アーカイブ - 2011年 8月 26日

国立情報学研究所(NII)、「NII研究用テレビジョン放送アーカイブを用いた東日本大震災の社会的影響の学術的分析」をテーマにした研究公募を発表

国立情報学研究所(NII)が、「NII研究用テレビジョン放送アーカイブを用いた東日本大震災の社会的影響の学術的分析」をテーマとした研究公募を発表しました。同公募では、NIIが実験システムとして構築しているテレビ放送の映像アーカイブシステム(NII TV-RECS)を利用して、東日本大震災の社会的影響を学術的な観点から分析する研究を募集しているそうです。このシステムでは震災発生前後の東京地区7チャンネルの全放送の内容を分析することが可能とのことです

平成23年度 共同研究(追加募集)について(NII 2011/8/26付けニュース)
http://www.nii.ac.jp/kenkyou/b_1234_2koubo_h23_tuika.html

人間文化研究機構の「統合検索システム」の名称が「nihuINT」に変更

人間文化研究機構が提供している、6機関の100以上のデータベースを横断検索できる「統合検索システム」が、「nihuINT」という名称に変更されたようです。

【nihuINT】 名称変更のお知らせ(旧・統合検索システム) (人間文化研究機構 2011/8/22付けの記事)
http://www.nihu.jp/latestnews/2011/08/22/nihuint/

参考:
人間文化研究機構、5機関の100を超すDBの統合検索システムを公開
http://current.ndl.go.jp/node/7962

国立国会図書館PORTAと人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/16506

国内11大学からなる学術研究懇談会(RU11)、世界大学ランキング評価方法の改訂を求める声明を発表

学術研究懇談会(RU11)が、トムソン・ロイター社とタイムズ・ハイヤー・エデュケーション社に対して大学ランキング評価方法の改訂を求める声明を発表しました。RU11は、北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学から成る連合体です。

声明では、2010年度の大学ランキングが各国の大学の特性と国・文化・分野により異なる研究ニーズと社会からの要請に対する配慮が不十分であると指摘し、以下の3点について改訂を要望しています。また、これらについて改訂を行った結果、どうランキングが変動するかを試算した資料も添えられています。

(1)Citation の評価を、Citations/Authorの指標で評価するか、Citations/Paperの指標で評価するかは、組織を研究者の集合体と見るか、論文の集合体と見るかという、根本的な思想の違いによる。我々は従来から使われていた著者あたりのスコア(Citations/Authorもしくは Citations/Facultyの指標)を根拠とすることが妥当と考える。 

(2)地域による補正(Regional Modification)のあり方の再考を求める。 

フィンランド国立図書館、2011年度の年報を公開

2011年8月11日に、フィンランド国立図書館が2011年度の年報を公開しています。フィンランドのコミックに関する話題の他、印刷資料の長期保存に関するプロジェクトや同館のデジタル化プロジェクトに関する記事が掲載されているようです。

The National Library of Finland Bulletin 2011
http://www.kansalliskirjasto.fi/extra/bulletin/index.html

The National Library of Finland Bulletin 2011 (National Library of Finland 2011/8/11付けの記事)
http://www.nationallibrary.fi/ajankohtaista/P_64.html

フランス国立図書館、2010年の活動内容の報告をウェブで公開

フランス国立図書館(BnF)が2010年の活動報告をウェブサイトで公開しました。報告書は、コレクションやデジタル化などについて報告する6つの章と、10個の注目すべき事柄(Focus)の紹介から成っています。

RAPPORT D'ACTIVITÉ 2010 (PDF文書:77ページ)
http://webapp.bnf.fr/rapport/pdf/rapport_2010.pdf

Consultez en ligne le rapport d’activité 2010 de la BnF (BnFのブログ 2011/8/25付け記事)
http://blog.bnf.fr/lecteurs/index.php/2011/08/25/consultez-en-ligne-le-rapport-dactivite-2010-de-la-bnf/

永続識別子とLinked Open Dataをつなぐための「ハーグ宣言」

2011年6月14日、15日にオランダ・ハーグで英国Knowledge Exchange等が主催したセミナーの場で、永続識別子(Persistent Identifier)とLinked Open Data(LOD)のコミュニティをつなぐ議論が行われ、この結果が「ハーグ宣言」“Den Haag manigesto”としてまとめられ、8月25日に公開されたようです。この「ハーグ宣言」は、永続識別子とLODという二つのコミュニティをまたがる問題を特定するためのベースとなるものとして作られたもので、永続識別子とLODのアプローチが互いから学びうることを示す意図があるようです。

Den Haag Persistent Object Identifier - Linked Open Data Manifesto (PDF)
http://www.knowledge-exchange.info/Admin/Public/DWSDownload.aspx?File=%2fFiles%2fFiler%2fdownloads%2fPersID%2fWorkshop+POID%2fDen+Haag+Manifesto+20110825_2.pdf

オープンソースのeXtensible Catalogを用いた国内総合目録開発プロジェクト(スペイン)

スペインで、オープンソースのeXtensible Catalog(XC)を採用した総合目録開発プロジェクトが進行中で、その報告書の英語版“Common Access Point for the General State Authority Libraries”が公開されています。

このプロジェクトを進めているのは、2009年9月22日に立ち上がった、スペイン国立図書館や文化庁などの省庁が参加する“BAGE Union Catalog Working Group”というWGだそうです。同WGでは図書館システムと総合目録“Punto de Consulta Único”(PCU。英語では“Common Access Point”)の開発を目的としており、前者についてはオープンソースのKohaを用いた“Kobli”という図書館システムの開発が進められているようです。

アイルランド国立図書館と同国の大学図書館2館が資料共同管理で協力

2011年8月22日、アイルランド国立図書館とユニバーシティ・カレッジ・ダブリンの図書館、そしてトリニティ・カレッジ(ダブリン大学)の図書館の3館が、資料共同管理に関する協力協定を結んだようです。これは、3館の資料の収蔵能力が限界に達し、資料保存環境の悪化のリスクが高まってきたことが背景にあるようです。今後、3館はコレクションの管理と両立したサービス提供に関する連携のあり方について、コンサルティング会社による調査を受けるようです。

Collaborative Storage Facility Proposal (National Library of Ireland 2011/8/24付けの記事)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=b17d3034-8b5e-473d-8b19-eec3fd1afc31

New Collaborative Storage Facility in Bid to Conserve Ireland’s Library Collections (Trinity College Library Dublin 2011/8/23付けの記事)

Google、Google earthやGoogleマップに3Dモデルを作るための情報とツールをまとめたウェブサイトを公開

2011年8月25日、Googleは、Google earthやGoogleマップの中で3Dモデルを作る「ジオモデリング」に必要な情報とツール等を集めたウェブサイト「3Dの世界へようこそ!」を公開したようです。「3Dの世界へようこそ!」では、世界中のモデラー達が作成した各都市の3Dモデルのギャラリーがあり、世界中のモデラーコミュニティーへアクセスする情報もまとめられているようです。

3D の世界へようこそ! (Googleのウェブサイト)
http://sketchup.google.co.jp/yourworldin3d/index.html