アーカイブ - 2011年 8月 16日

国立国会図書館、『資料デジタル化の手引2011年版』を公開

国立国会図書館(NDL)は、2011年8月に作成した『資料デジタル化の手引2011年版』を公開しました。2005年3月に刊行された初版に対して、2009年度以降の大規模デジタル化作業の実績及び国内外の技術の変化や進歩を踏まえて改訂を行ったものです。

国立国会図書館資料デジタル化の手引2011年版(PDF:98ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/digitalguide2011.pdf

国立国会図書館資料デジタル化の手引(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitalguide.html

参考:
E413 - NDL,『資料デジタル化の手引き』を公開
http://current.ndl.go.jp/e413

オーストラリアの研究データの収集・保存・提供を担う“Australian Data Archive”

オーストラリア国立大学(Australia National University:ANU)を中心に、同国のトップレベルの国立大学で構成されるコンソーシアム“Australian Data Archive”が立ち上げられているようです。“Australian Data Archive”は、1981年にANUによって設立された“Social Science Data Archive”を前身としたもので、コンソーシアムでは、同国の研究データを収集・保存を行っているほか、収集したデータセットの公開もウェブサイトで行っているようです。研究データは、社会科学、歴史、アボリジニ等の人類学的研究、長期間に亘る同国の人口学的研究等の7つのサブアーカイブと呼ばれるカテゴリーに分けて提供されているようです。

Australian Data Archive
http://www.ada.edu.au/

ドイツの図書館統計2010年版が公開

ドイツの図書館統計“Deutsche Bibliotheksstatistik”の2010年版が公開されています。国立図書館、大学図書館、公共図書館の、蔵書数、貸出数、スタッフ数、利用者数、年間予算、資料購入費などが1枚の表にまとめられています。なお、この統計には大学図書館68.5%、フルタイムの職員がいる公共図書館の97.1%、パートタイムの職員のみの公共図書館の78.6%が回答したそうです。

German Library Statistics Reporting Year 2010 (PDF文書:1ページ)
http://www.hbz-nrw.de/dokumentencenter/produkte/dbs/aktuell/auswertungen/gesamt/dbs_gesamt_engl_10.pdf

Wikipedia日本語版の編集者を対象としたアンケート調査結果が公表

Wikimedia財団は2011年4月にWikipedia編集者を対象とした22か国語のアンケート調査を行いましたが、東日本大震災後の状況に配慮して、そこに日本語は含まれていなかったそうです。7月の終わりにWikipedia日本語版の編集者に向けたアンケートを実施することができ、208人から有効回答を得たそうです。その結果が公開されています。

Wikipedia Editor Topline - Japanese Edition (PDF文書:29ページ)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0d/Wikipedia_Japanese_Editor_survey.pdf

軽トラックで被災地の子どもたちに絵本を届ける「3.11 絵本プロジェクトいわて」プロジェクト

2011年8月11日付けの岩手日報の記事で、軽トラックを移動図書館に改修して被災地の子どもたちに絵本を届ける「3.11 絵本プロジェクトいわて」プロジェクトの取組が紹介されていました。同プロジェクトのブログには、仕分け作業の様子や、えほんカーの内部などについて詳しく紹介されています。ブログによると「山あいや細かな道の先にある保育施設などに絵本を届けるために」という理由から小回りのきく軽トラックの採用を決めたとのことで、日本郵便からの助成金交付も受けて現在までに6台の「えほんカー」を製作してきたそうです。そのうち1台は津波の被害にあった岩手県の大槌町へ寄贈されたそうです。

3.11 絵本プロジェクトいわて
http://www.ehonproject.org/iwate/index.html

開梱・仕分けの現場 | 3.11 絵本プロジェクトいわて ブログ
http://iwate.ehonproject.org/?eid=22

えほんカー製作状況 2 | 3.11 絵本プロジェクトいわて ブログ
http://iwate.ehonproject.org/?eid=16

【大槌】巡回絵本カー寄贈 将来的には貸し出し制(岩手日報 2011/8/11付けニュース)

英国国立公文書館(TNA)、UFOに関する34点の文書を追加公開

英国国立公文書館(TNA)が、国防省の秘密メモなどを含んだUFOに関する文書を34点の文書(合計約9,000ページ)を追加公開しました。一か月間は無料でダウンロードできるとのことです。2008年5月のサイト公開から数えて7回目の追加になります。今回は、1985年から2007年に渡る文書が含まれており、その見どころとなる目撃事件などが“Highlights Guide”で紹介されています。

UFO Files | Newly released UFO files from the UK government (TNA)
http://ufos.nationalarchives.gov.uk/

Highlights Guide (PDF文書:14ページ)
http://filestore.nationalarchives.gov.uk/pdfs/highlights-guide-09-08-11.pdf

UFO Files | Previously released UFO files (TNA)
http://ufos.nationalarchives.gov.uk/existing-files.htm

作品がいつパブリックドメインになるかを調べることができる“Public Domain Calculator”(欧州)

EU圏で現在著作権等で保護されている作品等がいつパブリックドメインとなるかを調べることができる“Public Domain Calculator”というツールが公開されています。これは、EuropeanaConnect projectの一部として開発されたもので、利用者は調査したい作品の著作権の状況について、EU及びスイス、アイスランド、ノルウェーの30か国を対象に調べることができるようです。

Public Domain Calculator
http://www.outofcopyright.eu/

OutOfCopyright.eu makes Public Domain Calculators available for the entire European Union (Open Knowledge Foundation Blog 2011/8/15付けの記事)
http://blog.okfn.org/2011/08/15/outofcopyright-eu-makes-public-domain-calculators-available-for-the-entire-european-union/

参考:
パブリックドメインの豊かな世界を紹介するサイト“The Public Domain Review”

オランダ国立公文書館、第二次世界大戦中の旧日本軍によるオランダ兵捕虜登録カード約26,000点をオンライン公開

2011年8月15日に、オランダ国立公文書館(Nationaal Archief)は、第二次世界大戦中に旧日本軍の捕虜となったオランダ兵の捕虜登録カード約26,000点を、同館の”gahetna.nl”でデジタル化公開したようです。この捕虜カードには、収容所、番号、氏名、階級、生年月日、所属部隊、捕虜とされた場所とその日付、職業等の情報が記載されているようです。オランダ国立公文書館には、捕虜カードのコレクションが48,000点近くあるとのことですが、プライバシーを守るため、すでに死去した方のカードのみをこの度公開したとのことです。

gahetNA: Japanse Interneringskaarten KNIL en Marine
http://www.gahetna.nl/collectie/index/nt00425

Interneringskaarten Nederlandse krijgsgevangen online (Nationaal Archief 2011/8/15付けの記事)
http://www.nationaalarchief.nl/actueel/persberichten/interneringskaarten-nederlandse-krijgsgevangen-online