開発 (ITmedia 2012/2/27付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/27/news114.html

2012年に35周年を迎える国際博物館の日に向け、国際博物館会議がフォトコンテスト開催を発表

2012年2月20日に国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)は、2012年の国際博物館の日(5月18日)が記念日として定められてから35周年を迎えるのを記念して、フォトコンテストを開催すると発表しています。“Me in My Museum”と題したこのフォトコンテストでは、参加者が友人や家族とともに撮ったお気に入りの博物館の写真が競われるようです。なお、2012年の国際博物館の日のテーマは“Museums in a Changing World. New challenges, New inspirations”となっているようです。

OverDrive社、電子書籍版ハリー・ポッターの公共・学校図書館に対する独占的提供を発表

2012年2月27日、米国の電子書籍ベンダOverDrive社が、J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏の「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の電子書籍版及びオーディオブック版の公共・学校図書館向け提供に関して独占契約を結んだと発表しています。英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語をはじめとして、20か国語以上での提供が予定されているようです。OverDrive社のサービスは世界中で18,000を超える公共・学校図書館が契約しており、その提供コンテンツは、PC、電子書籍リーダー、タブレット端末、スマートフォン等様々な環境で利用できるとされています。

Harry Potter eBooks to be distributed to Public and School Libraries through OverDrive (OverDrive 2012/2/27付けプレスリリース)
http://overdrive.com/News/Harry-Potter-eBooks-to-be-distributed-to-Public-and-School-Libraries-through-OverDrive