2012年1月17日から20日にかけてテキサス州で開催された米国図書館情報学教育協会(ALISE)年次大会における、米国国立公文書館(NARA)のフェリエロ(David S. Ferriero)館長の基調講演の内容が公表されています。その中で、彼はアーキビストに求めるコンピテンシーについて触れ、以下の12点を挙げています(詳しくはスピーチ文の文末の“The ability~”の部分を参照のこと)。
2012年2月17日に、米国運輸省研究・革新技術庁(RITA)が、米国運輸省の助成で行なわれた研究情報を一元的に提供するデータベース“U.S. DOT Research Hub”を公開しました。データベースでは、プロジェクトレベルの研究ポートフォリオや研究レポート等の研究成果物へのリンクを提供しているようです。なお、現在のところ、このデータベースはベータ版となっています。
2012年2月17日、欧州の文化遺産ポータル“Europeana”が、“data.europeana.eu”に含まれる240万件のテキスト・画像・動画等のメタデータを、Linked Open Dataとして公開したと発表しました。クリエイティブコモンズのパブリックドメイン(CC0)ライセンスが採用されています。今公開は、2011年9月に発表されたEuropeanaと参加機関間の新たな協定に関連する動きで、同協定に署名した機関からEuropeanaに提供されるメタデータは、2012年7月以降CC0で公開されることになっています。発表文によると、現在、Europeanaに参加する全国立図書館やアムステルダム国立美術館等が協定に署名しているようです。
Europeana releases an animation to explain - and a pilot dataset (Europeana Professional 2012/2/17付けプレスリリース)