アーカイブ - 2012年 1月 5日

Springer社、電子リソースプラットフォームSpringerLINK用の無料iPhoneアプリを公開

Springer社が、同社の電子リソースプラットフォーム“SpringerLINK”用の無料iPhoneアプリを公開したと発表しました。SpringerLINKを契約している機関のネットワークからアプリを利用するか、あるいはそれ以外のネットワークからでもログインすることによって、本文PDFの閲覧も可能なようです。FacebookやTwitterとの連携機能もあるとのことです。

SpringerLink (Apple App Store)
http://itunes.apple.com/app/springerlink/id473166018

SpringerLink App (Springer)
http://www.springer.com/librarians/e-content/apps?SGWID=0-1724013-6-1279821-0

OverDrive社による、図書館で人気の電子書籍ランキング

米国の電子書籍ベンダであるOverDrive社のサービスを通じて、図書館で借りられたあるいは予約された電子書籍のランキングが、同社のウェブサイトで公開されているようです。同社のサービスは世界中で15,000館を超える公共・学校図書館が導入しているとされています。このランキングは、大人向け/子ども向け、フィクション/ノンフィクション、電子書籍/オーディオブックという区分による計8種類が公開されており、米国、英国、カナダ、オーストラリアという4か国のデータを見ることができるようです。ランキングは毎月更新されるようです。

Most Downloaded Books from the Library (Global) (OverDrive)
http://search.overdrive.com/Most-Downloaded-Audiobooks-eBooks-Library/

Which E-Books Are Most Borrowed From Libraries, And Why? (paidContent 2012/1/4付け記事)
http://paidcontent.org/article/419-which-e-books-are-most-borrowed-from-libraries-and-why/

参考:

県立長野図書館、試行中の祝日開館等に関する利用実態調査の結果を公表

2012年1月5日、長野県の県立長野図書館が、2011年5月と6月に行った「県立長野図書館利用実態・祝日開館満足度調査」の集計結果を公開しています。アンケートでは、同館が2011年度に試行的に実施している祝日開館についても質問されており、回答者の8割以上が「祝日開館することになってよかった」「(祝日に)利用したい」と答えているようです。一方で、月曜日が祝日の場合は、約6割の回答者が「休館日でよい」と答えており、その理由としては「休館日が変わるとわかりづらくなる」が(そのうちの)約3分の2だったそうです。

県立長野図書館利用実態・祝日開館満足度調査結果について(PDF)
http://www.library.pref.nagano.jp/news/2012-1/mannzokudo1.pdf

県立長野図書館利用実態・祝日開館満足度調査 ご意見と回答(別紙)(PDF)
http://www.library.pref.nagano.jp/news/2012-1/mannzokudo2.pdf

県立長野図書館利用実態・祝日開館満足度調査結果について(県立長野図書館 2012/1/5付けニュース)
http://www.library.pref.nagano.jp/news/osirase.htm#survey

県立長野図書館の祝日開館について(長野県)

図書館資料を使って地元の歴史に関するWikipediaの記事を充実させるイベント(米国)

米国ミネソタ州ヘネピン郡のミネアポリス中央図書館では、2012年2月に、図書館で所蔵する資料を使ってミネアポリスの歴史に関するWikipediaの記事を充実させるというイベント“Minneapolis History Wikipedia edit-a-thon”が開催されるようです。Wikipedia関係者や地元の歴史家に参加してもらい、図書館のミネアポリス関係資料担当者が選定したトピックについての記事の作成・編集を行うというもののようです。

Minneapolis History Wikipedia edit-a-thon(ヘネピン郡図書館 2011/12/17付けの記事)
http://hclib.tumblr.com/post/14367959720/minneapolis-history-wikipedia

中国の大学図書館コンソーシアムCALISが学位論文検索サービスを正式公開

2011年12月27日、中国の大学図書館コンソーシアム“CALIS”(中国高等教育文献保障系統)が、学位論文検索サービス「CALIS学位論文中心服務系統」を正式開始したそうです。このシステムでは、様々なシステムからハーベストした384万件のメタデータが検索可能のようで、そのうち172万件が中国語のもの、212万件がそれ以外の言語のものとされています。

CALIS学位论文中心服务系统
http://etd.calis.edu.cn/

CALIS三期学位论文中心服务系统正式上线(CALIS 2011/12/27付けニュース)
http://www.calis.edu.cn/educhina/viewnews.do?newsid=113

「震災の記憶、未来へいかにつなぐか──デジタルアーカイブの挑戦」(記事紹介)

2011年12月28日付けのITmediaニュースの記事「震災の記憶、未来へいかにつなぐか──デジタルアーカイブの挑戦」で、東日本大震災の記録を蓄積・保存するデジタルアーカイブについて取り上げられています。記事では、Google「未来へのキオク」、Yahoo! JAPAN「東日本大震災写真保存プロジェクト」、神戸大学附属図書館「震災文庫」、国立国会図書館(NDL)、米ハーバード大学、Internet Archive、東北大学等「みちのく震録伝」、防災科学技術研究所「311まるごとアーカイブス」、せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」、河北新報社「3.11大震災 将来への記憶」等の活動が紹介されており、デジタルアーカイブズが抱える課題として、2次利用に係る著作権問題、コンテンツの長期保存、アーカイブの乱立等についても触れられています。

台湾における中国古典読書推進活動“民國一百、讀享『經』彩”が終了

2011年9月から12月にかけて台湾で行なわれた、中国古典の読書推進活動“民國一百、讀享『經』彩”(The 100th Year of the Republic, a Classical Time for Reading)の終了報告記事が、同活動のウェブサイトおよび台湾国家図書館のウェブサイトに掲載されています。この“民國一百、讀享『經』彩”は、「中華民国建国100周年」記念の一環として行なわれ、中国古典を通じた読書リテラシーの向上を目的に開催されたようです。期間中は、台湾国家図書館及び108の文化教育施設が実施した200件以上のイベントに6万人以上が参加したほか、出版社や政府機関等から公共図書館50館及び高校の学校図書館20館に対し3,000冊以上の図書が寄贈されたようです。台湾国家図書館によると、この“民國一百、讀享『經』彩”は、協力機関と実施期間、そして参加者数の面で、台湾史上最大の読書推進活動であったとのことです。

「民國一百、讀享『經』彩」聯合推廣閱讀中文經典之成果斐然 (民國一百、讀享『經』彩 2011/12/27付けの記事)
http://100read.ncl.edu.tw/news_32.html

情報処理学会、教育ビジョン2011「誰もが情報技術に主体的に向き合う社会の実現をめざして」を発表

2011年12月27日、情報処理学会がこれから教育に取り組んでいく際の基本的な考え方を宣言するものとして、「教育ビジョン2011『誰もが情報技術に主体的に向き合う社会の実現をめざして』」を発表しています。このビジョンでは、「誰もが主体的に情報技術に向き合う社会を実現する」という目標に向けて、学会及び学会員の活動について3つの指針を示しているようです。

教育ビジョン2011「誰もが情報技術に主体的に向き合う社会の実現をめざして」 (情報処理学会 2011/12/27付けの記事)
http://www.ipsj.or.jp/release/vision20111227.html

欧州委員会の助成を受けたコンソーシアム“GRDI2020”、2020年までのグローバル研究データインフラ構築指針を発表

EUの第7次研究枠組み計画(FP7)の下、欧州委員会(EC)の支援を受けて行なわれているGRDI2020が、2020年までのグローバル研究データインフラの構築に向けた指針として、最終報告書“Global Research Data Infrastructures: The GRDI2020 Vision”を2011年12月付けで発表したようです。報告書では、今後の研究データの活用を見据え、11項目からなる提言がまとめられているようです。

Global Research Data Infrastructures: The GRDI2020 Vision (PDF)
http://www.grdi2020.eu/Repository/FileScaricati/6bdc07fb-b21d-4b90-81d4-d909fdb96b87.pdf

GRDI2020 Roadmap Report "Global Scientific Data Infrastructures: The GRDI2020 Vision" - Final Release December 2011 (GRDI2020 2011/12付けの記事)

大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究助成プログラム“Digging into Data Challenge”、受賞14チームが発表

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)や全米人文科学基金(NEH)、英国の情報システム合同委員会(JISC)や芸術人文科学研究評議会(AHRC)等の8つの研究助成団体の公募による、大規模データ解析を活用した人文・社会科学研究プロジェクトに対する助成プログラム“Digging into Data Challenge”の受賞14チームが、2012年1月3日に発表されたようです。受賞したのはカナダ、オランダ、英国、米国からの14のチームとのことで、総額480万ドルの助成金が贈られるようです。

Digging into Data Challenge
http://www.diggingintodata.org/

IMLS and Partners Award $4.8 Million for “Digging Into Data” Projects (IMLS 2012/1/3付けの記事)
http://www.imls.gov/imls_and_partners_award_4.8_million_for_%E2%80%9Cdigging_into_data%E2%80%9D_projects.aspx

NEH Announces Winners of 2011 Digging Into Data Challenge (NEH 2012/1/3付けの記事)