米国図書館協会(ALA)のALA TechSourceのブログに、スマートフォンの増加と図書館についての記事が掲載されています。記事は、調査機関Pew Internet and American Life Projectによる米国でのスマートフォン使用状況についての調査の結果を踏まえて書かれたもので、スマートフォンがインターネットを利用する主な手段であるという人が増えている状況を踏まえ、この状況が図書館に意味することとして、(1) 図書館のウェブサイトをスマートフォン対応にする必要があること、(2) PCを持っていない人に対しては図書館が高速インターネットサービスの提供拠点として重要であること、の2点をあげています。
2011年8月21日付けのBerufsverband Information Bibliothek e.V.によると、このたびドイツ児童文学賞(Deutscher Jugendliteraturpreis)の受賞作品データベースが公開されたようです。ドイツ児童文学賞は、1956年にその前身であるドイツ児童図書賞が始まって以来毎年発表されているもので、データベースに登録されている作品は1956年から2011年までの約2,700タイトルのようです。
ウェブページ内に含まれる構造化データを抽出して表示してくれるチェック用ツール“Structured Data Linter”が公開されています。現在はベータ版で、バグが含まれている可能性があるとのことです。対応フォーマットはRDFaや、Schema.orgでも採用されているマイクロデータ(micordata)で、今のところマイクロフォーマット(microformats)で記述された構造化データには未対応とのことです。また、Googleリッチスニペットでの表示もチェックすることができるようです。
なお、ウェブサイト“Structured Data on the Web”にはその他にも様々な情報・ツールが掲載されています。