アーカイブ - 2012年 1月 17日

大阪市立図書館、電子書籍サービスを開始へ

大阪市立図書館は、2012年1月20日から電子書籍サービスを開始すると発表しています。スタート時には、専門書を中心とした和図書約350タイトルを提供し、その後、著作権フリーの英語図書約3,500タイトルを追加するとのことです。和図書には、歴史史料、大阪に関する資料、資格取得・ビジネス知識の本等が含まれるようです。

電子書籍サービスを開始します(大阪市立図書館のお知らせ)
http://www.oml.city.osaka.jp/topics/ebookstart.html

アートによって人・作品・場所をつなぐ、東京都美術館と東京藝術大学がアート・コミュニケーション事業「とびらプロジェクト」を開始

東京都美術館が、東京藝術大学と協力して、2012年度からアート・コミュニケーション事業のひとつとして「とびらプロジェクト」を開始すると発表しました。このプロジェクトは、美術館を拠点として、アートによって、人と作品、人と人、人と場所をつないでいくことによって、オープンなコミュニティの形成を目指すものとされています。2012年2月19日から、同プロジェクトの中で活動するアート・コミュニケータ「とびラー」の募集を開始するそうです。また、2月19日に「未来を作る対話をしよう 美術館・まち・大学~アート・コミュニケータとコミュニティ・デザイン~」というフォーラムが開催されるとのことです。

東京都美術館 × 東京藝術大学  「とびらプロジェクト」
http://tobira-project.info/

フランスにおける電子書籍の価格規制に関する法律(記事紹介)

国立国会図書館(NDL)の調査及び立法考査局が刊行している『外国の立法』のNo.250-1(2012年1月)に、「【フランス】 電子書籍の価格規制に関する法律」という記事が掲載されています。これは、フランスで2011年5月26日で制定された電子書籍の価格規制を目的とする法律に関する解説とのことです。

【フランス】 電子書籍の価格規制に関する法律(PDF:2ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/pdf/02500105.pdf

外国の立法(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/2012/index.html

2011年の図書館業界10大ニュースをまとめた3分間の動画(米国)

米国図書館協会(ALA)が2011年の図書館業界の10大ニュースを振り返る“Top 10 Library Stories of 2011”という約3分間の動画を公開しています。動画で取り上げられている話題は、HarperCollins社が電子書籍の貸出回数に上限を設けた問題、オキュパイ運動の中の図書館、東日本大震災等の自然災害、YOUmediaやハッカースペース等の新しい試みで変化する図書館のイメージ、HathiTrustやGoogle Books等のデジタル化に関する訴訟、人員削減に対するアドヴォカシー活動、学校図書館員の苦難、公共図書館の民営化、オンライン海賊行為防止法(SOPA)、全米デジタル公共図書館(DPLA)です。

Top 10 Library Stories of 2011 (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=ORJ_wQn6mjE

Top 10 Library Stories of 2011 (American Libraries Magazine 2012/1/13付け記事)
http://americanlibrariesmagazine.org/top10stories2011

参考:
米国の複数の図書館コンソーシアム、HarperCollins社の電子書籍の購入を見合わせ

土木学会、会員等による東日本大震災に関する成果等の収集・保存・公開を行なう「土木学会東日本大震災アーカイブサイト」を開設

2011年12月1日に、土木学会が「土木学会東日本大震災アーカイブサイト」を開設しました。このウェブサイトは、同学会委員会や会員による、東日本大震災に関する活動成果をすべて網羅し、集約して公開することを目的に開設されたもので、同ウェブサイトではこれまでに公開された提言や調査団報告などのほか、活動の過程で収集された各種資料、学会誌の特集記事や各部門の関連論文、あるいは会員が記録した写真・映像資料などを収集・分類・登録・保存・公開していく予定とのことです。また、位置情報がわかるものは、地図上に表示するGIS表示システムを用いて公開しているようです。

土木学会東日本大震災アーカイブサイト
http://www.jsce.or.jp/library/eq20110311/index.shtml

土木学会附属土木図書館 (2011/12/1付けのお知らせに上記へのリンクがあります。)
http://www.jsce.or.jp/library/index.html

オンライン海賊行為防止法(SOPA)等への抗議のためWikipedia英語版ページが24時間停止へ

2012年1月16日、米下院に提出されたオンライン海賊行為防止法(Stop Online Piracy Act:SOPA)と上院のPROTECT IP(Preventing Real Online Threats to Economic Creativity and Theft of Intellectual Property Act of 2011)法への抗議のため、1月18日にWikipediaの英語版ページが24時間停止(ブラックアウト)されると発表されています。同法がインターネットのフリーかつオープンな性格を損なうものであり、米国内において国外のウェブサイトの検閲を行なうための新たなツールをもたらすものであるとの危機感が表明されているようです。

(2012/1/20追記)
一部表現の修正を行いました。

Press releases/English Wikipedia to go dark (Wikimedia Foundation 2012/1/16付けの記事)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/English_Wikipedia_to_go_dark

Wikipedia: SOPA initiative/Action(Wikipedia内のページ)

OCLC、MLAにおけるソーシャルメタデータの活用に関するレポート(第2弾)を発表

2012年1月16日、米国OCLCの研究部門OCLC Researchが、“Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 2: Survey Analysis”と題したレポートを発表しました。この一連のレポートは、図書館・博物館・文書館(MLA)などのウェブサイトにおいて、タギングやコメントといったソーシャル機能によってユーザが作成したメタデータ(social metadata)の活用をテーマとしているものです。今回公開された第2弾のレポートでは、第1弾のレポートで調査したウェブサイトの管理者に対して、ウェブサイト作成の動機やウェブサイトで使われている技術、評価基準等を尋ね、その結果得られた回答の分析がまとめられているようです。今後公開される第3弾のレポートでは、MLA向けのソーシャルメタデータ機能に関する提言等がまとめられる予定とのことです。

Social Metadata for Libraries, Archives and Museums Part 2: Survey Analysis (PDF)
http://www.oclc.org/research/publications/library/2011/2011-03.pdf

兵庫県立図書館、「兵庫ゆかりの人物情報データベース」を公開

2012年1月4日に、兵庫県立図書館が「兵庫ゆかりの人物情報データベース」を公開したようです。なお、同様の地域の人物文献目録・データベースには、このほかにも、北海道立図書館による北海道人物文献目録(明治~戦前期)や群馬県立図書館の郷土人物データベース、鳥取県立図書館の鳥取県郷土人物データベース等があり、国立国会図書館のリサーチ・ナビの「人物文献(伝記など)を探す(日本)」のページでまとめられています。

兵庫ゆかりの人物情報データベース
https://www.library.pref.hyogo.lg.jp/winj/opac/search-original-d.do?lang=ja

兵庫県立図書館 (「新着のお知らせ」に「兵庫ゆかりの人物情報データベースの公開について」とあり、上記にリンクされています。)
http://www.library.pref.hyogo.jp/

【イベント】「在外日本関係史料をめぐる国際研究集会」(2/21・東京)

2012年2月21日、東京大学史料編纂所において「在外日本関係史料をめぐる国際研究集会」が開催されるようです。報告は、ボン大学のペーター・パンツァー名誉教授による「ドイツとオーストリアの文書館における日独/日墺関係の史料について」とのことです。また、当日は、ボン大学の宮田奈々氏に、ドイツ・マンハイムで開催された「遠来の友/日独修好150周年記念展覧会」の概要紹介と史料調査に関する関連報告があるほか、「オーストリアの写真家モーザー・コレクション展―ガラスネガから復元する明治初期の日本―」(20・21日、1階展示ホールほか)が開催されるようです。なお、研究集会の参加にあたっては、史料編纂所のウェブサイトを通じて事前に申込みが必要のようです。

在外日本関係史料をめぐる国際研究集会 (PDF)
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2011/20120221seminar.pdf