アーカイブ - 2011年 6月 17日

国立国会図書館、「全文テキスト化実証実験報告書」を公表

国立国会図書館は、2010年10月~2011年3月の期間に実施していた、全文テキスト化実証実験の報告書をホームページに掲載しました。「テキストデータ作成に関する実証実験」「全文テキストデータの検索・表示に関する実証実験」等についてまとめたものです。

全文テキスト化実証実験報告書の掲載について
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization_fulltextreport.html

参考:
国立国会図書館、全文テキスト化実証実験を出版社等と共同で実施
http://current.ndl.go.jp/node/16534

国立情報学研究所(NII)、2011年度後半にWebcatの後継サービスとしてCiNii「図書・雑誌検索」をリリース Webcatは2012年度末でサービス終了

国立情報学研究所(NII)が、2011年度後半から、CiNiiに「図書・雑誌検索(Books)」というメニューを追加する予定だと発表しました。これは、2012年度末に終了が予定されているWebcatの後継サービスとして位置づけられるそうです。同サービスでは、NACSIS-CATのデータ(書誌情報・所蔵情報・著者名典拠情報・参加組織情報)を提供するウェブAPIを公開する予定とのことです。また、Webcat Plusは今後も継続提供されるそうです。

Webcat終了予定および後継の検索サービスについて(NII 2011/6/17付けニュース)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2011/06/webcat_1.html

南北戦争期の日記資料をクラウドソーシングでテキスト化するプロジェクト“Civil War Diaries Transcription Project”

米国・アイオワ大学図書館が、南北戦争期に書かれた日記資料をクラウドソーシングでテキスト化する“Civil War Diaries Transcription Project”というプロジェクトを実施しているようです。2011年6月14日付けのChronicle of Higher Educationによると、このプロジェクトは、デジタル化された同大学文書館所蔵の3,000ページ以上の日記資料をテキストにおこす作業について、広く利用者の協力を得て行おうというもののようです。記事では、同大学の特殊コレクション担当のGreg Prickman氏のコメントとして、「クラウドソーシングの背景にあるのは、少しだけでも手伝ってくれる人がたくさんいれば、作業を大いにすすめられるという考えだ」との言葉を紹介しています。

Civil War Diaries Transcription Project
http://digital.lib.uiowa.edu/cwd/transcripts.html

Civil War Project Shows Pros and Cons of Crowdsourcing (Chronicle of Higher Education 2011/6/14付けの記事)

モバイルマーケティング・ジャパン、「「震災時のメディア利用」に関する意識調査」の結果を発表

株式会社モバイルマーケティング・ジャパンがインターネット上で「「震災時のメディア利用」に関する意識調査」を実施し、2011年6月16日にその結果を発表しました。同調査は2011年4月30~5月2日に実施されたそうです。回答数は278で、年齢層は10代7.2%、20代29.9%、 30代30.9%、40代24.1%、50代以上7.9%、性別は女性68.7%、男性31.3%、だったそうです。調査結果によれば、東日本大震災時にもっとも役立った情報源について、71.9%がテレビ番組、5.0%がSNSと回答し、震災後にTwitterを始めた人は8.6%、Facebookを始めた人は1.5%だったそうです。また、必要と感じた情報については、上位から、震災の実態、被災地の状況、余震情報、交通情報、自分のいる場所への震災の影響、だったそうです。

Wikipedia編集者たちの素顔、その動機 Wikimedia財団が2011年国際アンケート調査の結果を公開開始

Wikimedia財団は、2011年4月に世界中のWikipedia編集者を対象としたアンケート調査を行ったそうです。目的は、Wikipediaの記事を編集しているのはどんな人たちで、どういった動機で行っているのか、そして、編集は彼らにとってどんな経験で、いったい何を求めているのか、について調べることだそうです。5,000人以上の回答が得られたこのアンケート調査の結果がWikimedia財団のブログで公開され始めました。今後2か月かけてこの調査の結果について報告していくとのことです。6月10日付けのブログ記事では、回答者のプロフィールと編集の動機について紹介されています。編集者の年齢層は40歳以上が28%、22-29歳が26%、30-39歳が19%と続き、学歴は学部卒が35%、高卒が30%、修士・博士卒が26%、性別は男性が90%だったそうです。また、Wikipediaを編集する理由の上位5位は、「ボランティアで知の共有に関わるというアイディアが気にいったから」、「情報はあらゆる人に無料で提供されるべきだから」、「自分が専門とする分野で貢献するのが好きだから」、「楽しいから」、「オープンとコラボレーションというWikipediaの哲学が好きだから」、というものだったそうです。

金沢大学附属図書館、館内カフェで「ほん和かライブ」を定期的に開催

金沢大学附属図書館が、2010年4月に中央図書館内にオープンしたカフェ「ほん和かふぇ。」において、「ほん和かライブ」と題したイベントを定期的に開催するそうです。講演・発表、コンサート、サークル発表など、附属図書館の催しとして相応しいものならばジャンルは問わないそうで、出演希望者・グループを募っているそうです。

「ほん和かライブ」出演者募集中!図書館ブックラウンジでイベントを行いませんか?(金沢大学 中央図書館&自然科学系図書館ブログ 2011/6/9付け記事)
http://ku-lib.blogspot.com/2011/06/blog-post_09.html

ブックラウンジ&ほん和かふぇ。 利用案内(金沢大学附属図書館)
http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/kulic/BL_cafe.html

全国学校図書館協議会、学校の震災被害状況と図書寄贈希望調査(中間集計)を公表、結果をもとに図書寄贈等の支援へ

全国学校図書館協議会が、2011年5月18日以降、岩手県・宮城県・福島県の各県の協議会関係者を通じて行ってきた、東日本大震災による学校図書館の被災状況と寄贈図書の希望の有無等の調査結果(中間集計)を公表しています。なお、各学校の状況については、公表を希望しない学校が多数あることから発表を見合わせているようです。また、全国学校図書館協議会は、この調査結果をもとに図書寄贈の支援等を行うと発表しており、図書寄贈に関しては、2011年7月9日に埼玉県で開催される「第59回関東地区大会こだま大会」の事業の一つ、「塙保己一翁・夢プロジェクト」を通じて行われるようです。

岩手県・宮城県・福島県の学校における被災状況と図書寄贈希望調査(中間集計) (2011/6/13付けの情報。PDF)
http://www.j-sla.or.jp/pdfs/news/sn/shinsai-files/hisaikoutyousa-0613.pdf

学校図書館の被災状況と図書寄贈希望調査(中間集計) (全国学校図書館協議会 2011/6/15付けのお知らせ)
http://www.j-sla.or.jp/news/sn/hisaikoutyousa-syuukei0613.html