アーカイブ - 2012年 12月 11日

米ITHAKA S+R、今日の歴史研究者のニーズと彼らへの研究支援の在り方をテーマとしたレポートを公表

米国の非営利団体ITHAKA S+Rが、2012年12月7日付けで、“Supporting the Changing Research Practices of Historians”と題したレポートを公表しました。今日の研究者のニーズを明らかにし、彼らに対する研究支援の在り方について方向性を示すという主旨の一連のレポートの第一弾で、今回は歴史研究者が対象になっています。

Supporting the Changing Research Practices of Historians(Ithaka S+R)
http://www.sr.ithaka.org/research-publications/supporting-changing-research-practices-historians

Understanding Historians Today — New Ithaka S+R Report(Ithaka S+R 2012/12/10付けニュース)
http://www.sr.ithaka.org/news/understanding-historians-today-%E2%80%94-new-ithaka-sr-report

参考:

米パデュー大学図書館、研究データセットのプロファイルを掲載する“Data Curation Profiles Directory”を創刊

米国のパデュー大学図書館が“Data Curation Profiles Directory”というオープンアクセスジャーナルの出版を開始しました。ここで、“Data Curation Profiles(DCP)”とは、研究データセットについて詳細に記述した文章を指すようです。そして、Data Curation Profiles Directoryは、DCPの出版を支援するもので、DCPに対するDOIの付与、DCPのメタデータのディスカバリサービス等への提供、CLOCKSSやPorticoを利用した長期保存、といったサービスを行うということです。現在、2009年のVol.1から2012年のVol.4までが公開されています。

Data Curation Profiles Directory
http://docs.lib.purdue.edu/dcp/

About | Data Curation Profiles Directory(サービス内容について触れています)
http://docs.lib.purdue.edu/dcp/about.html

Data Curation Profiles
http://datacurationprofiles.org/

『カレントアウェアネス-E』を電子書籍(EPUB)に変換するツール

ウェブサイト“library labs”で、メールマガジン『カレントアウェアネス-E』を電子書籍フォーマットのEPUBに変換するツール(ブックマークレット)が公開されています。

その他にも同サイトの運営者は、最近、音声によってCiNiiを検索する“Cat Search”や、様々な検索支援機能を導入してCiNii Articlesを検索する“ANii”といったサービスも開発されているようです。

カレントアウェアネス-EをEPUBに変換して電子書籍で読む(library labs)
http://library-labs.tumblr.com/post/37653059282/ca-epub

音声でCiNIi(論文・本・雑誌)を検索する(library labs)
http://library-labs.tumblr.com/post/37564147114/cat-search

全史料協調査・研究委員会、アーカイブス関係雑誌の新着記事をツイートするアカウント“@archivearticles”を作成

2012年12月10日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)の調査・研究委員会が、アーカイブス関係雑誌の新着記事をツイートするTwitterアカウント“@archivearticles”を作成したと発表しています。データソースとして国立情報学研究所の提供するCiNii Articlesを利用しているとのことです。

なお、このアカウントは、11月27日に公開された、図書館関係和雑誌の新着記事をお知らせするTwitterアカウント“@libraryarticles”に触発されて、作成されたものとのことです。

@archivearticles (Twitter)
https://twitter.com/archivearticles

twilog
http://twilog.org/archivearticles

ニュージーランド地震での女性の体験談を集めたオーラルヒストリーアーカイブ、“QuakeStudies”で公開

2012年12月3日、カンタベリー大学によるニュージーランド地震のデジタルアーカイブ“QuakeStudies”で、地震のさなか、そしてその後の女性の体験談を収録したオーラルヒストリーアーカイブの提供が開始されました。

このオーラルヒストリーアーカイブプロジェクト“Women's Voices: Recording women's experiences of the Canterbury earthquakes”は、ニュージーランド女性協議会クライストチャーチ支部とカンタベリー大学との共同によるものです。プロジェクトでは、30人以上のボランティアが、クライストチャーチ在住の女性100人にインタビューしたとのことで、“QuakeStudies”では、その音声データとテキストが提供されています。

Women's Voices: Recording women's experiences of the Canterbury earthquakes (Quakesgtudies)
https://quakestudies.canterbury.ac.nz/store/collection/228

フォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー、シェイクスピアのテキストを提供する“Folger Digital Texts”を公開

2012年12月6日、米国ワシントンD.C.にあるフォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー(Folger Shakespeare Library)が、“Folger Digital Texts ”を公開しました。現在のところ、同館の編纂した『ハムレット』や『マクベス』等、シェイクスピアの戯曲12編のテキストが公開されており、また、TEIに従ってエンコーディングされたそれらテキストも、非商用利用であれば、フリーダウンロードが可能となっています。今後2013年にかけて、シェイクスピアの全作品を追加公開していく予定とのことです。

Folger Digital Texts
http://www.folgerdigitaltexts.org/

ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル、Europeanaにある同国に関するコンテンツの提供を開始

2012年12月3日、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“Digital NZ”が、EuropeanaのAPIを利用して、Europeanaに登録されているニュージーランドに関する電子コンテンツの提供を開始したと発表しています。

Digital NZ (Digital NZで提供されているEuropeanaのコンテンツ一覧)
http://digitalnz.org.nz/user_sets/50c50c31fb002c10df000083

Europeana joins DigitalNZ (DNZ Blog 2012/12/3付けの記事)
http://digitalnz.org.nz/blog/posts/europeana-joins-digitalnz

東北大学附属図書館、留学生による図書館利用・学習相談サービス「留学生コンシェルジュ」を開始

2012年12月10日、東北大学附属図書館が、留学生による図書館利用・学習相談サービス「留学生コンシェルジュ」を開始しました。日本語、英語、中国語、ロシア語等で留学生向けにレファレンスサービスを提供するもののようです。

留学生による図書館利用・学習相談サービス「留学生コンシェルジュ」が始まりました。 (東北大学附属図書館 2012/12/10付けの記事)
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=535