アーカイブ - 2012年 1月 20日

米国の「ロックの殿堂」にライブラリー&アーカイブがオープン

2012年1月17日に、米国クリーブランドにある「ロックの殿堂」(The Rock and Roll Hall of Fame)に、ライブラリー&アーカイブがオープンしたようです。ロックの歴史に関する資料を収集・保存し、研究者、ジャーナリスト、一般市民等が利用できるようにすることを目的としているとのことです。ウェブサイトでは、資料の検索システムや、アーカイブ資料の概要が掲載されています。

Library and Archives(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)
http://rockhall.com/library/

The Library and Archives Opens Today(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum 2012/1/17付けのブログ記事)
http://rockhall.com/blog/post/7196_rock-hall-library-and-archives-opens-today/

Rock Hall Library and Archives set to open Tuesday(cleveland.com 2012/1/15付けの記事)

Ex Libris社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

2012年1月20日、Ex Libris社が、同社のディスカバリーインタフェース“Primo”による共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”の全文検索サービスを開始する予定であると発表しました。具体的には、Primo用の検索インデクス“Primo Central Index”に、HathiTrustに収録されたデジタルコンテンツのフルテキストのインデクスが追加されるということのようです。

Primo Central Index to provide full-text search in renowned HathiTrust collection (Library Technology Guides 2012/1/20付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16485

Primo Central Index
http://www.exlibrisgroup.com/category/PrimoCentral

参考:
EBSCO Discovery ServiceでHathiTrustの全文検索が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/19066

Serials Solutions社、HathiTrustの全文検索サービスを開始へ

米国情報標準化機構(NISO)、ILL等における資料の物理的移送に関する推奨事項を発表

2012年1月19日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館相互貸借(ILL)等の資源共有活動において、物理的資料の移送にかかる時間・コストを削減するための推奨事項を記した“Physical Delivery of Library Resources”という文書を公表しました。同文書では、資料の移動、自動化、管理、という3点に注目しており、資料をゴムバンドでまとめる方法や宛名ラベルの書き方といったようなことから、移送の自動化システムまで、幅広いトピックスが扱われているようです。

Physical Delivery of Library Resources (PDF:36ページ)
http://www.niso.org/publications/rp/rp-12-2012.pdf

英国図書館長の会、公共図書館におけるデジタルサービスの最低基準を示す文書を公表

英国の図書館長の会(Society of Chief Librarians;SCL)が、計4,000以上の公共図書館におけるデジタルサービスの提供に関する最低基準を定めた文書“Digital Promise for Public Libraries 2012”を発表しました。同文書は2ページから成り、全図書館で提供すべきとサービスや、全図書館での提供が推奨されるサービスが記されているほか、そういった図書館の活動と政府のアウトカムとの関係も説明されています。全図書館で提供すべきとされているのは、インターネットへの無料アクセス、図書館サービスに関する明確なオンライン情報の提供、利用者がデジタル情報へアクセスするのを手助けできるスタッフ、利用者の質問にオンラインで回答できること、オンラインで資料を予約・更新できること、等の7種類のサービスです。

Digital Promise for Public Libraries 2012 (Wordファイル:2ページ)
http://www.goscl.com/wp-content/uploads/2012/01/Digital-Promise-2012.doc

National Digital Promise for Public Libraries (SCL)

Apple社、iPad向けデジタル教科書を閲覧・制作できるアプリ“iBooks 2”と“iBooks Author”を発表

2012年1月19日(現地時間)、米Apple社が、デジタル教科書を購入・閲覧するiOS用アプリ“iBooks 2”と、デジタル教科書を制作できるMacOS用アプリ“iBooks Author”、世界中の大学の講義等を受講できる“iTunes U”用のiOSアプリを発表しました。いずれも無料となっています。iBooks 2対応のデジタル教科書では、インタラクティブなコンテンツ、ハイライト、コメント書き込み、索引、用語集、テスト&復習、勉強用カード、といった機能が使用できるようです。また、既にMcGraw-Hill社やPearson社のデジタル教科書がiBookstoreで購入できるようになっているようです。

iBooks Textbooks for iPad (Apple)
http://www.apple.com/education/ibooks-textbooks/

iBooks Textbooks - Publishers (Apple)
http://www.apple.com/education/ibooks-textbooks/publishers.html

iBooks Author (Apple)
http://www.apple.com/ibooks-author/

大阪大学総合図書館、2012年11月に24時間利用が可能な共同学習スペース「国際コモンズ」をオープン予定

大阪大学附属図書館が総合図書館C棟2階を改修し、2012年11月に「国際コモンズ」という共同学習スペースを開設する予定だそうです。国際コモンズは、24時間開館利用が可能な多言語・多文化学習を目的としたスペースとされており、語学学習サポートデスクの設置も構想しているとのことです。

総合図書館「国際コモンズ」(C棟2階)の設置について(大阪大学附属図書館 2012/1/20付けニュース)
http://www.library.osaka-u.ac.jp/muks609pr-378/#_378

参考:
京都大学附属図書館、24時間利用できる自学自習室をオープン
http://current.ndl.go.jp/node/11526

金沢大学附属図書館、自然科学系図書館の24時間利用を中止
http://current.ndl.go.jp/node/11527

【イベント】国立国会図書館で、脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」が開催(2月)

国立国会図書館では、2012年2月15日に、社団法人日本放送作家協会との共催により、脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」を開催します。

脚本アーカイブズ・シンポジウム「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」(国立国会図書館のお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/scripts_archives_symposium.html

オンライン学術論文を評価するための5つの星(文献紹介)

図書館情報学のオープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2012年1・2月号に、英オックスフォード大学の生物学者ショットン(David Shotton)氏による、“The Five Stars of Online Journal Articles — a Framework for Article Evaluation”という論文が掲載されています。その内容は、ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)氏がLinked Open Dataに対して提唱したアイディアにならって、オンライン学術論文を評価するための5つの「星」(評価基準)を提案するというものです。ここで挙げられている基準は、(1)ピアレビュー、(2)オープンアクセス、(3)ウェブ技術を活用した豊かなコンテンツ、(4)データセットの公開、(5)機械可読なメタデータで、それぞれの基準における5段階評価の方法も提示されています。論文の第3章では、例として著者の既発表論文がこの方法で評価されています。

The Five Stars of Online Journal Articles — a Framework for Article Evaluation
http://www.dlib.org/dlib/january12/shotton/01shotton.html

国際子ども図書館、「子どもと本に関する記念日」ページを公開

国立国会図書館(NDL)の国際子ども図書館は、2012年1月19日に、子どもと本や読書に関する国内外の主な記念日を紹介する「子どもと本に関する記念日」というウェブページを公開しました。

子どもと本に関する記念日
http://www.kodomo.go.jp/info/anniversary/index.html

子どもと本の情報・調査
http://www.kodomo.go.jp/info/index.html

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、機関リポジトリを用いた「関連教員・関連研究探索システム」を公開

2012年1月19日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)附属図書館が、同大学の「学術研究成果リポジトリ」に「関連教員・関連研究探索システム」を導入したと発表しました。入力したキーワードから、リポジトリに登録されている論文を検索して、関連する教員・研究を検索することができるとされています。

関連教員・関連研究探索システム
https://dspace.jaist.ac.jp/search/ir_search.html

JAIST学術研究成果リポジトリの新機能 「関連教員・関連研究探索システム」について(JAIST附属図書館 2012/1/19付けニュース)
http://www.jaist.ac.jp/library/news/news-2012f.html#b

コロンビア大学図書館、MendeleyとともにCitation Style Languageツールの開発へ

2012年1月19日、米国のコロンビア大学図書館が、文献管理ソフトを提供するMendeley社とともに、Citation Style Language(CSL)ツールの開発を行なうと発表しています。Citation Style Languageは、文献管理ソフト等を利用して論文等の参考文献リストを出力する際に用いられるXMLベースのフォーマットで、ZoteroやMendeley等が対応しているようです。今回、オープンソースとして開発されるCSLツールは、文献リスト等の書式の作成や修正、共有をすることが可能で、ユーザーはツールを利用することで自分独自の引用書式を作成できるようです。