米国議会図書館(LC)は、同館が提供している様々な典拠データを検索し、Linked Data形式でダウンロードすることもできる“Authorities and Vocabularies”というサービスを公開しています。今回、同サービスの新しい典拠データとして、人、機関、イベント、場所、統一タイトルに関する800万件以上の名称典拠データを収録した“Library of Congress Name Authority File”が追加されたそうです。
2011年7月,英国情報システム合同委員会(JISC)が “E-Journal Archiving For UK HE Libraries”という17ページのペーパーを公開した。書庫スペース狭隘化や予算削減等の理由から,英国の高等教育機関は冊子体雑誌の購読を中止して電子ジャーナル(EJ)契約のみ(e-only)へ移行することを迫られており,EJへの長期的なアクセスを保証するためのEJアーカイビング(CA1597参照)が課題として浮上している。同ペーパーは,そのような機関がe-onlyへの移行に向けてEJアーカイビング方針を策定することを支援する目的で作成され,内容はEJアーカイビングのコストとケーススタディの紹介が2本柱になっている。以下ではこれらの概要を紹介する。...
米国のカンザス大学が中心となり、オープンアクセス方針を持つ北米の22大学による組織COAPI(Coalition of Open Access Policy Institutions)が結成されたようです。ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学等が参加しており、実施戦略の共有やアドボカシー活動等を行うとのことです。