アーカイブ - 2011年 8月

8月 19日

東京大学、スマートフォン向けOPACのベータ版を公開

東京大学情報基盤センターが、東京大学OPACをスマートフォンから利用しやすいようにした「東京大学OPAC mobile」のベータ版を公開しています。同センターが主催する「図書系職員のためのアプリケーション開発講習会」の成果とのことです。

東京大学OPAC mobile beta
https://mbc.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTOPACmobile/index.html

東京大学OPAC mobileについて
https://mbc.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTOPACmobile/about.html

参考:
東京大学附属図書館、OPACから大学生協在庫をリレー検索できるブックマークレットを試行公開
http://current.ndl.go.jp/node/9486

第4期科学技術基本計画が閣議決定される

2011年8月19日に、第4期科学技術基本計画が閣議決定されました。図書館に関連する事項としては、「研究情報基盤の整備」の推進方策として、以下のような事項が記載されています。
・機関リポジトリ構築を推進し、論文・データ等の体系的収集、保存やオープンアクセスを促進
・論文誌の電子化や国立国会図書館・大学図書館の資料の電子化及びオープンアクセスの推進
・領域横断的な統合検索、構造化、知識抽出の自動化を推進
・研究情報全体を統合して検索、抽出できる「知識インフラ」としてのシステムを構築

科学技術基本計画(文部科学省のサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/main5_a4.htm

第4期科学技術基本計画の概要
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/19/1293746_01.pdf

第4期科学技術基本計画
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/19/1293746_02.pdf

参考:

情報処理推進機構、情報システムの機能・サービスに応じたセキュリティ要件定義の支援のための「セキュリティ要件確認支援ツール」を公開

2011年8月17日に、独立行政法人情報処理推進機構が、情報システムのセキュリティ要件定義を支援する「セキュリティ要件確認支援ツール」を公開したようです。「セキュリティ要件確認支援ツール」は、情報システムの企画、調達、設計、構築、運用等の各場面で、検討対象(機能・サービス)に応じた情報システムのセキュリティ要件定義を容易にすることを目的としたツールとのことです。

セキュリティ要件確認支援ツール
https://isec-sras.ipa.go.jp/

セキュリティ要件確認支援ツールの公開~さまざまな情報システムにおける適切なセキュリティ要件定義を容易に~ (情報処理推進機構 2011/8/17付けのニュース)
http://www.ipa.go.jp/about/press/20110817.html

米国の1930年代から50年代のラジオ番組の音源を提供するウェブサイト“Old Radio World”

“Old Radio World”という、米国の1930年代から50年代にかけてのラジオ番組約1,000件の音源をMp3形式で提供しているウェブサイトが公開されているようです。このウェブサイトはBrandon L. Tran氏が個人で開設しているもののようで、コメディやドラマ、ミステリー、サイエンス・フィクション、西部劇等のジャンルに分けて提供されています。

Old Radio World
http://www.oldradioworld.com/

日本学術会議、提言「学術統計の整備と活用に向けて」を公表

2011年7月28日付けで、日本学術会議が新たに提言として「学術統計の整備と活用に向けて」を8月16日に公表しています。提言の内容は、(1)学術統計の精度および比較可能性の向上、(2)学術統計データ収集と各種調査の適正な実施、(3) 学術統計データ分析の専門家育成、(4)評価の在り方、特に数値化・定量化し難いものの評価に関わる検討、(5)学術統計に関する啓発と情報発信、(6) 学術誌に関する戦略的取組みに向けたデータ収集と分析、以上の6項目にまとめられているようです。

学術統計の整備と活用に向けて (PDF)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-t130-6.pdf

日本学術会議 (2011/8/16付けの「最近の活動」に上記のリンクがあります。)
http://www.scj.go.jp/

読書は人の為になる チェコの子ども向け読書推進キャンペーン

2011年8月18日付けのNAPLEのブログ記事で、チェコで行われている子ども向けの読書推進キャンペーンの話題が取り上げられています。“Čtení pomáhá”(The Reading is Helpful)と呼ばれるこのキャンペーンは、予め学齢に応じて設定されている図書を子どもが読み、その後キャンペーンのウェブサイトで出される、その図書に関する質問に正解することで、仮想通貨として50チェココルナが子どもに与えられるようです。そして子どもは、その仮想通貨を使って、キャンペーンサイトに掲載されているチャリティ活動に寄付するようです。なお、子どもに与えられる仮想通貨は現実のお金に換金することはできませんが、子どもからチャリティ活動に支払われた寄付については、スポンサーとなっている企業等からの寄付金をもとに支払われるようです。

Čtení pomáhá
http://www.ctenipomaha.cz/

Čtení pomáhá (Bulletin SKIPの記事)
http://skip.nkp.cz/Bulletin/Bull11_215.htm#ti

Interesting Activities: Čtení pomáhá (The Reading Is Helpful)(NAPLE 2011/8/18付けの記事)

総務省、「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)」の各プロジェクトに対する評価を公開

総務省が2011年6月27~28日に行われた「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)事業評価会」の資料を公開しています。

新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)事業評価会(総務省 2011/8/19付け)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000067.html

参考:
「新ICT利活用サービス創出支援事業」各プロジェクト報告書のリンク集
http://current.ndl.go.jp/node/18193

岩手県立博物館、被災文化財等の救出・復元作業の報告資料を公開

2011年8月3日に、岩手県立博物館は、同館が実施している東日本大震災で被災した博物館等の文化財等資料の救出及び復元作業の状況についての報告資料を公開したようです。

資料1:岩手県立博物館で行っている被災した文化財等資料の救出および復元作業の概要(PDF)
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/news/rescue/rescue1.pdf

資料2:全国で行われている陸前高田市立博物館所蔵生物標本の復元作業について(PDF)
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/news/rescue/rescue2.pdf

8月 18日

中近世スイスの法令関係資料のデジタルアーカイブ

スイス弁護士協会(Swiss Lawyers Society)が1898年以来編集を続けてきた、スイス領域で中世初期から1798年までに制定された法律のリソースコレクションが、デジタル化公開されているようです。Swiss National Science Foundation等の支援を受けて進められた、このデジタル化プロジェクトのウェブサイトでは、100巻を超すコレクションの全巻(6万ページ以上)が公開されているようです。なお、コレクションの内容は、カントン(州)ごとにまとめられた目録、もしくは各巻の目次から検索可能のようです。

Sammlung Schweizerischer Rechtsquellen online (Collection of Swiss Law Sources)
http://ssrq-sds-fds.ch/online/

Collection of Swiss Law Sources available online (ICARUS 2011/8/17付けの記事)

2011年の「学習へのアクセス賞」、受賞団体が発表される

米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が毎年発表している「学習へのアクセス賞」の2011年の受賞団体が決定したようです。受賞したのは、東アフリカのケニアやウガンダ、タンザニア等の乾燥地域で、孤立している集落の住民に対し、インターネットへのアクセス環境を提供している“Arid Lands Information Network”(ALIN)という団体のようです。ALINはそれらの地域に12のアクセスセンターを開設し、住民はインターネットを利用することで、医療情報を入手したり、生活環境の改善に役立ててたりしているようです。

ALIN Awarded 2011 Access to Learning Award by Bill & Melinda Gates Foundation (Arid Lands Information Networkのニュース)
http://www.alin.or.ke/i/ALIN%20Awarded%202011%20Access%20to%20Learning%20Award%20by%20Bill%20&%20Melinda%20Gates%20Foundation

データ比較サイトFindTheDataに、米国公共図書館・大学図書館の比較データベースが登場

2011年8月15日付けのResouce Blogによると、比較検索サイトFindTheBestが手がける、データ比較サイトFindTheDataに、米国の公共図書館及び大学図書館の比較を行えるデータベースが追加されたようです。“Library Database”では、公共図書館について、場所、大きさ、印刷図書・電子書籍の所蔵タイトル数、オーディオ資料、利用者用端末数等を比較できるようです。なお、このデータベースのリソースは、博物館図書館サービス機構(Institute of Museum and Library Services)のようです。また、“Academic Library Database”は、全国教育統計センター(National Center for Education Statistics)の情報をもとに、組織名、場所、コレクションの規模、来館者数等で大学図書館を比較できるようです。

Library Database
http://library.findthedata.org/

Academic Library Database
http://academic-libraries.findthedata.org/

New Resources from FindTheBest (Resource Blog 2011/8/15付けの記事)

「子連れでもゆっくりと利用したい」という声に応える杉並区立中央図書館の取組「あかちゃんタイム」

東京都杉並区立中央図書館が、毎週火曜日の10時~12時を「あかちゃんタイム」と定める取組を2011年8月16日から開始したそうです。この取組は、利用者から寄せられた「子連れでもゆっくりと図書館を利用したい」「子連れでは図書館は利用しにくく、親の本も選びたいが、周囲の迷惑を考えるとゆっくりと選べない」といった声に応えるものだそうで、「あかちゃんタイム」開始前の館内アナウンスやポスターの掲示によって一般利用者の協力を求めているとのことです。「あかちゃんタイム」は10月4日まで行われるそうです。

図書館で「あかちゃんタイム」が始まりました!!(杉並区広報課)
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/230816akachan%20time.pdf

「本をコミュニティに」 美術出版社、紙面上にコメントを書き込めるソーシャルリーディングサービス“bookpic”ベータ版をリリース

2011年8月8日、美術出版社がソーシャルリーディングサービス“bookpic”のベータ版を開始しました。サイトに登録された図書や雑誌の誌面の上に直接コメントを書きこめるというのが特徴で、TwitterやFacebookと連動したサービスになっているようです。現在、『美術手帖』などのコンテンツが登録されています。同サイトはHTML5で作成されているとのことです。

bookpic
http://bookpic.net/

bookpicとは?
http://bookpic.net/about

参考:
ソーシャルリーディングサイト「ブクペ」(ベータ版)が公開される
http://current.ndl.go.jp/node/17927

8月 17日

専門図書館協議会関東地区協議会、会員館を対象にした「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果を公表

専門図書館協議会関東地区協議会が、会員館を対象にした「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果を、2011年7月25日発行のニュースレターと協議会のウェブサイトで公開しています。それによると、回答館143館のうち、被害があったのは74%(106館)で、その内訳は、資料への影響が33%、書架への影響が22%等となっているようです。ニュースレターとウェブサイトでは、被害内容の詳細と当面の対応策が記載されています。

「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果 (専門図書館協議会関東地区協議会 2011/8/4付けの情報)
https://www.sentokyo-kanto.org/modules/result/index.php?content_id=1%22

メンテナンス作業に伴うサービス停止のお知らせ(8月19日10時~12時)

「カレントアウェアネス・ポータル」は、メンテナンス作業のため、2011年8月19日(金)10時~12時の間、システムを一時停止いたします。ご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。

公共図書館の端末からのデモ活動ウェブサイトへのアクセス不可問題、一転閲覧可能に(スペイン)

2011年5月15日以降にスペインで行われている政府への抗議活動“15-M”を呼び掛けている特定のウェブサイトに、マドリード市内の公共図書館の利用者用端末からアクセスがブロックされていたことが明らかになり、当局による「検閲」として非難されていた問題で、8月11日に市当局はアクセスできるようにしたようです。市当局は、アクセスがブロックされていたことについては、セキュリティ上の理由で設定されていたフィルタリングによるものと説明しており、今回そのフィルタリングの例外措置を講ずることでアクセス可能になったようです。

Las bibliotecas municipales madrileñas bloquean el acceso a las páginas web del 15-M (20minutos 2011/8/10付けの記事)
http://www.20minutos.es/noticia/1131015/0/veto/bibliotecas/15m/

Denuncian que el Ayuntamiento de Madrid censura las web del 15-M (terra noticias 2011/8/10付けの記事)

映画保存協会、ブログで「水損フィルム(8mm)の応急処置」を紹介

映画フィルムの保存活動に取り組むNPO法人・映画保存協会が、ブログで「水損フィルム(8mm)の応急処置」を紹介しています。フィルムの中でも一般家庭で保管されていることが多い8mmフィルムを、専門的な知識や技術を持たない方でも実行できる応急処置の方法について写真や動画を使って解説しています。

水損フィルム(8mm)の応急処置
http://www.filmpres.org/archives/3551

水損フィルム(8mm)の応急処置(PDF文書:4ページ)
http://www.homemovieday.jp/files/fps-fsp2011-1.pdf

映画フィルム救済・ご相談窓口 Film Salvation Project
http://www.homemovieday.jp/sos/

ソーシャルメディアを利用して集められた市民の意見をもとに建設されている公共図書館(カナダ)

政府の助成を得て新しく公共図書館を建設することが決まったものの、その助成金を利用できる時間が残されておらず、市民集会等の意見聴取活動ができなかったことから、ソーシャルメディアを通じて意見を募って建設が進められている公共図書館がカナダにあるようです。この公共図書館は、カナダのブリティッシュコロンビア州の一都市サレー(Surrey)に建設されているものです。設計を担当したBing Thom Architectsが、ウェブサイト“Surrey City Centre Library Blog”やTwitter、Facebook、YouTube等のソーシャルメディアをオンライン上の「アイデアブック」として活用して、新館に対する意見を求めたところ、即座に幅広い年代から意見が集められたようです。寄せられた意見をもとに図書館の設計やデザインが決定され、図書館は現在、建設の最終段階を迎え、旧館からの資料の移転作業等が行われているようです。ウェブサイトでは、図書館の建築や移転の様子が公開されています。

Surrey City Centre Library Blog (図書館のウェブサイト)
http://surreycitycentrelibrary.wordpress.com/

イングランド芸術評議会、英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)の図書館振興プログラムの継続実施を発表

英国の博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)から2011年10月に図書館振興事業を引き継ぐ、イングランド芸術評議会(Arts Council England:ACE)は、MLAが2010年に開始した図書館支援プログラム“Future Libraries programme”を、2011年秋から2013年3月にかけて“Futre Libraries 2”として継続すると発表したようです。

Arts Council England announces commitment to library development (Arts Council England 2011/8/5付けの記事)
http://www.artscouncil.org.uk/news/arts-council-england-announces-commitment-library-/

本の内容をコンピュータ解析し、それに似た内容の本を紹介する“BookLamp”

本の内容をコンピュータ解析し、テーマや文章のスタイルの似た本を紹介する“BookLamp”というサービスが公開されています。本の内容の構成要素を分析する“Book Genome Project”というプロジェクトの技術を用いたもので、出版社の協力のもと行われているとのことです。

BookLamp
http://booklamp.org/

米書籍レコメンドベンチャー「BookLamp」が正式オープン、英文書籍を全文解析してユーザーの好みの本を推薦(hon.jp DayWatch 2011/8/17付け記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/2655/

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