アーカイブ - 2012年 10月 30日

総務省、「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」を開催

総務省が「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」の開催を発表しました。2012年11月1日に第1回会合を開催し、2013年7月を目途に一定の取りまとめを行う予定です。同研究会では、プライバシー保護等に配慮したパーソナルデータ(個人に関する情報)のネットワーク上での利用・流通の促進に向けて、これらのデータの取扱い等について検討するということです。

「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」の開催(総務省 2012/10/30付け報道資料)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000050.html

参考:
総務省、提言「スマートフォン プライバシー イニシアティブ-利用者情報の適正な取扱いとリテラシー向上による新時代イノベーション-」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/21554

あなたのオープンアクセス論文のプレゼンスを上げる10の方法(記事紹介)

2012年10月26日、英JISCのブログに“Top 10 tips on how to make your open access research visible online”という記事が掲載されています。記事では、研究論文を機関リポジトリ等で公開した後、さらにその論文のプレゼンスを高め、多くの人に見てもらえるようにする10の方法が紹介されています。例えば、プレゼンテーション資料にオープンアクセスで公開した論文の掲載URLを記載し、プレゼンテーション資料も発表前には既にSlideshareで公開すること、ユーザが論文にどのようにたどり着いたのかを調査し、自身のプロモーションのチャンネルを把握しておくこと等が挙げられています。

Top 10 tips on how to make your open access research visible online (JISC 2012/10/26付けの記事)
http://www.jisc.ac.uk/blog/top10tips/

全国美術館会議、東日本大震災復興対策支援事業に採択された22件の事業を発表

2012年10月26日、全国美術館会議は、東日本大震災復興対策支援事業に採択された22件の事業を発表しました。資料には、6月19日に既に公表された13件の採択事業の進捗とともに、9件が新規で追加されています。新規追加事業には、「東日本大震災美術館・博物館総合調査報告書作成費」や「東日本大震災文化財レスキュー事業記録集作成費」等があります。

東日本大震災復興支援事業の採択について (PDF)
http://www.zenbi.jp/files/works/pdf/2012/121025_01.pdf

全国美術館会議 東日本大震災 救援・支援活動
http://www.zenbi.jp/earthquake/tohoku/

国際子ども図書館、2015年開室予定の中高生向け「調べものの部屋(仮称)」の準備調査プロジェクトページを公開

2012年10月30日、国立国会図書館国際子ども図書館は、平成27年(2015年)の新館開館に合わせて開室する、中高生向けの「調べものの部屋(仮称)」の準備調査プロジェクトのウェブページを公開しました。「調べものの部屋(仮称)」では、学校図書館における学習支援のモデルケースをイメージしたサービスを提供する予定です。自由研究などを目的とした中高生の調べものに役立つサービスを行うとともに、図書館や図書館資料を使った探究学習・調べ学習の体験プログラムを用意し、修学旅行や郊外学習で上野公園を訪れた中高生に体験してもらうことを検討しています。また、そこで得られた学習支援のノウハウは、全国の学校図書館の参考となるように、ホームページ等を通じて公開していきます。

中高生向け調べものの部屋の準備調査プロジェクト (国際子ども図書館)
http://www.kodomo.go.jp/promote/school/room.html

【イベント】第23回保存フォーラム「地震に対する図書館の備え―良かったこと、分かったこと―」(12/20・NDL東京本館)

2012年12月20日に、国立国会図書館東京本館において、第23回保存フォーラム「地震に対する図書館の備え―良かったこと、分かったこと―」が開催されます。日本図書館協会施設委員会委員を務める岡田新一設計事務所の柳瀬寛夫氏の講演「地震による書架の転倒及び資料落下防止策について―東日本大震災で分かったこと―」に続いて、宮城県図書館、福島県立図書館、東北学院大学中央図書館、国立国会図書館東京本館から事例報告が行われます。定員は80名、参加費は無料です。11月30日まで申込が受け付けられています。

第23回保存フォーラムのご案内(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve32.html

参考:
【イベント】国立国会図書館、中国・韓国・オーストラリア・日本における資料防災をテーマに「保存フォーラム」を開催(12月)
http://current.ndl.go.jp/node/19469

大手出版社の米ランダムハウスと英ペンギングループが合併へ

2012年10月29日、英ピアソンおよび独ベルテルスマンが、各社の出版部門であるペンギングループおよびランダムハウスの合併を発表しました。2013年後半に新会社「ペンギンランダムハウス(Penguin Random House)」が誕生する見込みです。合併の理由としてデジタル化への対応などが挙げられています。

ペンギングループとランダムハウスは、米国で「ビッグ6」と呼ばれる大手出版社グループの一角を占めています。2011年の売上および営業利益は、ランダムハウスが17億ユーロと1億8500万ユーロ、ペンギングループが10億ポンドと1億1,100万ポンドとなっており、合併によって世界最大の出版社が誕生するとされています。新会社の株式はベルテルスマンが53%、ピアソンが47%を所有するということです。

Pearson and Bertelsmann agree consumer publishing partnership: Penguin and Random House to combine, creating the world's leading trade publisher(Pearson 2012/10/29付けニュース)

大阪府立大学、蔵書ゼロでスタートする市民参加型ライブラリーを2013年春開設

大阪府立大学が2013年4月に開設予定の「なんば新拠点」に蔵書数ゼロでスタートする参加型ライブラリー「まちライブラリー in なんば」(仮称)が設置されると報じられています。このライブラリーは、新拠点に設置される同大学観光産業戦略研究所の研究活動の一環で、所長補佐を務める礒井純充さんらが進めている「まちライブラリー」という活動のひとつとして行われます。ライブラリーは市民に開放され、そこで講演や研究会などを行なった利用者が、使用料としてメッセージを添えた本を寄贈することで蔵書を充実させていくというしくみです。

大阪府大図書館が来春難波に新設 蔵書ゼロ、並ぶのは交流の心 (産経新聞)(Yahoo!ニュース 2012/10/26付け記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000127-san-soci

なんば新拠点の概要(PDF:2ページ)
http://www.osakafu-u.ac.jp/data/open/cnt/3/5853/1/nanbasateraito.pdf

なんば新拠点の愛称募集について(大阪府立大学 2012/9/12付けニュース)
http://www.osakafu-u.ac.jp/news/2012/nanba_sateraito.html

Internet Archiveが80テラバイトものウェブアーカイブファイルを研究利用のために提供

Internet Archiveが80テラバイトものウェブアーカイブファイルを研究利用のために提供すると発表しました。このアーカイブは、2011年3月9日から12月23日までの期間に、Alexa社の統計で上位100万に入っているウェブサイトを収集したもので、ファイルフォーマットにはWARC形式が使われています。その収録URL数は27億件に及び、これらのウェブページのテキストデータに加え、可能な範囲で画像や動画データも収集されています。このファイルを利用したいものはメールでコンタクトを取って欲しいとしています。また、このアーカイブに関する統計データがも併せて掲載されています。

80 terabytes of archived web crawl data available for research(Internet Archive Blogs 2012/10/26付け記事)
http://blog.archive.org/2012/10/26/80-terabytes-of-archived-web-crawl-data-available-for-research/

2011 WIDE Crawl (wide00002)
http://archive.org/~vinay/wide/wide-00002.html

参考:

カナダ・マギル大学図書館、ライブラリアンの執筆した論文に関するオープンアクセス化方針を定める

カナダのマギル大学図書館がオープンアクセスへの支持の一環として、同館のライブラリアンの執筆した学術論文を機関リポジトリ“eScholarship@McGil”に登載するというオープンアクセス方針を定めたそうです。クリエイティブコモンズのCC BY-NC-ND 3.0ライセンスが適用されるということです。

McGill Librarians announce support of Open Access movement(McGill Reporter 2012/10/26付け記事)
http://publications.mcgill.ca/reporter/2012/10/mcgill-librarians-announce-support-of-open-access-movement/

医中誌WebがSerials Solutions社のディスカバリサービスSummonで検索可能に

Serials Solutions社のウェブスケールディスカバリサービスSummonで、医学中央雑誌刊行会(JAMAS)のデータベース「医中誌Web」に登載された日本語論文のメタデータが検索可能になると発表されました。5,800タイトル以上の医学・歯学・薬学分野の雑誌が対象になっています。

Serials Solutions Summon Service Expands Japanese-language Content with JAMAS(Serials Solutions 2012/10/29付けプレスリリース)
http://www.serialssolutions.com/en/press_room/detail/serials-solutions-summon-expands-japanese-language-content-with-japan-medic

学校ネットワーク協会(CoSN)、ハリケーン「サンディ」襲来に備え、学校区の技術リーダーに情報配信(米国)

学校ネットワーク協会(CoSN)が、ハリケーン「サンディ」が米国東海岸にせまっていることを受け、IT危機管理イニシアチブ(IT Crisis Preparedness Initiative)の一環として、学校区の技術リーダーに対し、災害からの復旧に役立つであろう情報を送ったとのことです。このイニシアチブは、ハリケーン「カトリーナ」等の教訓から2008年に始められたものです。

CoSN’s IT Crisis Preparedness Tools Designed to Help School District
Leaders Plan for Hurricane Recovery(CoSN 2012/10/29)
https://www.cosn.org/Portals/7/docs/Press%20Releases/2012/CrisisPrep2012.pdf

IT Crisis Preparedness Initiative
http://www.cosn.org/Default.aspx?TabId=4507

CoSN’s IT Crisis Preparedness Tools Designed to Help School District Leaders Plan for Hurricane Recovery