アーカイブ - 2011年 8月 11日

オープンソースの図書館システムで目録登録作業を学ぶ授業(香港)

香港中文大学の「情報技術と図書館」という授業で、学生が目録作成や分類作業について学ぶために、オープンソースの図書館システム“LibLime Academic Koha”を取り入れるという試みを行うそうです。“LibLime Academic Koha”は、同じくオープンソースの図書館システム“Koha”を商用サービスとして提供しているLibLime社が大学図書館に特化したシステムとして開発したものです。システムはLibLime社のサーバでホストしたものが無料で提供されるそうです。LibLime社は同様のプログラムを既に北米でも数十回提供しているそうで、北米以外の国への導入についても意欲的のようです。

LibLime Academic Koha to be used by UOHK Library School Students (Library Technology Guide 2011/8/9付け記事)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=15955

米Innovative社のディスカバリ・プラットフォーム“Encore”で、“EBSCO Discovery Service”のコンテンツが検索可能に

米国のInnovative Interfaces社とEBSCO社がパートナーシップを結び、EBSCO社のディスカバリ・インタフェース“EBSCO Discovery Service”のコンテンツが、Innovative Interfaces社のディスカバリ・プラットフォーム“Encore”から検索できるようになるそうです。

EBSCO Publishing and Innovative Interfaces Demonstrate Partnership with EBSCO Discovery Service and Encore (EBSCO 2011/8/9付けプレスリリース)
http://www2.ebsco.com/EN-US/NEWSCENTER/Pages/ViewArticle.aspx?QSID=483

米国議会図書館(LC)、800万件以上の名称典拠データをLinked Data形式で公開

米国議会図書館(LC)は、同館が提供している様々な典拠データを検索し、Linked Data形式でダウンロードすることもできる“Authorities and Vocabularies”というサービスを公開しています。今回、同サービスの新しい典拠データとして、人、機関、イベント、場所、統一タイトルに関する800万件以上の名称典拠データを収録した“Library of Congress Name Authority File”が追加されたそうです。

Library of Congress Name Authority File (LC/NAF)
http://id.loc.gov/authorities/names.html

Library of Congress Authorities and Vocabularies
http://id.loc.gov/

New Vocabulary Data Added to LC Authorities and Vocabularies Service (Catalogablog 2011/8/10付け記事)
http://catalogablog.blogspot.com/2011/08/new-vocabulary-data-added-to-lc.html

参考:

新潟県立図書館、「阿賀町公民館図書室三川分館の水害についての状況報告」を公表

2011年8月11日に、新潟県立図書館が、「平成23年7月新潟・福島豪雨災害」により大きな被害を受けた、阿賀町公民館図書室三川分館の状況報告を同館のウェブサイトで公開しています。

阿賀町公民館図書室三川分館の水害についての状況報告(平成23年8月3日時点) (新潟県立図書館 2011/8/11付けの記事)
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/news/gouu-saigai-mikawa.html

参考:
新潟県立図書館、「平成23年7月新潟・福島豪雨」による県内公共図書館の被害状況を公開
http://current.ndl.go.jp/node/18835

『カレントアウェアネス-E』198号発行

E1204 - NDL,電子情報の長期保存に関する調査研究総括報告書を公開

E1204 - NDL,電子情報の長期保存に関する調査研究総括報告書を公開

国立国会図書館(NDL)は,2011年8月,同館ウェブサイトの「電子情報の長期的な保存と利用」ページにて「電子情報の長期利用保証に係る調査研究(平成18年度~平成22年度)総括報告書」を公開した。以下,本報告書の概要について説明する。...

E1203 - 電子ジャーナルアーカイビングのコストと事例研究(英国)

E1203 - 電子ジャーナルアーカイビングのコストと事例研究(英国)

2011年7月,英国情報システム合同委員会(JISC)が “E-Journal Archiving For UK HE Libraries”という17ページのペーパーを公開した。書庫スペース狭隘化や予算削減等の理由から,英国の高等教育機関は冊子体雑誌の購読を中止して電子ジャーナル(EJ)契約のみ(e-only)へ移行することを迫られており,EJへの長期的なアクセスを保証するためのEJアーカイビング(CA1597参照)が課題として浮上している。同ペーパーは,そのような機関がe-onlyへの移行に向けてEJアーカイビング方針を策定することを支援する目的で作成され,内容はEJアーカイビングのコストとケーススタディの紹介が2本柱になっている。以下ではこれらの概要を紹介する。...

E1202 - 効果的なバーチャルレファレンスサービスを行うためには

E1202 - 効果的なバーチャルレファレンスサービスを行うためには

OCLCは,2011年6月に,対面ではなくオンライン上のチャットや電子メール等により行われるバーチャルレファレンス(VR)サービスに関するレポート“Seeking Synchronicity”を公表した。このレポートは,2005年から2008年にかけて行われた,図書館員,利用者,非利用者を対象にしたインタビューとアンケート,VRの事例分析等の結果概要と提言等をまとめたものである。...

E1201 - ウェブ本棚サービス「ブクログ」の図書館における活用

E1201 - ウェブ本棚サービス「ブクログ」の図書館における活用

ウェブ上には「本棚サービス」と呼ばれるサービスが存在する。例えば,日本国内では「ブクログ」「読書メーター」「メディアマーカー」等,海外では“LibraryThing”や“Shelfari”等(E616参照)が知られている。国内の図書館がウェブ本棚サービスをどのように活用しているか,導入事例の多いブクログを例としてまとめてみたい。...

E1200 - 被災地支援活動紹介(1)心のとしょかんプロジェクト

E1200 - 被災地支援活動紹介(1)心のとしょかんプロジェクト

2011年3月11日の東日本大震災の発生以降,日本各地で本を通じた被災者支援が行われている。その中で,Facebookを通じて協力を呼び掛け,被災地へ本を寄贈する活動を行っている「心のとしょかんプロジェクト」代表の山中善昭氏にインタビューを行った。...

IFLA、ISBD(国際標準書誌記述)統合版の記入例集を更新

IFLA(国際図書館連盟)のサイトに掲載されている、ISBD(国際標準書誌記述)統合版の記入例を日本語を含む16言語で記した文書が更新され、2011年8月付けのバージョンが掲載されています。今回の改定では、コンテンツ形式およびメディア種別を記述する「エリア0」部分の追記等が行われた模様です。

Full ISBD Examples
http://www.ifla.org/en/publications/full-isbd-examples

参考:
IFLA、ISBD統合版の記入例集を公開
http://current.ndl.go.jp/node/15146

IFLAによるISBD(国際標準書誌記述)の統合版が刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18713

総務省、「平成23年版情報通信白書」を公開 第1部は「東日本大震災における情報通信の状況」

2011年8月9日、総務省が「平成23年版情報通信白書」を公開しました。その第1部「東日本大震災における情報通信の状況」では、「通信等の状況」「放送の状況」「郵政関係」「情報通信が果たした役割と課題」についてまとめられているようです。同白書の要旨・概要については10月上旬に英語版が掲載される予定とのことです。

平成23年版情報通信白書
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h23/pdf/index.html

平成23年版情報通信白書の概要
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h23/summary/summary01.pdf

平成23年「情報通信に関する現状報告」(平成23年版情報通信白書)の公表(総務省 2011/8/9付けプレスリリース)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_01000017.html

2011年版情報通信白書、震災時にTwitterの果たした役割やまとめサイトに言及(INTERNET Watch 2011/8/10付け記事)

国立国会図書館調査局、調査リポート「平成23年度第2次補正予算と今後の課題」を刊行

国立国会図書館は、調査及び立法考査局による刊行物『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.720として、「平成23年度第2次補正予算と今後の課題」を2011年8月10日付けで刊行し、ウェブで公開しました。

平成23年度第2次補正予算と今後の課題(PDF:11ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0720.pdf

参考:
国立国会図書館調査局が「東日本大震災に伴う税制上の特例措置」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/17995

国立国会図書館調査局、調査リポート「東日本大震災の概況と政策課題」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18086

国立国会図書館調査局、「被災者生活支援に関する制度」と「被災地における医療・介護」についてのリポートを公開
http://current.ndl.go.jp/node/18396

国立国会図書館調査局、調査リポート「福島第一原発事故とその影響」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18534

国立国会図書館調査局、調査リポート「東日本大震災後の災害廃棄物処理―これまでの取組みと今後の課題―」を刊行

Amazon.com社、ブラウザだけで電子書籍が利用できる“Kindle Cloud Reader”を発表

Amazon.com社は、2011年8月10日に、ウェブブラウザだけで同社の電子書籍リーダーKindle向けの電子書籍が利用できる“Kindle Cloud Reader”を発表しました。現在対応しているブラウザは、ChromeとSafariとのことです。

Kindle Cloud Reader
https://read.amazon.com/

Introducing Kindle Cloud Reader(amazon.com 2011/8/10付けのニュースリリース)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1595032&highlight=

Amazon、Webアプリ「Kindle Cloud Reader」を発表(ITmedia News 2011/8/10付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/10/news069.html

ウェブ読書アプリ Kindle Cloud Reader 公開、iPad や Chrome に最適化(engadget日本版 2011/8/10付けの記事)

Open Culture、世界トップレベルの大学が無料公開している講義をリスト化、その数385コース

ウェブ上で無料で利用できる文化・教育リソースを紹介するブログ“Open Culture”が、世界トップレベルの大学がiTunesやYouTube等で無料で公開しているオンラインコースをリスト化して公開しています。リストでは人文・社会科学から自然科学までまとめられており、385コースが挙げられているようです。

385 Free Online Courses from Top Universities (Open Cultureのウェブサイト)
http://www.openculture.com/freeonlinecourses

参考:
文化機関・大学等が作成した、教育に役立つYouTube動画コレクション70
http://current.ndl.go.jp/node/8268

オープンアクセス方針を持つ北米の22大学による連合組織COAPIが結成

米国のカンザス大学が中心となり、オープンアクセス方針を持つ北米の22大学による組織COAPI(Coalition of Open Access Policy Institutions)が結成されたようです。ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学等が参加しており、実施戦略の共有やアドボカシー活動等を行うとのことです。

KU establishes first coalition of institutions practicing open access(カンザス大学 2011/8/3付けのニュースリリース)
http://www.news.ku.edu/2011/august/3/openaccess.shtml