米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が毎年発表している「学習へのアクセス賞」の2011年の受賞団体が決定したようです。受賞したのは、東アフリカのケニアやウガンダ、タンザニア等の乾燥地域で、孤立している集落の住民に対し、インターネットへのアクセス環境を提供している“Arid Lands Information Network”(ALIN)という団体のようです。ALINはそれらの地域に12のアクセスセンターを開設し、住民はインターネットを利用することで、医療情報を入手したり、生活環境の改善に役立ててたりしているようです。
2011年8月15日付けのResouce Blogによると、比較検索サイトFindTheBestが手がける、データ比較サイトFindTheDataに、米国の公共図書館及び大学図書館の比較を行えるデータベースが追加されたようです。“Library Database”では、公共図書館について、場所、大きさ、印刷図書・電子書籍の所蔵タイトル数、オーディオ資料、利用者用端末数等を比較できるようです。なお、このデータベースのリソースは、博物館図書館サービス機構(Institute of Museum and Library Services)のようです。また、“Academic Library Database”は、全国教育統計センター(National Center for Education Statistics)の情報をもとに、組織名、場所、コレクションの規模、来館者数等で大学図書館を比較できるようです。