アーカイブ - 2011年 5月

5月 19日

Google、情報検索関連の情報に特化した新たな公式ブログ“Inside Search”を開設

2011年5月18日にGoogleは、情報検索関連の情報や開発チームに関する情報等を提供するために、“Inside Search”という新たな公式ブログを開設したと発表しています。

Inside Search
http://insidesearch.blogspot.com/

Introducing our official search blog (Inside Search 2011/5/18付けの記事)
http://insidesearch.blogspot.com/2011/05/introducing-our-official-search-blog_18.html

5月 18日

『カレントアウェアネス-E』193号は、5月26日(木)に刊行予定です。

メールマガジン『カレントアウェアネス-E』の次号(193号)の刊行予定日について、192号刊行時には(2011年)5月19日とお伝えしていましたが、5月26日に変更いたします。どうぞご了承ください。

デジタル版ポーランド国立博物館“Digital National Museum in Warsaw ”が公開、一部は3D画像で提供

2011年5月12日に、ポーランド・ワルシャワにあるポーランド国立博物館が、自館のデジタル化資料を提供する“Digital National Museum in Warsaw”(Cyfrowe Muzeum Narodowe w Warszawie)を公開したようです。一部の資料については3D画像で提供されているようです。

Digital National Museum in Warsaw
http://cyfrowe.mnw.art.pl/

Digital National Museum in Warsaw (3Dデジタル化資料の一覧)
http://cyfrowe.mnw.art.pl/dmuseion/exhibitdescription?dirids=84

Premiere of the Digital National Museum in Warsaw (PSNC online 2011/5/11付けの記事)
http://www.man.poznan.pl/online/en/articles/1290/Premiere_of_the_Digital_National_Museum_in_Warsaw.html

米国“TRAIL”、原子力関係資料を含む連邦政府のテクニカルリポート2万点以上をデジタル化公開

2011年5月13日付けの北米研究図書館センター(CRL)のニュースによると、Technical Reports and Archive Image Libary(TRAIL)が、米国連邦政府のテクニカルリポート2万点以上をデジタル化公開したとのことです。デジタル化された資料には、1946年から1974年まで、原子力科学技術の平和利用に携わった米国原子力委員会(Atomic Energy Commission:AEC)発行の資料も含まれているとのことで、CRLは、これらの資料の多くが日本で原子力災害が起こった今、価値のあるものであると述べているようです。

TRAIL
http://www.technicalreports.org/trail/search/

TRAIL Offers Atomic Energy Reports (Center for Research Libaries 2011/5/13付けのニュース)
http://www.crl.edu/news/7272

朝日新聞社、「朝日新聞デジタル」を創刊

2011年5月18日、朝日新聞社が朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」を開始したと発表しました。発表文によれば、パソコン、iPad、Android端末に対応しており、朝日新聞本紙ほぼ全ての記事に加えて、電子版オリジナルコンテンツや動画を配信するとのことです。電子版の1面のニュースを1時間おきに23時間前までさかのぼって閲覧できる「1面タイムマシン」や、朝日新聞本紙に掲載された過去1年分の記事を検索・閲覧できる機能があるそうです。同紙購読者は月額プラス1,000円、電子版のみの場合は月額3,800円で利用できます。7月末までは創刊記念で無料となっています。

朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/

朝日新聞デジタル総合ガイド | 朝日新聞デジタルとは
http://digital.asahi.com/info/about/index.html

欧州の国立図書館や研究機関等による永続識別子に関する研究プロジェクト“PersID”がレポートを公開

英国のKnowledge ExchangeやオランダのSURF財団、スウェーデンとフィンランドの各国立図書館等の機関が共同進めている研究プロジェクト“PersID”が、2011年4月付けで、永続識別子(Persistent Identifier)に関する研究レポートを刊行しています。レポートの主たる結論は、URN:NBNやHandle、そしてDOI等の既存の主要な永続識別子システムが、技術及びガバナンスの課題で相互に協力することが求められているというもののようです。レポートでは、現在使用されている永続識別子の技術の概要、国立図書館やデータセンター等の8つの機関での利用の実態等も紹介されているようです。

PersID I - Project Report (PDF版)
http://www.persid.org/downloads/finalreports/PersID_Report_Part_1_final.pdf

PersID II - Communication (PDF版)
http://www.persid.org/downloads/finalreports/PersID_Report_Part_2_final.pdf

スペイン文化省による図書館・大学等のリポジトリ統合検索システム“Hispana”の収録件数が300万件を突破

2011年5月16日にスペイン文化省(Ministerio de Cultura)は、同省の運営している“Hispana”の収録件数が300万件を突破したと発表したようです。“Hispana”はスペインの機関リポジトリや電子図書館のコンテンツを統合検索できるシステムで、“Hispana”には図書館や博物館、大学や自治州等の146の機関・団体が参加しているとのことです。

Hispana
http://hispana.mcu.es/

Hispana supera los tres millones de registros (Ministerio de Cultura 2011/5/16付けのプレスリリース)
http://www.mcu.es/archivoswebmcu/gabineteprensa/notas/25702011/hispana_supera.pdf

ニューヨーク公共図書館、同館初のiPadアプリ“Biblion: The Boundless Library”をリリース

2011年5月17日、米国のニューヨーク公共図書館が同館初のiPadアプリ“Biblion: The Boundless Library”をリリースしました。これは同図書館のコレクションを閲覧できる無料のアプリで、今後さまざまなエディションが発表されていくようです。今回リリースされた“Biblion: World’s Fair”は1939~1940年に開催されたニューヨーク万国博覧会がテーマになっており、ゼネラルモーターズ社が出展したフューチュラマ(Futurama)というアトラクションに関する資料などが収録されているようです。なお、Biblionのweb版が2011年夏にリリース予定とのことです。

BIBLION: THE BOUNDLESS LIBRARY - an iPad app from The New York Public Library
http://www.nypl.org/biblion

カリフォルニア大学図書館、予算削減に対する戦略を検討した中間報告書を公開

米国のカリフォルニア大学図書館が、今後想定される予算削減に対して図書館が取るべき戦略を検討した中間報告書を発表しています。報告書では、同図書館の2016~2017年における年間予算は、2009~2010年のそれに比べて21%(5,200万ドル相当)削減されると見積もられており、それに対して実行すべき方策が優先順位やタイムスケジュールとともに検討されています。

Interim Report and accompanying transmittal letters (カリフォルニア大学図書館 2011/5)
http://libraries.universityofcalifornia.edu/planning/taskforce/interim_report_package_2011-05-09.pdf

デンマークの大学で試験中のインターネットへのアクセスを許可(記事紹介)

2011年5月12日のTimes Higher Educationに、“The Danish gambit: online access, even during exams”と題した記事が掲載されています。記事は、南デンマーク大学がカンニング対策として試験中に学生がインターネットへアクセスすることを許可する方針を採用したことを紹介しています。この方針を採用した背景には、2012年1月までに原則として同大学の全ての試験を、手書きの試験からデジタルプラットフォームへ移行させていることがあるようです。記事では、同大学のeラーニングプロジェクトを担当するLise Petersen氏の言葉として、「テストで見たいのは、学生の問題解決と分析能力であり、ある特定のトピックについて考え議論する能力である。」「試験でインターネットを利用することで、インターネット上の巨大な情報源から、関連する情報とそうでない情報を峻別し、関連する情報を文脈に載せるスキルが学生には求められることになる」という意見を紹介しているようです。また、Petersen氏はカンニング問題に関して、「(試験中に)コミュニケーションをとったりディスカッションをしたり、あるいは検索したりすることが許されるのであれば、誰もカンニングをしなくなるだろう。なぜならもはやそれはカンニングではなくなるからだ。

福井県立図書館、TwitterとFacebookでの情報発信を開始

福井県立図書館が、2011年5月18日から、TwitterとFacebookでの情報発信を開始しています。Twitterでは主にティーンズ向けのイベントの情報、本の情報のほかさまざまな情報を、Facebookでは主にティーンズ向けの情報を発信していくとのことです。

福井県立図書館Twitter、Facebookのご案内(福井県立図書館 2011/5/18付けのお知らせ)
http://www.library.pref.fukui.jp/guide/twitter_facebook.html

福井県立図書館(Twitter)(@Fukui_Pref_Lib)
https://twitter.com/#!/Fukui_Pref_Lib

5月 17日

米国のLibrary Copyright Alliance、著作権法改正に関する声明を発表

2011年5月16日、米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)・米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の各団体からなる“Library Copyright Alliance”が、著作権法改正に関する声明を発表しています。声明文では、Googleブックス訴訟における修正和解案を米国連邦地裁が認めないと判断を下したことを契機に、図書館に関わる著作権問題への関心が寄せられていると前置きし、書籍の大規模デジタル化や孤児作品の利用、そして米国著作権法第108条に関わるそれぞれの問題に対して、団体としての考えや著作権法の修正案等を提示しているようです。

Library Copyright Alliance Statement on Copyright Reform
http://www.librarycopyrightalliance.org/bm~doc/lca_copyrightreformstatement_16may11.pdf

Library Copyright Alliance
http://www.librarycopyrightalliance.org/index.shtml

Library Copyright Alliance Statement on Copyright Reform (ACRL 2011/5/16付けの記事)

IFLA、「全国書誌における主題アクセスのガイドライン」の草案を公開

IFLA(国際図書館協会)の分類索引分科会が、2011年5月15日付けで、「全国書誌における主題アクセスのガイドライン」(Guidelines for Subject Access in National Bibliographies)の草案(draft)を、レビューのために公開しています。このガイドラインは、2009年に出された「デジタル時代の全国書誌」(National Bibliographies in the Digital Age: Guidance and New Directions)を補完するという位置づけのようです。

Guidelines for Subject Access in National Bibliographies(Draft May 2011 for Worldwide Review)
http://www.ifla.org/en/news/worldwide-review-of-the-guidelines-for-subject-access-in-national-bibliographies

Worldwide Review of the Guidelines for Subject Access in National Bibliographies(IFLA 2011/5/15付けの情報)

「新ICT利活用サービス創出支援事業」各プロジェクト報告書のリンク集

総務省が2010年度に実施した「新ICT利活用サービス創出支援事業」(電子出版の環境整備)に採択されたプロジェクトの成果報告書が公開されています。それらへのリンクを下記にまとめました。

新ICT利活用サービス創出支援事業(総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/shinict.html

電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト(代表機関:日本電子書籍出版社協会)
http://ebformat.jp/dl.html

次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備(代表機関:日本書籍出版協会)
http://www.jbpa.or.jp/ict/ict-index.html

メタデータ情報基盤構築事業(代表機関:筑波大学)
http://www.meta-proj.jp/project.html

次世代電子出版コンテンツID推進プロジェクト(代表機関:日本雑誌協会)
http://www.j-magazine.or.jp/information_008.html

アクセシビリティを考慮した電子出版サービスの実現(代表機関:電子出版政策・流通協議会)
http://aebs.or.jp/itc/itc01.html

コードは不要、アイディア募集 Elsevierが“Apps for Library Idea Challenge”コンテストを開始

2011年5月16日、Elsevier社は“Apps for Library Idea Challenge”と題したアイディアコンテストを開始すると発表しました。同社の検索プラットフォーム“Sciverse”上で動作するアプリケーションのアイディアを募集するものです。5月13日から9月2日までエントリーが受け付けられています。参加資格は21歳以上であることのみだそうです。また、同社は現在“Apps for Science Challenge”と題したプログラミングコンテストも開催中です。

Apps for Librarian Idea Challenge (Elsevier)
http://www.appsforlibrary.com/

Elsevier Launches Apps for Library Idea Challenge (Elsevier 2011/5/16付けプレスリリース)
http://www.elsevier.com/wps/find/authored_newsitem.cws_home/companynews05_01953

Apps for Science Challenge (Elsevier)
http://appsforscience.com/

参考:

最新の研究情報へのアクセスと中小企業のイノベーションとの密接な関係(デンマーク)

デンマークの科学技術イノベーション省(Danish Agency for Science, Technology and Innovation)とデンマーク電子研究図書館(Danmarks Elektroniske Fag- og Forskningsbibliotek)が、“Access to Research and Technical Information in Denmark”と題したレポートを刊行しています。レポートは、デンマークの研究ベースの中小企業における、科学・技術情報のニーズとその活用について調査したもののようです。調査の結果、中小企業が持つイノベーションと最新の研究成果へのアクセスとの間には密接な関係が認められるとして、現状では中小企業が研究文献や規格等の科学・技術情報へアクセスすることは難しいこと、その情報入手の遅れが企業のコスト増加や開発の遅れにつながること等が明らかになったとのことです。また、レポートは、文献や特許情報、法情報や規格、市場情報等に対して、より簡単により早く、そしてより安価にアクセスしたいという、中小企業のニーズがあると指摘しているようです。

Access to Research and Technical Information in Denmark

ミシガン大学図書館、HathiTrustに含まれる孤児作品を特定するプロジェクトを開始

2011年5月16日、米国のミシガン大学図書館の著作権事務所は、HathiTrustに含まれる孤児作品(著作権者不明の資料)を特定するためのプロジェクトを開始すると発表しました。発表文によると、HathiTrustのコンテンツは73%が著作権保護期間内だそうですが、そのなかで孤児作品が占める割合は分かっていないそうです。同プロジェクトでは、まず、1923~1963年に米国で出版された作品のうち、ミシガン大学の著作権調査管理システム(Copyright Review Management System)によって著作権保護期間内と判明したものを対象にしていくそうです。

MLibrary launches project to identify orphan works (ミシガン大学 2011/5/16付けプレスリリース)
http://www.lib.umich.edu/marketing-and-communications/news/mlibrary-launches-project-identify-orphan-works

Copyright Review Management System (ミシガン大学図書館)
http://www.lib.umich.edu/imls-national-leadership-grant-crms

参考:

英国図書館(BL)でSF小説をテーマにした展示“Out of this World”

英国図書館(BL)で、2011年5月20日からSF小説をテーマにした展示“Out of this World: Science Fiction but not as you know it”が開催されるそうです。BLが所蔵している手稿、図書、雑誌、ファン雑誌、ラジオ放送、著者インタビューなどを展示し、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』など一般にはSFとして考えられてないような作品も紹介したいとのことです。英Guardian紙のサイトでは、一部の展示資料の写真が紹介されています。

Out of this World: Science Fiction but not as you know it (BL)
http://www.bl.uk/sciencefiction

Google、被災地の記録の写真や動画を集めて公開する「未来へのキオク」プロジェクトを開始

Googleが、東日本大震災の被災地の記録や震災の体験の記録となる写真や動画等を集めて公開する「未来へのキオク」プロジェクトの開始を発表しています。被災前の町の風景、被災地の現在の様子や復興の様子、被災当日の体験等を募集し、それらの写真や動画が、場所やテーマ別に整理されてプロジェクトのサイトに表示されるとのことです。Googleの写真/動画共有サービスからも、タグを付けることで参加できるようです。集まった写真や動画は2011年5月下旬から公開予定とのことです。

未来へのキオク
http://www.miraikioku.com/

未来へのキオク - 記憶を未来へのチカラに(Google Japan Blog 2011/5/16付けの記事)
http://googlejapan.blogspot.com/2011/05/blog-post_16.html

Google、写真と動画で紡ぐ「未来へのキオク」 復興支援で新プロジェクト(ITmediaニュース 2011/5/16付け記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/16/news126.html

グーグル、被災地にまつわる写真・動画の共有サイト「みらいへのキオク」開設(INTERNET Watch 2011/5/16付け記事)

5月 16日

デジタルリテラシーに関するポータルサイト“DigitalLiteracy.gov”がオープン(米国)

2011年5月13日、米国商務省の米国電気通信情報庁が他の9つの政府機関と共に、デジタルリテラシーに関するポータルサイト“DigitalLiteracy.gov”を立ち上げました。図書館、大学、学校、職業訓練センターなどに、コンピュータやインターネットのスキルについて教えるための情報やツールなどを提供することを目的としていているそうです。

DigitalLiteracy.gov
http://www.digitalliteracy.gov/

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