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2011年8月9日、国立国語研究所が「現代日本語書き言葉均衡コーパス」をオンラインで検索できるツール「中納言」を公開しました。短単位、長単位、文字列の3つの方法による検索ができるのが特徴だそうです。「現代日本語書き言葉均衡コーパス」は人間文化研究機構国立国語研究所が構築した現代日本語のコーパスで、書籍、雑誌、新聞、白書、教科書、広報紙、Webの掲示板、ブログなどから抽出した約1億語の日本語が含まれているそうです。中納言を利用するには書面による申請が必要とのことですが、検索機能が限定された「少納言」は申請の必要なく利用できるようです。
中納言http://chunagon.ninjal.ac.jp/
少納言http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/
国立国語研究所http://www.ninjal.ac.jp/
2010年8月10日に朝日新聞社は、書籍情報サイト「ブック・アサヒ・コム」を公開したようです。「ブック・アサヒ・コム」は、紙の書籍と電子書籍併せて100万点を横断検索できるほか、朝日新聞に掲載された約2万件の書評や書籍コラムを収録しているとのことです。また、他のユーザーと好きな本を共有したり、本のレビューを公開したりできる「マイ本棚」を設置することが可能で、「ブック・アサヒ・コム」で紹介されている書籍は、提携するネット書店・電子書店で購入することもできるとのことです。
ブック・アサヒ・コムhttp://book.asahi.com/
日本最大級の書籍情報サイト「ブック・アサヒ・コム」を開始: 紙と電子書籍100万点の横断検索、書評やコラム約2万件を収録、ソーシャル機能も (朝日新聞社 2011/8/10付けのプレスリリース)http://www.asahi.com/shimbun/release/20110810.pdf
Public Library of Science(PLoS)とMendeleyが共同で、両者の提供するAPIを利用したアプリ開発コンテスト“Binary Battle”を実施しており、その一環で、アイデアのみの募集も行っているようです。これは、コードの知識を持っていないが、研究上有用なアプリのアイデアを持っている人からそのアイデアを募集し、それを開発者コミュニティによって実現させようとするもののようです。アイデアの募集は2011年8月10日まで行われるようです。
Mendeley/PLoS API Binary Battlehttp://dev.mendeley.com/api-binary-battle
Tell us about your ideal science app & we’ll get someone to build it. (Mendeley 2011/8/2付けの記事)http://www.mendeley.com/blog/developer-resources/tell-us-about-your-ideal-science-app-well-get-someone-to-build-it/
Call for Scientific App Ideas (Official PLos Blog 2011/8/2付けの記事)
米国下院の法律改定審査事務所(Office of the Law Revision Counsel)が提供している合衆国法典(United States Code)のウェブサイトがリニューアルされたようです。現在はベータ版として公開されているようです。
United States Codehttp://143.231.180.80/http://uscodebeta.house.gov/
New United States Code Website Beta Released (Office of the Law Revision Counsel)http://uscode.house.gov/beta.shtml
英国図書館(BL)が、Armadillo Systems社との提携により、同館所蔵の手稿などの貴重書をiPadで閲覧できる“eBook Treasures”シリーズの提供を開始しています。第1弾として、レオナルド・ダ・ヴィンチの「アランデル手稿」(Codex Arundel)(1478-1518年)と、メルカトルの“Atlas of Europe”(1570年代)が提供されています。Apple社のiBookstoreで販売され、「アランデル手稿」の当初の価格は、72ページのハイライト版が3.99ポンド、567ページの完全版が9.99ポンドとなっています。今後2年間に、「地下の国のアリス」(1862-64年)、「ティンダル聖書」(1526年)、ヘンデルの「メサイア」(1741年) など75タイトルが予定されているとのことです。
British Library launches Leonardo da Vinci notebook on iPad(BL 2011/8/9付けのプレスリリース)http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/British-Library-launches-Leonardo-da-Vinci-notebook-on-iPad-511.aspx
Googleによる、東日本大震災の被災地の記録や震災の体験の記録となる写真や動画等を集めて公開する「未来へのキオク」が、2011年8月9日に携帯向けのサイトを公開したようです。
未来へのキオク携帯向けサイトが始まりました (Google Japan Blog 2011/8/9付けの記事)http://googlejapan.blogspot.com/2011/08/blog-post_09.html
参考: Google、東日本大震災の被災地の写真・動画等を集めた「未来へのキオク」を公開http://current.ndl.go.jp/node/18544
2011年8月10日、国立国会図書館は、キッズページの「しらべてみよう!」のコーナーに、新コンテンツ「しらべもの」を追加しました。「しらべもの」は、図書館を初めて使う小学生に、図書館の使い方と調べ方をわかりやすく紹介したもので、ステップ1では図書館のしくみについて、ステップ2では調べ方のノウハウが学べます。「しらべもの」の公開により、キッズページのすべてのコンテンツが公開になりました。
国立国会図書館キッズページ「しらべもの」http://www.kodomo.go.jp/kids/research/use/index.html
国立国会図書館キッズページhttp://www.kodomo.go.jp/kids/index.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
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