2012年1月18日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、図書館で使われるオープンソースソフトウェアに関する情報サイト“FOSS4LIB”(Free/Open Source Software for Libraries)を立ち上げました。Andrew W. Mellon財団の助成を受けているようです。FOSS4LIBでは、それぞれのオープンソースソフトウェアに関する情報や、オープンソースソフトウェアの選択といった導入における意思決定を支援するツール(Decision Support Tools)が提供されているようです。
米国のEducation Advisory Boardが「大学図書館を再定義する:デジタル情報サービスへの移行を成し遂げる」(Redefining the Academic Library: Managing the Migration to Digital Information Services)という研究報告書を公開した。Education Advisory Boardは,大学の指導者層に対して優良事例の研究や実践的な助言を提供すること等を目的とした組織である。...
2011年12月20日,欧州の文化遺産ポータル“Europeana”が、モバイル機器からのアクセス状況等について分析したレポート“Culture on the Go”を公開した。英国のCIBERリサーチがまとめたこの調査レポートでは, Europeanaユーザーの行動記録を示す「ディープログ」と呼ばれるログが用いられた。このディープログを使う利点は,ユーザーがオンラインで実際にどのような行動をとったのかを詳細かつ正確に示すものであること,サンプリング調査のバイアスや先入観もなく,エビデンスベースの大規模なデータセットを提供できること等にあるとされている。以下,分析結果の一部を紹介する。...