アーカイブ - 2012年 10月 3日

東京大学、新図書館構想「アカデミック・コモンズ」への寄附募集を開始

2012年10月3日、東京大学附属図書館は、新図書館構想「アカデミック・コモンズ」の寄附募集を発表しました。この「アカデミック・コモンズ」計画では、本郷キャンパス総合図書館を大幅に拡充し、図書館前広場地下に新館を建設し、伝統ある本館は外観を保存したまま内部を全面改修するというものです。

東京大学新図書館「アカデミック・コモンズ」計画
http://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt31.html

東京大学基金プロジェクト「東京大学新図書館『アカデミック・コモンズ』計画」について (東京大学附属図書館 2012/10/3付けの記事)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_12_10_03.html

LJ、「図書館インテリアデザイン賞」受賞館を紹介する記事を公開

米国図書館協会(ALA)の図書館管理・運営委員会(LAMA)と国際インテリアデザイン協会(IIDA)が2年に一度開催している「図書館インテリアデザイン賞」の2012年度の受賞館は、既に5月に公表されていますが、これらの図書館のうち、以下の5館を紹介する記事を掲載しています。これらの図書館の写真はIIDAのウェブサイトでも見ることができます。

Julian Street Library(Princeton University;ニュージャージー州)
Harris Learning Library(Nipissing University and Canadore College;カナダ・オンタリオ州)
Anacostia Neighborhood Library(ワシントンD.C.)
McAllen Public Library(テキサス州)
Carnegie Library(Cold Spring Harbor Laboratory;ニューヨーク州)

Ref.
The Best of Interior Design: Public and Academic Library Winners | Library by Design

米カリフォルニア電子図書館等、表形式の研究データを管理・公開するウェブアプリケーション“DataUp”をリリース

米国カリフォルニア大学のカリフォルニア電子図書館(CDL)らが、2012年10月2日に、無料の研究データ管理ツール“DataUp”をリリースしました。表形式(Excel、CSV)のデータにメタデータをつけてアップロードし、管理・公開できるというもので、オープンソースのウェブアプリケーションとして提供されるほか、Excel用アドインも用意されています。DataUpの開発には、ゴードン&ベティ・ムーア基金、Microsoft Research Connections、DataONEも関わっています。アップロードしたデータは、ONEShareというデータリポジトリに登載され、連携しているDataONEのインタフェースから検索可能になるということです。

DataUp(ウェブアプリケーション)
http://www.dataup.org/

Excel用アドイン
https://bitbucket.org/dataup/main/downloads/DataUpAddIn.zip

DataUpのソースコード
https://bitbucket.org/dataup

DataUp: Describe, Manage and Share Your Data
http://dataup.cdlib.org/

米国学校図書館協会、禁書週間にあわせ、"禁じられたウェブサイト"についての活動を実施

米国学校図書館協会(AASL)が、禁書週間の期間のうち10月3日を、"禁じられたウェブサイト"について取り上げる日"Banned Websites Awareness Day"と定め、合法的な教育に関するウェブサイトや学術的に役に立つソーシャルネットワーキングツールについての意識喚起を行っています。

この日にあわせAASLは、フィルタリング、許容可能な利用規定、ソーシャルメディア,BYOD(私的なデバイス活用)などについて取り上げたペーパー"White Paper on Educational Technology in Schools"(全4ページ)を公表しています。

Ref.
AASL releases white paper on technology use in schools(2012/10/2)
http://www.ala.org/news/pr?id=11557

White Paper on Educational Technology in Schools()
http://www.ala.org/aasl/aaslissues/positionstatements/tech-white-paper

Banned Websites Awareness Day

BBC、過去の大統領選挙戦を保存する活動を紹介(米国)

BBCニュースが、米国の過去の大統領選挙戦をウェブ等で保存する活動について報じています。紹介されているのは、ニューヨークの動画美術館(Museum of the Moving Image)が1950年代以降にテレビで流された広報コンテンツをデジタル化しウェブサイトで公開している活動と、国立歴史博物館のキュレーターが1980年代以降の共和党、民主党の集会等に赴き収集したキャンペーングッズの保存活動です。

Ref.
(動画)Preserving US presidential campaigns on the web(2012/10/2)
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-19796114

Museum of the Moving Image
http://www.livingroomcandidate.org/commercials/1972

ロンドンの女性図書館がLSEで存続決定 2013年に一般公開

予算削減の影響で維持が困難になったとしてその蔵書等の引き取り先を検討していた、ロンドン・メトロポリタン大学の女性図書館(Women's Library)が、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)へ場を移し、存続することになりました。1926年に女性サービスのためのロンドン協会(London Society for Women’s Service)の図書館として開設された女性図書館は、女性史等に関する資料を多数所蔵する図書館として知られています。LSEは今後、女性図書館の資料の更なる充実化と資料のデジタル化公開等に取り組むとし、2013年に同館を一般に公開するとしています。

The Women's Library @ LSE
http://www2.lse.ac.uk/library/news/Womens-Library.aspx

The Women's Library
http://www.londonmet.ac.uk/thewomenslibrary/

LSE to be new home for the Women's Library (London Metropolitan University)

米ボストン図書館コンソーシアム、ebraryおよびYBPと提携して電子書籍のPDAに関する実験プロジェクトを開始

2012年10月2日、米国のボストン図書館コンソーシアム(BLC)が、電子書籍ベンダのebraryおよびYBP Library Servicesと提携し、コンソーシアムによる電子書籍のPatron-Driven Acuquisitionに関する実験プロジェクトを開始すると発表されました。BLCには現在17の大学・研究図書館が加盟しています。

Boston Library Consortium Chooses ebrary and YBP Library Services for Patron Driven Acquisition E-book Pilot(PDF:3ページ)
http://www.ebrary.com/corp/newspdf/ebrary_YBP_BLC.pdf

Current BLC Members
http://www.blc.org/members/current-members

参考:
CA1777 - 動向レビュー:利用者要求にもとづくコレクション構築:大学図書館における電子書籍を対象としたPDAを中心に / 小山憲司
http://current.ndl.go.jp/ca1777

米Penguinグループ、ニューヨーク及びブルックリン公共図書館に電子書籍を提供する実験プロジェクトを開始

Ex Libris社のPrimo Central IndexにElsevier社の文献データベースScopusが追加へ

Ex Libris社のディスカバリサービスPrimo用の検索データベースである“Primo Central Index”に、Elsevier社の文献データベースScopusが追加される予定だと発表されました。現在Scopusには5,000社の19,500以上のジャーナル等が登載されています。なお、Elsevier社の全文データベースScience Directは、2011年6月にPrimo Central Indexへの追加が発表されています。

Elsevier and Ex Libris Group announce collaboration to expand discoverability of scholarly content(Ex Libris 2012/10/2付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=17257

Elsevier and Ex Libris Group® Announce Collaboration to Expand Discoverability of Scientific Content(Elsevier 2011/6/23付けプレスリリース)

科学技術政策研究所が「科学技術動向」9・10月号公表 米国政府のビッグデータへの取り組み等を紹介

2012年9月28日に、科学技術政策研究所が、「科学技術動向」9・10月号を公表しました。レポート1「大学・大学院におけるデザイン思考(Design Thinking)教育」のほか、レポート2として「米国政府のビッグデータへの取り組み」が掲載されています。

「科学技術動向」9・10月号の公表について (科学技術政策研究所 2012/9/28付けの記事)
http://www.nistep.go.jp/archives/5994

国際子ども図書館、『国際子ども図書館の窓』第12号(2012年9月)を刊行

国立国会図書館国際子ども図書館が『国際子ども図書館の窓』第12号(2012年9月)を刊行し、ウェブサイトでも公表しました。同館が開館の2001年から毎年刊行しているものです。玉川大学准教授の河西由美子氏による「震災と子ども読書・学校図書館支援」のほか、アイルランドやラトビア、インドネシアの児童文学・児童書の事情を紹介する記事などが掲載されています。

国際子ども図書館の窓 第12号(PDF:97ページ)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3532976_po_2012-mado-full.pdf?contentNo=1

国際子ども図書館の窓
http://www.kodomo.go.jp/about/publications/window.html

「デジタル人文学 まずはここから」(記事紹介)

このほど公開された、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)発行の“C&RL News”2012年10月号に、デジタル人文学に関するオンラインのリソースをまとめた記事“Digital Humanities: Where to Start”が掲載されています。執筆者はアメリカ・カトリック大学図書館のJennifer L. Adams氏とKevin B. Gunn氏です。図書館員がデジタル人文学を始めるのに重要かつ有用なものなものとなるように情報をまとめたとのことです。

October 2012 issue of C&RL New
http://crln.acrl.org/content/73/9.toc

2012年度グッドデザイン賞に千葉大学アカデミック・リンクや金沢海みらい図書館等が選ばれる

2012年度のグッドデザイン賞に、千葉大学アカデミック・リンクや金沢海みらい図書館、茨城県の真壁伝承館が選ばれました。その他、図書館や博物館・美術館、文化遺産などに関わる受賞作品を以下にリストアップしました。なお、日本科学未来館の展示は「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれています。

千葉大学アカデミック・リンク
http://www.g-mark.org/award/describe/39377

金沢海みらい図書館
http://www.g-mark.org/award/describe/39384

真壁伝承館
http://www.g-mark.org/award/describe/39396

大正大学3号館
http://www.g-mark.org/award/describe/39375

日本科学未来館つながりプロジェクト
http://www.g-mark.org/award/describe/39403

金沢菓子木型美術館
http://www.g-mark.org/award/describe/39385

郷さくら美術館
http://www.g-mark.org/award/describe/39383

天心・六角堂復興プロジェクト