スペインで、オープンソースのeXtensible Catalog(XC)を採用した総合目録開発プロジェクトが進行中で、その報告書の英語版“Common Access Point for the General State Authority Libraries”が公開されています。
このプロジェクトを進めているのは、2009年9月22日に立ち上がった、スペイン国立図書館や文化庁などの省庁が参加する“BAGE Union Catalog Working Group”というWGだそうです。同WGでは図書館システムと総合目録“Punto de Consulta Único”(PCU。英語では“Common Access Point”)の開発を目的としており、前者についてはオープンソースのKohaを用いた“Kobli”という図書館システムの開発が進められているようです。