アーカイブ - 2012年 1月 23日

公共図書館閉鎖をめぐり、グロスタシャーカウンティで新たな図書館計画案が示される(英国)

英国のグロスタシャーカウンティでの公共図書館サービスの縮小計画に対しては、2011年11月に高等法院が違法との判断を示していましたが、2012年1月16日に、同カウンティの新たな図書館計画案が発表されたようです。予算を全額カットしコミュニティでの運営へと移行する図書館の数が、当初の計画の38館中10館から、7館に減らされる等の変更が行われているようです。この案に対し、1月30日から6週間をかけて検討が行われることになるようです。

New library service for Gloucestershire(グロスタシャーの議会のサイト)
http://www.gloucestershire.gov.uk/index.cfm?articleid=107166

Gloucestershire County Council reveals new library plan(BBC 2012/1/16付けの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-wiltshire-16581604

参考:
サマセットカウンティでの図書館閉鎖計画が撤回される(英国)
http://current.ndl.go.jp/node/19912

E1249 - 英国の自治体での公共図書館閉鎖の適法性についての司法審査

被災地支援のアイディアを共有するための事例集「東日本大震災復興支援 いいね!事例集」が公開

2012年1月20日、「震災がつなぐ全国ネットワーク×日本財団ROAD プロジェクト」と東日本大震災支援全国ネットワークが、「東日本大震災復興支援 いいね!事例集」を公開しました。この事例集は、東日本大震災被災地の支援に関し、他の地域や団体が実施しているアイディアや取組みを知ることで、個々の団体等が抱えている支援の悩みや課題の解決、また新しいプロジェクトを立ち上げる時の参考として役立ててもらうことを目的に開設されたようです。

東日本大震災復興支援 いいね!事例集
http://jirei.kouikinet.jp/

「東日本大震災復興支援 いいね!事例集」第1版を公開しました。(東日本大震災復興支援 いいね!事例集 2012/1/19付けの記事)
http://jirei.kouikinet.jp/?p=6

英国国立公文書館(TNA)、新しい検索システム“Discovery”を発表

2012年1月20日、英国国立公文書館(TNA)が、新しい検索システムである“Discovery”について、今後のスケジュール等を発表しています。2011年4月からベータ版として公開されていたDiscoveryは、2012年1月末からTNAの資料検索の主要ツールとして利用され、機能開発が終了する3月31日までに現在の検索システムに代えて提供されることになるようです。

Discovery
http://discovery.nationalarchives.gov.uk/SearchUI/

Launch of Discovery, our new online catalogue (The National Archives 2012/1/20付けの記事)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/663.htm

【イベント】シンポジウム「文化情報の整備と活用~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」(2月・東京)

2012年2月2日(木)に、東京都の丸の内・丸ビルホールで、シンポジウム「文化情報の整備と活用 ~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」が、一般財団法人デジタル文化財創出機構の主催により開催されます。キーノート/ゲストスピーチ、最新事例/動向報告のほか、文化情報の整備と活用「100人委員会」総会が予定されています。入場は無料で、事前予約登録制とのことです。

シンポジウム「文化情報の整備と活用~デジタル文化財が果たす役割と未来像2012」(デジタル文化財創出機構のウェブサイト)
http://www.digital-heritage.or.jp/symposium3/index.html

英国図書館(BL)のOPAC“Integrated Catalogue”がサービス終了

2012年1月23日をもって、英国図書館(BL)のOPAC“Integrated Catalogue”が終了したようです。今後は、既に公開済みの、Ex Libris社のディスカバリインタフェース“Primo”を用いたサービス“Explore the British Library”が同館のオンラインカタログとして提供されるとのことです。検索範囲等、両カタログの違いについては“Explore the British Library to replace the Integrated Catalogue”というウェブページで解説されています。

Closure of the Integrated Catalogue
http://www.bl.uk/notices/intcatclosure.html

Explore the British Library to replace the Integrated Catalogue
http://www.bl.uk/catalogues/search/changes.html

Explore the British Library
http://explore.bl.uk/

Integrated Catalogue
http://catalogue.bl.uk/

参考:

OCLCがSustainable Collection Services社と提携し、WorldCatのデータに基づいた図書の除籍等に関するサービスを

2012年1月20日、米国のOCLCがSustainable Collection Services(SCS)社との戦略的提携を発表しました。2011年に設立されたSCS社は、図書館が、利用の少ない図書を除籍したり他館との共同管理への移行したりといったコレクションの見直し(deselection)をデータに基づいて行うためのツールや助言の提供を行う企業だそうです。今回の提携によって、同社はOCLCの総合目録WorldCatのデータを活用してサービスを行うことができるようになるとのことです。このサービスは、OCLCが現在提供しているコレクション評価ツール“WorldCat Collection Analysis”を補完するものとされているようです。

OCLC establishes strategic partnership with Sustainable Collection Services (OCLC 2012/1/20付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/20128.htm

Sustainable Collections Services
http://sustainablecollections.com/

WorldCat Collection Analysis

経済学分野の論文アーカイブ“RePEc”のカバーしているジャーナルが5,000タイトルを突破

経済学分野の論文アーカイブサイトである“RePEc”(Research Papers in Economics)でカバーされているジャーナルの数が5,000を突破したと発表されています(うち、3,300タイトルがワーキングペーパーシリーズ)。RePEc全体では約115万点のデータが登録されているとのことです。RePEcには、一橋大学や日本貿易振興機構アジア経済研究所の機関リポジトリからもデータが提供されているようです。

RePEc now covers 5000 journals and series (The RePEc Blog 2012/1/22付け記事)
http://blog.repec.org/2012/01/22/repec-now-covers-5000-journals-and-series/

RePEc
http://repec.org/

書籍彫刻の世界

世界には書籍を使って緻密な彫刻を作り上げるアーティストがいるようです。何冊もの電話帳や雑誌等を積み上げて仏像を彫る台湾の陳龍斌(Chen Long-Bin)氏のほか、“Book Sculpture”というキーワードで検索すると、米国のBrian Dettmer氏、カナダのGuy Laramee氏、英国のSu Blackwell氏等の作品が見つかります。

Chen Long-Bin
http://www.plumblossoms.com/Chen%20Long-bin/Chen%20Long%20Bin%20profile.html

Brian Dettmer
http://briandettmer.com/

Guy Laramee
http://guylaramee.com/

Su Blackwell
http://www.sublackwell.co.uk/

立派な仏頭の正体はなんと本! 電話帳や書籍を彫刻にするアーティストの作品がスゴイ(Pouch 2012/1/22付け記事)
http://youpouch.com/2012/01/22/50772/

天才過ぎる本の彫刻アート作品!(ギズモード・ジャパン 2012/1/3付け記事)

米Serials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システムの名称が“Intota”に決定

米国のSerials Solutions社が開発中のウェブスケール図書館業務管理システムの名称が“Intota”に決定したそうです。2012年末までにリリースされる予定と発表されています。

Intota (Serials Solutions)
http://www.serialssolutions.com/management/intota/

Web-Scale management solution has a new name: Intota (Library Technology Guides 2012/1/21付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16501

米国で審議中の「知的財産保護法案」(PIPA)と「オンライン海賊行為防止法案」(SOPA)の採決・審議が延期されることに

米国の上院で審議されている「知的財産保護法案」(PIPA)について、現地時間2012年1月24日に予定されていた採決が延期されることになり、下院で検討されている「オンライン海賊行為防止法案」(SOPA)についてはその審議が保留されることになったようです。両法案に対しては、GoogleやWikipediaをはじめとするインターネット企業等から反発の声が挙がり、ウェブサイトの一時閉鎖等の抗議活動が行われていました。

Reid Statement on Intellectual Property Bill (米国上院議員ハリー・リード氏による2012/1/20付け発表)
http://reid.senate.gov/newsroom/pr_012012_reidstatementonintellectualpropertybill.cfm

Statement from Chairman Smith on Senate Delay of Vote on PROTECT IP Act (米国下院司法委員会 2012/1/20付けプレスリリース)
http://judiciary.house.gov/news/01202012.html

米議会、著作権保護法案SOPA/PIPAの採決を延期(ITmediaニュース 2012/1/23付け記事)

CiNii ArticlesのAPI(論文情報RDF)で「参考文献の件数」及び「被引用文献の件数」が取得可能に

国立情報学研究所(NII)が、CiNii ArticlesのAPIのうち論文情報のRDF形式出力の仕様を変更し、その出力項目に「参考文献の件数」(<cinii:references>)及び「被引用文献の件数」(<cinii:citedBy>)を追加するようになったこと等を発表しています。

CiNii Articles の API (RDF) 改修について (2012年1月20日)(CiNii)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index.html#20120120-3

参考:
国立情報学研究所(NII)、CiNiiにAPI出力項目追加などの機能改修を発表
http://current.ndl.go.jp/node/18253

【イベント】国立国会図書館、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を開催(2012年2月)

国立国会図書館は、2012年2月27日(月)に、「第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を関西館で開催します。テーマは「レファレンス協同データベース事業のNext Step:人の輪が生みだすレファ協の未来」で、2002年度の実験事業開始から10年目を迎えた同事業について、次の一歩を踏み出すために、これまでの歴史を振り返り、未来について語り合う、という内容です。

レファレンス協同データベース事業 第8回フォーラム開催要項
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_8.html

レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/jp/public/