アーカイブ - 2011年 8月 29日

地域資料デジタル化研究会、被災した地域資料のデジタル化レスキュー事業を開始

地域資料のデジタル化等に関する活動を行っているNPO法人地域資料デジタル化研究会が、2011年8月29日から、「東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業」を開始したと発表しています。岩手県の陸前高田市立図書館と大槌町立図書館で津波により被災した地域資料を、クリーニング後デジタル化し、デジタルアーカイブとして残す取組みとのことです。

東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業(事業の概要)
http://www.digi-ken.org/RESCUE/rescue2011.html

東日本大震災 被災地域資料デジタル化レスキュー事業、スタート! (地域資料デジタル化研究会のブログ 2011/8/29付けの記事)

Code4Lib JAPAN、日本の図書館におけるICT活用のグッドプラクティスを選定・公表

図書館システム系コミュニティCode4Lib JAPANが、日本の図書館におけるICT活用の優れた実践例をグッドプラクティスとして選定し、ウェブサイトで公表しています。現在選定されているのは下記の10事例で、サイトには選定理由と各図書館へのリンクも掲載されています。今後も不定期に発表していくとのことです。

・ゆうき図書館「新着雑誌記事速報」
・福井県立図書館「最近のレファレンス事例」
・東松島市立図書館「たすけあおうNippon 東日本大震災ほしい物リスト(Amazon)」
・野田市立図書館「web-OPAC+」
・国立天文台「天文情報センター暦計算室」
・神奈川県立図書館「レファレンス事例集」
・農林水産研究情報総合センター「ALIS WebOPAC OpenSearch対応とXML出力インターフェース」
・国立情報学研究所(NII)「CiNii」
・成田市立図書館「おすすめリスト」
・国立国会図書館「カレントアウェアネス・ポータル」

横浜国立大学附属図書館、CLOCKSSに参加

2011年8月29日に、横浜国立大学附属図書館が、世界規模の電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトCLOCKSSに参加したと発表しています。

電子ジャーナルアーカイブ・プロジェクトCLOCKSSに参加しました。(横浜国立大学附属図書館 2011/8/29付けの記事)
http://www.lib.ynu.ac.jp/hus/lib/4627/

CLOCKSS
http://www.clockss.org/clockss/Home

参考:
E1117 - CLOCKSSへ日本の大学図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/e1117

米国調査機関Pew Internet & American Life Project、米国の高等教育におけるデジタル技術・環境の調査結果を公表

2011年8月28日に、米国の調査機関Pew Internet & American Life Projectが、“The Digital Revolution and Higher Education: College Presidents, Public Differ on Value of Online Learning”と題するレポートを公表しています。これは、2011年春に米国の18歳以上を対象に実施した電話調査(サンプル数2,142名)と、1,055の大学長を対象にしたオンライン調査の2つの結果に基づくもののようです。調査は、「オンライン学習の価値」「オンラインコースの普及状況」「オンラインで学ぶ学生の状況」「オンライン学習の将来予測」「デジタル教科書」「インターネットとカンニング」「大学の講義室でのラップトップコンピュータやスマートフォンの利用状況」「大学長のIT利用状況」「大学長のソーシャルネットワーキング利用状況」、以上の9項目分けてまとめられています。

The Digital Revolution and Higher Education: College Presidents, Public Differ on Value of Online Learning (PDF)

Internet Archiveに「青空文庫」の4,000作品が収録

Internet Archiveのテキストコンテンツとして、日本の「青空文庫」の4,000作品が収録され、公開されています。オンラインで読むほか、PDF版がダウンロードできるようです。

Aozora Bunko 青空文庫(Internet Archiveのサイト)
http://www.archive.org/details/aozorabunko

青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/

参考:
青空文庫に収録されている著作権切れの作品数が1万点に
http://current.ndl.go.jp/node/18389

※記事修正(2011-11-29)
当初は「PDF版、EPUB版、Kindle版、Daisy版の各ファイルがダウンロードできるようです。」としておりましたが、上記のように修正しました。

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が公式ブログ“UpNext!”を開設

2011年8月25日に、米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が“UpNext!”と題した公式ブログを開設したようです。IMLSは、このブログについて、図書館や博物館等の関係者がアイデアや疑問、経験等を持ちよって共有する場にしたいと語っているようです。

UpNext: The IMLS Blog
http://blog.imls.gov/

UpNext! IMLS Launches New Blog (IMLS 2011/8/25付けの記事)
http://www.imls.gov/upnext_imls_launches_new_blog.aspx

参考:
米国IMLS、博物館と図書館がディスカッションをするためのwikiサイトを開設
http://current.ndl.go.jp/node/15873

文部科学省、「第3次国立大学法人等施設整備5か年計画」を策定

2011年8月26日に、文部科学省は、「第3次国立大学法人等施設整備5か年計画」を策定・公開しました。なお、本計画の策定に当たっては、「今後の国立大学法人等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議」の調査研究報告「知の拠点-我が国の未来を拓く国立大学法人等施設の整備充実について」において基本的な方針が示されたようです。

「第3次国立大学法人等施設整備5か年計画」の策定について (文部科学省 2011/8/26付けの記事)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/08/1310229.htm

「知の拠点―我が国の未来を拓く国立大学法人等施設の整備充実」の取りまとめについて (文部科学省 2011/8/25付けの情報)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/011/gaiyou/1310220.htm

欧州のデジタル戦略と公共図書館との連携を議論する欧州大会“ECEI2011” 9月6日から開催

2011年9月6-7日に、第3回目となるe-Inclusion欧州大会2011(European Congress on E-Inclusion 2011:ECEI2011)が、ベルギーのブリュッセルで開催されるようです。e-Inclusionとは、欧州委員会のホームページの定義によると、ICTの利益を享受する際に「何者も取り残されない」こと、すなわち、全ての個人とコミュニティが情報社会のあらゆる局面に加わることを意味するようです。このECEI2011では、“Transforming Access to Digital Europe in Public Libraries”をテーマに掲げ、公共図書館がEUの政策や戦略等にどこでどのように貢献しうるのかを焦点に、EUのe-Inclusionに関する戦略と公共図書館との間の連携について議論されるようです。

European Congress on E-Inclusion 2011: ECEI11: Transforming Access to Digital Europe in Public Libraries
http://www.ecei11.eu/

e-Inclusion (欧州委員会のウェブサイト)

OCLCのWorldCatが40周年

OCLCのWorldCatが、2011年8月26日で40周年を迎えたとのことです。1971年に“OCLC Online Union Catalog and Shared Cataloging system”として開始した最初の日には、オンラインで133点の書籍の目録がとられたとのことです。現在では、17億以上の資料の2億4000万以上のレコードが登録されており、また、ネットワークの通信速度は、当初の41万6千倍(ワイヤレスでも2500倍)の速度となっているとのことです。

WorldCat turns 40(OCLC 2011/8/26付けのニュースリリース)
http://www.oclc.org/us/en/news/releases/2011/201149.htm

東京都立図書館のウェブ展示「都市・東京の記憶-Tokyo Archive」に関東大震災からの東京の復興記録写真等が追加掲載

2011年8月26日、東京都立中央図書館所蔵資料のウェブ展示である「都市・東京の記憶-Tokyo Archive」に、関東大震災から復興した東京の姿を集めた資料が追加されたようです。「都市・東京の記憶-Tokyo Archive」の第2章に、「震災からの復興」と題して、震災直後の各地域の様子、復興事業によって整備された町や施設、復興を記念して行われた復興祭の様子を写した写真資料等が掲載されたようです。

震災からの復興 (「都市・東京の記憶-Tokyo Archive」のウェブサイト)
http://www.library.metro.tokyo.jp/tokyo/chapter2/disaster.html