アーカイブ - 2012年 10月 16日

NTTデータがクラウド型デジタルアーカイブサービス“AMLAD”を発表、電子書籍配信サービスにも対応

株式会社NTTデータが、2012年10月19日より、図書館・公文書館・美術館・博物館向けのクラウド型デジタルアーカイブサービス“AMLAD(アムラッド)”の提供を開始すると発表しました。AMLADでは、デジタル化資料の保存・検索・閲覧のほかに、電子書籍の貸出サービスや、他MLA機関との横断検索、国立国会図書館サーチとの連携も可能となっています。また、PCだけではなく、スマートフォンやタブレット端末での利用にも対応しています。

なお、同日から、秋田県立図書館がAMLADを用いて、電子書籍サービスおよび秋田県デジタルアーカイブ(仮称)の運用を開始する予定です。

図書館向けクラウド型デジタルアーカイブサービス提供開始(NTTデータ 2012/10/16付けニュースリリース)
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2012/101600.html

NTTデータ、図書館などの資料保存機関を対象としたクラウド型のデジタルアーカイブサービス(クラウド Watch 2012/10/16付け記事)
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20121016_566313.html

米国法律図書館協会等、図書館員・情報サービス専門職に求められるスキルをテーマとした白書を刊行

米国法律図書館協会(American Association of Law Libraies)と、国際法律技術協会(International Legal Technology Association)が、現代の図書館員および情報サービス専門職に求められるスキルをテーマにまとめた白書“The New Librarian”を刊行しました。エンベディッド・ライブラリアンやナレッジ・マネージメント等をテーマに、全12章で構成されています。

The New Librarian
http://read.uberflip.com/i/87421/

American Association of Law LibrariesのFacebookページでのお知らせ(2012/10/15付け)
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=10151084294421806&set=a.452274066805.246610.103201871805&type=1

AALL/ILTA Digital White Paper: The New Librarian (3 Geeks and a Law Blog 2012/10/15付けの記事)

【イベント】EnjuKaigi 2012「オープンソース図書館システムの可能性」(10/27・島根)

2012年10月27日、島根県松江市の松江オープンソースラボにおいて、Project Next-Lの主催によるEnjuKaigi 2012「オープンソース図書館システムの可能性」が開催されます。オープンソースの図書館システムNext-L Enjuをテーマに、基調講演、鼎談、事例紹介、チュートリアル、自由討議が行われます。参加費は無料で、現在参加申し込みが受け付けられています。なお、10月25日及び26日には同じく松江市で第98回全国図書館大会島根大会が開催されます。

EnjuKaigi2012
http://www.next-l.jp/?page=EnjuKaigi2012

第98回全国図書館大会島根大会
http://mice.ntour.jp/shimane_tosyokan2012/index.html

クラウドファンディングによる書籍デジタル化プロジェクトUnglue.itがサービス再開、5タイトルの資金を募集中

クラウドファンディングによって書籍のデジタル化と公開を行う“Unglue.it”は、資金調達用に利用していたAmazon Paymentsから処理停止を告げられていましたが、このたび、サンフランシスコのベンチャー企業Stripeのサービスに乗り換え、再始動したということです。現在、5タイトルの書籍について資金を募っています。そのなかには、ライブラリアンになりたい人たちのために書かれた、Lauren Pressley氏の“So You Want to be a Librarian”という書籍も含まれています。

Unglue.it Relaunches With a New Payment Service and New Books to “Unglue” (Including a Book About Librarianship)(LJ INFOdocket 2012/10/15付け記事)
http://www.infodocket.com/2012/10/15/unglue-it-relaunches-with-a-new-payment-service-and-new-books-to-ungle-including-a-book-about-librarianship/

研究助成機関による生命科学分野のオープンアクセス誌“eLife”が正式創刊に先立って論文の公開を開始

生命科学・生物医学分野のオープンアクセス誌“eLife”が、創刊に先立ち、創刊号に掲載される予定の論文の公開を開始しました。同誌は2012年6月に投稿の受け付けを開始していました。正式な創刊は12月に予定されていますが、編集主幹のRandy Schekman氏によると「これらの新発見の公開を遅らせる理由はない」ということです。同誌は、英国のウェルカムトラスト、米国のハワードヒューズ医学研究所、ドイツのマックスプランク協会という3つの研究助成機関による取組です。

Recent articles(eLife)
http://www.elifesciences.org/the-journal/articles/

eLife Volume 1;  2012(PMC)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/issues/214921/

Anticipated new journal, eLife, publishes first articles(eLife 2012/10/15付けニュース)
http://www.elifesciences.org/12-1015/

第4回 SPARC Japan セミナー2012「研究助成機関が刊行するオープンアクセス誌」

【イベント】東京都墨田区立図書館、新しい図書館を地域住民と協働して図書館を作り上げていくため、講演会等を開催(10/20・東京)

東京都の墨田区立図書館が、2013年3月末に予定されている統合新図書館の開館のプレイベントとして、「みんなでつくろう、新しいすみだの図書館」講演会&パネルディスカッションを開催します。東京23区の区立図書館を訪問し訪問記をまとめている竹内庸子氏(インターネットサイト「東京図書館制覇!」の管理人)を迎え、講演会とパネルディスカッションが行われるとのことです。

「みんなでつくろう、新しいすみだの図書館」講演会&パネルディスカッションを開催します (2012/10/3)
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/library/info/projectreader.html

10月20日、講演会&パネルディスカッションを行います(東京図書館制覇!ブログ版2012/10/1)
http://blog.livedoor.jp/take216/archives/52994394.html
#「今回のイベントは墨田区在住・在学・在勤者が対象となっていますが、それとは別に竹内招待枠をいただけることになりました。」との記述あり。

参考
東京都墨田区立図書館、地域住民との協働を目指して「新図書館開館プロジェクトリーダー講座」を開催 Posted 2012年5月7日

ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)2.0が国際標準ISO/IEC 40500に

2012年10月12日付けで、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)バージョン2.0が、国際標準ISO/IEC 40500:2012になりました。WCAG 2.0は、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関する推奨事項をまとめたもので、2008年にW3C勧告となっていたものです。日本国内では、WCAG 2.0の内容を含めたJIS X 8341-3:2010が2010年に作成されています。

ISO/IEC 40500:2012 - Information technology -- W3C Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=58625

W3C Web Content Accessibility Guidelines 2.0 approved as an ISO/IEC International Standard(W3C 2012/10/15付けニュース)
http://www.w3.org/2012/07/wcag2pas-pr.html

Library Journal誌、2011年の米国の図書館情報学大学院の卒業生の就職状況を掲載

Library Journal誌が実施している、米国の図書館情報学(LIS)大学院の卒業生の就職状況調査について、2012年版(2011年の状況)のデータが公開されています。機関あるいは個人からの回答により取得したデータをまとめたもので、今回は41の大学院の2162人のデータが集計されています。

初任給については前年度比5%増の平均44,565ドルとなり、また、一時雇用やパートタイムでの雇用についても減少しているようです。

A Job By Any Other Name | LJ’s Placements & Salaries Survey 2012
http://lj.libraryjournal.com/2012/10/placements-and-salaries/2012-survey/a-job-by-any-other-name-ljs-placements-salaries-survey-2012/

Placements & Salaries Survey: Survey Methods
http://lj.libraryjournal.com/placements-salaries-survey-survey-methods/

Placements & Salaries 2012: Emerging Jobs, New Titles

名古屋工業大学、所属教員の公表論文を原則的に機関リポジトリでインターネット公開する方針を決定

名古屋工業大学附属図書館が、同大学に所属する教員の公表した論文について、原則、機関リポジトリへ登録してインターネット公開を行うことが決定したと発表しました。著作権上の理由により登録できない場合や、教員から非公開の申請があった場合は除くということのようです。

機関リポジトリへの登録推進について(名古屋工業大学附属図書館 2012/10/12付けお知らせ)
http://www.lib.nitech.ac.jp/oshirase/index.html#koukairepo

参考:
岡山大学、博士論文および学内プロジェクト研究成果のインターネット公開の義務化が決定
http://current.ndl.go.jp/node/19883

日本ペンクラブ、Googleブックス図書館プロジェクトについてGoogle社との話し合いを開始へ

2012年10月15日に、社団法人日本ペンクラブが、Google社による「Googleブックス」の図書館プロジェクトについて、同社との話し合いを開始すると発表しました。毎日新聞の記事によると、9月にGoogle社が日本ペンクラブに対して話し合いを申し込んできたということです。

Google社との図書館プロジェクト(グーグルブック検索サービス)に関わる事項についての話し合い開始について(日本ペンクラブ)
http://www.japanpen.or.jp/news/cat90/google.html

グーグル:書籍デジタル化めぐり日本ペンクラブと協議へ(毎日jp 2012/10/16付け記事)
http://mainichi.jp/select/news/20121016k0000m040043000c.html

Google ブックス図書館プロジェクト
http://books.google.co.jp/googlebooks/library.html

参考:
CA1702 - 動向レビュー:Google Book Searchクラスアクション(集合代表訴訟)和解の動向とわが国の著作権制度の課題 / 鳥澤孝之
http://current.ndl.go.jp/ca1702

オンライン教育プラットフォーム“edX”にテキサス大学システムが参加

2012年10月15日、ハーバード大学及びマサチューセッツ工科大学が立ち上げたオンライン教育プラットフォーム“edX”に、米国テキサス大学システムが参加したと発表されました。

同システムは、米国内で最大級の公立大学システムであり、テキサス大学オースティン校をはじめとする9つの大学と、テキサス大学サウスウエスタン医学センターなどの6つの医療系研究所から構成されています。2013年中に最低4つのコースをedX上で提供する予定です。

なお、スタンフォード大学の教授らが運営する“Coursera”には現在33大学が参加しているとされています。

The University of Texas System joins edX(edX 2012/10/15付けニュース)
https://www.edx.org/press/ut-joins-edx

The University of Texas System joins edX(University of Texas System 2012/10/15付けニュース)
http://www.utsystem.edu/news/2012/10/15/university-texas-system-joins-edx