アーカイブ - 2012年 12月 10日

バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)とWikipediaの間に25万件の相互リンクが作成

2012年12月7日、OCLC Researchが、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)とWikipediaの間に25万件の相互リンクを作成したことを発表しました。これらのリンクは、VIAFbotと名付けられたプログラムによって機械的に作成したということです。

VIAFbot Edits 250,000 Wikipedia Articles to Reciprocate All Links from VIAF into Wikipedia(OCLC 2012/12/7付けニュース)
http://www.oclc.org/research/news/2012/12-07a.html

参考:
国立国会図書館、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)へ参加
http://current.ndl.go.jp/node/22359

単なる“金もうけ”の疑いのあるオープンアクセス出版社のリスト(2013年版)

米コロラド大学デンバー校図書館のJeffrey Beall氏が、2012年12月4日付けの自身のブログ“Scholarly Open Access”で、“Beall’s List of Predatory Publishers”というリストの2013年版を公開しました。

このリストは、著者の支払う論文投稿料(APC)の“搾取(predatory)”を目的としているとBeall氏が判断した出版社を紹介するもので、研究者らに対してこれらと関わらないよう推奨しています。リストの前半は疑わしいオープンアクセス出版社、後半はどこのプラットフォームでも出版されてないという疑わしいジャーナルのリストです。リストへの掲載基準も併せて公開されています。

なお、2011年12月に公表されたリストでは24社が挙げられていましたが、今回は244社が“predatory”とされています。

Beall’s List of Predatory Publishers 2013(Scholarly Open Access 2012/12/4付け記事)
http://scholarlyoa.com/2012/12/06/bealls-list-of-predatory-publishers-2013/

国立国会図書館、2013年7月開始のオンライン資料制度収集に関する説明会を実施

国立国会図書館が、2013年1月30日および4月17日に、オンライン資料制度収集に関する説明会を開催します。会場は東京本館及び関西館(TV中継)です。

この制度収集は、2013年7月1日から開始されるもので、民間で出版されたオンライン資料(電子書籍、電子雑誌等)を国立国会図書館に納入することが義務付けられるという内容です。当面は、オンライン資料のうち、無料かつDRM(技術的制限手段)のないものが納入の対象となります。収集についての詳しい情報がウェブサイトに掲載されています。

オンライン資料制度収集説明会開催のお知らせ(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/online_seminar.html

オンライン資料の収集(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/online_data.html

国立国語研究所、形態素解析辞書「近代文語UniDic ver.1.3」及び「中古和文UniDicver.1.3」を公開

国立国語研究所が、2012年12月10日に、形態素解析辞書「近代文語UniDic ver.1.3」及び「中古和文UniDicver.1.3」を公開しました。これらは、現代語版のUniDicをベースに作成された、近代文語文や仮名文学を解析できるようにした形態素解析辞書ということです。

UniDic
http://www2.ninjal.ac.jp/lrc/index.php?UniDic

国立国語研究所(2012/12/10付けニュースに「形態素解析辞書「近代文語UniDic ver.1.3」及び「中古和文UniDicver.1.3」を公開しました。」とあります。)
http://www.ninjal.ac.jp/

Mendeley、参考文献リストの書式を自作するツールをリリース

2012年12月5日、文献管理サービスを提供するMendeleyが、米コロンビア大学図書館と共同開発したCSL Editorをリリースしました。

通常文献管理ツールには論文などに挿入する参考文献リストを出力する機能が備わっていますが、学術雑誌によって書式は異なり、文献管理ツールは様々なフォーマットでリストを出力することが求められます。文献管理ツールではあらかじめ多数のフォーマットに対応していますが、それだけでは十分でないこともあり、ユーザが自分で独自の書式を作成できるようになっています。

このCSL Editorは、そのような、参考文献リストの書式を自分で作成するためのオープンソースのツールです。作成した書式は、Citation Style Languageという標準的な形式でXMLファイルとして保存することができ、Mendeleyだけでなく、その他の文献管理ツールなどで使用することができます。書式は一から作成することも、既存の書式を流用して作成することも可能です。WYSIWYGで作成できるVisual Editorと、XMLで記述するCode Editorの2種類が用意されています。

Visual CSL Editor(※Mendeleyへのログインが必要)
http://csl.mendeley.com/

OASIS、情報検索に関するプロトコル“searchRetrieve”の標準化に向けたパブリックレビューを実施中

国際的な標準化団体OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)が、情報検索に関するプロトコル“searchRetrieve”のバージョン1.0を公表しました。現在、2013年1月14日までのパブリックレビュー期間となっており、その後OASIS標準として認められるための投票へと進められます。仕様は以下のような構成になっています。

・Part 0. Overview
・Part 1. Abstract Protocol Definition
・Part 2. searchRetrieve Operation: APD Binding for SRU 1.2
・Part 3. APD Binding for SRU 2.0
・Part 4. APD Binding for OpenSearch
・Part 5. CQL: The Contextual Query Language
・Part 6. SRU Scan Operation
・Part 7. Explain

60-day Public Review for searchRetrieve V1.0 COS01 begins(OASIS)

大阪市立中央図書館が「書評漫才(SBR)グランプリ in Osaka」を開催

2012年12月22日、大阪市立中央図書館で、「書評漫才(SBR)グランプリ in Osaka」というイベントが開催されます。書評漫才とは、複数人による漫才スタイルで本を紹介するというもので、制限時間は3分間となっています。SBRはStand-up Book Reviewの略で、漫才がStand-up Comedyであることにちなんでいます。現在、参加者(関西在住、10~20代)が募集されています。

書評漫才(SBR)グランプリin Osaka ver2.0(大阪市立中央図書館)
http://www.oml.city.osaka.jp/teens/2012sbr.html

書評漫才(SBR)グランプリin Osaka ver2.0(PDF:2ページ)
http://www.oml.city.osaka.jp/teens/sbr20121222f.pdf