IFLAが文化遺産に関わる図書館員に必要とされる能力と、その研修についての書籍を刊行しています。文化遺産図書館員に必要とされる保存(preservation and conservation)、文化遺産政策、資料の受入と管理、書誌データの記述等の独特の専門知識・技能について取り扱う内容となっているようです。
2012年12月20日に、北米研究図書館協会(ARL)が“Research Library Services for Graduate Students ”と題するレポートを公開しています。このレポートは、ARLの研究レポートシリーズ“New Roles for New Times”の第2弾となるものです。今回のレポートはニューヨーク大学のLucinda Covert-Vail氏とScott Collard氏によるもので、インタビュー等の調査を通じて、ARL加盟図書館における大学院生に対するプログラムについて明らかにし、合わせてそのサービス向上へ向けての提言を示すものとなっているようです。