アーカイブ - 2012年 10月 19日

米国国立医学図書館、ClinicalTrials.govのインターフェース改善をアナウンス

米国国立医学図書館(NLM)が、その臨床試験の登録サイトClinicalTrials.govのインターフェース改善を公表しています。

ClinicalTrials.govは、2000年に開始された臨床試験に関するコンテンツを利用することのできるデータベースであり、現在、全米及び世界179カ国の13万3000件以上の臨床試験の情報が登録されており、月間9500万アクセス(ページビュー)の利用があるサイトとなっています。

今回のデザイン修正は、患者、臨床医、研究者、メディアなど様々なユーザーのニーズに応えるために行われたものとのことです。

National Library of Medicine Announces Update of ClinicalTrials.gov (2012/10/4公表)
http://www.nlm.nih.gov/news/ct_refresh.html

New Style and New Content for ClinicalTrials.gov
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja12/ja12_clinicaltrials.html

参考
図書館研究シリーズNo.40 米国の図書館事情2007 第1章米国の図書館の概況

2回目となる有色人種の図書館員の合同カンファレンス、カンザスシティで開催される(米国)

米国で、2012年9月19日から23日にかけて開催された白人以外の図書館員のカンファレンス“2012 Joint Conference of Librarians of Color ”(JCLC)がミズーリ州カンザスシティで開催されましたが、これについての記事が掲載されています。このカンファレンスはthe American Indian Library Association (AILA)、the Asian/Pacific American Librarians Association (APALA)、the Black Caucus of the American Library Association (BCALA)、the Chinese American Librarians Association (CALA)、the National Association to Promote Library and Information Services to Latinos and the Spanish Speaking (REFORMA)の共催によるものであり、この5団体が集まってカンファレンスを開催するのは2006年以来2度目であるとのことです。会場には、800人の図書館員が集まったとのことです。

日本電子出版協会、「公共図書館における電子図書館推進のための留意点」を公開

2012年10月18日、日本電子出版協会が、公共図書館における電子図書館推進のための諸要件を検討し、留意点としてまとめて公開しました。

公共図書館における電子図書館推進のための留意点 (日本電子出版協会 2012/10/18付けの記事)
https://sites.google.com/site/jepasite/whatsnew/10yue18ri%E3%80%8Cgonggongtushuguanniokerudianzitushuguantuijinnotamenoliuyidian%E3%80%8D

人と防災未来センター、開設10周年記念「災害ミュージアム研究塾2012」全6回を毎月開催

兵庫県神戸市にある人と防災未来センターが、2012年10月から2013年3月にかけて、開設10周年記念「災害ミュージアム研究塾2012」を開催します。以下の全6回が予定されており、いずれも参加費は無料ということです。

・2012年10月20日:第1回「阪神・淡路大震災 震災資料の17年」
・2012年11月18日:第2回「被災地経験継承のために―複数の展示拠点とネットワークづくり―」
・2012年12月16日:第3回「東日本大震災の文化財レスキューと展示活動」
・2013年1月:第4回「地域を拠点とした被災経験の継承―阪神・淡路大震災と東日本大震災―」
・2013年2月:第5回「長田区役所職員による阪神・淡路大震災の記憶継承の取り組み」
・2013年3月:第6回「地域の歴史・自然そして災害の記憶を語り継ぐ―雲仙岳災害記念館・ジオパークの挑戦―」

人と防災未来センター・災害ミュージアム研究塾2012
http://www.hitobou.com/kenkyu/

災害ミュージアム研究塾2012のチラシ(PDF:2ページ)
http://www.hitobou.com/kenkyu/flyer/kenkyu201210.pdf

参考:
人と防災未来センター、震災資料の分類・保存・公開に関する3篇の研究会報告書をPDF公開

国際博物館会議(ICOM)、シリアの危機的状況にある文化財リストを作成へ

2012年10月18日、国際博物館会議(ICOM)がシリアの危機的状況にある文化財リスト“Emergency Red List of Syrian Cultural Objects at Risk”の作成を開始したと発表しています。ICOMはこれまで同様のレッドリストを11点作成しており、2013年には、このシリア版に加え、現在作成中の西アフリカ版、ドミニカ共和国版が公開されるとのことです。ICOM代表のJulien Anfruns氏は、このレッドリストがシリアの文化遺産保護活動のレファレンスツールとなるだろうとしています。

ICOM to launch a Red List for Syria (ICOM 2012/10/18付けの記事)
http://icom.museum/press-releases/press-release/article/icom-to-launch-a-red-list-for-syria/

Beyond Access、途上国におけるジェンダー間のデジタルディバイドの問題を扱ったイシューブリーフを刊行

2012年10月18日、Beyond Accessが主に途上国における女性のICT利用問題を扱ったイシューブリーフを刊行しました。Beyond Accessによると、途上国などでは女性が伝統的な役割に縛られているケースが多いことから、ジェンダー間でのデジタルディバイドが生じており、女性のICTスキルが低いままとなっているとのことです。イシューブリーフでは、ウガンダやホンジュラス、ウクライナ等の公共図書館における女性向けのICT利用支援の事例等を紹介しているとのことです。

Empowering Women and Girls Through ICT at Libraries (Beyond Access 2012/10/18付けの記事)
http://www.beyondaccess.net/2012/10/18/empowering-women-and-girls-through-ict-at-libraries-october-issue-brief/

一般利用サービス中止の危機にあった米ジョージア州公文書館 2013年半ばまでのサービス維持が決定

2012年9月13日に米国ジョージア州が、予算削減に伴い、同州の公文書館の閲覧サービスを予約制に変更すると発表していた問題で、10月18日にNathan Dealジョージア州知事とBrian Kemp州務長官は、125,000ドルを追加計上し、公文書館を少なくとも来年2013年半ばまでは開館すると発表しました。

Deal, Kemp to keep Georgia’s Archives open (Govenor Nathan Deal Office of the Governor 2012/10/18付けの記事)
http://gov.georgia.gov/press-releases/2012-10-18/deal-kemp-keep-georgia%E2%80%99s-archives-open

After uproar, Ga. officials back off archives plan (Huffinghon Post 2012/10/18付けの記事)
http://www.huffingtonpost.com/huff-wires/20121018/us-georgia-state-archives/

学校・企業図書館のインターネット公開されてないOPACとの連携機能「カーリルスポット」が提供開始

2012年10月19日、全国図書館の蔵書検索サイト「カーリル」が、学校図書館や企業図書館のインターネット公開されてないOPACとの連携機能「カーリルスポット」の提供開始を発表しました。校内・社内LANに接続されたパソコンやスマートフォンから、自館のOPACに加えて、カーリルが現在対応している6,200館以上の公共・大学図書館の所蔵を検索できるようになるというものです。図書館で導入されている図書館システムとの連携は追加費用なしでできるということです。現在は、株式会社ブレインテックの図書館システム「情報館v7」への対応が発表されています。

カーリルが学校図書館で使える。新サービス「カーリルスポット」はじまります!(カーリルのブログ 2012/10/19付け記事)
http://blog.calil.jp/2012/10/blog-post_19.html

「情報館v7」が「カーリルスポット」に対応(株式会社ブレインテック 2012/10/19付けプレスリリース)
http://www.braintech.co.jp/news/n_20121019_01.html

参考:
蔵書検索「カーリル」など図書館向けウェブサービスを専業とする株式会社カーリルが設立
http://current.ndl.go.jp/node/20997

Google Books Ngram Viewerがバージョンアップ 対象書籍が増加、品詞の指定や演算子の使用も可能に

2012年10月18日、Google社が“Google Books Ngram Viewer”のバージョンアップを発表しました。これは、同社によってデジタル化された書籍(の一部)のなかで、ある単語がどのように登場するかを簡単にグラフ化することのできるツールです。アップデートの内容として以下が挙げられています。

・データセットに含まれる書籍の増加(イタリア語書籍の追加も)
・OCRの改善
・図書館および出版社からのメタデータの不一致を調整
・単語の品詞を指定しての検索
・演算子(+, -, /, *, :)を用いた検索

また、Googleブックスでは現在2,000万点の書籍を登載しているとも紹介されています。

Google Books Ngram Viewer
http://books.google.com/ngrams

Info | Google Books Ngram Viewer
http://books.google.com/ngrams/info

Ngram Viewer 2.0(Research Blog 2012/10/18付け記事)
http://googleresearch.blogspot.jp/2012/10/ngram-viewer-20.html

参考: