アーカイブ - 2011年 5月 26日

千葉大学アカデミック・リンク・センター、図書館の建物の愛称を募集中

千葉大学アカデミック・リンク・センターが、「現附属図書館棟」、「現附属図書館(工事中)棟」、「新築A棟」、「新築B棟」という4棟の建物の愛称を募集しているそうです。これらの建物は、千葉大学がスタートした「アカデミック・リンク」という教育・学習のための新しいコンセプトの拠点となる場所で、構成図にあるように、それぞれ、静かに勉強できるスペースや、グループワークのための場所といった機能を持っているとのことです。応募締切は2011年6月10日までで、応募資格は千葉大学の学生・教職員に限られるそうです。

名前をください。 建物 愛称 募集中!(千葉大学アカデミック・リンク・センター 2011/5/18付けニュース)
http://alc.chiba-u.jp/events/alc_nickname.html

建物の構成図(千葉大学アカデミック・リンク・センター)
http://alc.chiba-u.jp/events/img/al_name_img.jpg

米国情報標準化機構(NISO)、シングルサインオンのベストプラクティスなどをまとめた“ESPReSSO”にパブリックコメントを募集中

米国情報標準化機構(NISO)がシングルサインオンに関するベストプラクティスなどをまとめたレポート“ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On”のドラフト版を公開し、2011年6月22日までパブリックコメントを募集しています。このレポートの目的は、シングルサインオンによるシームレスな情報アクセスをユーザへ提供するために、実用的な解決策を調査し、推薦できるものを紹介していくことだそうです。レポートのPart 4では図書館員はログインページをどのように設計すべきかなどといったベストプラクティスが紹介されており、Part 5ではディスカバリ・インタフェースとの関係についても触れられています。

ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On (NISO)
http://www.niso.org/workrooms/sso/

ESPReSSO: Establishing Suggested Practices Regarding Single Sign-On (NISO ドラフトのPDFファイル)

【イベント】第4回Code4Lib JAPAN Workshop「「新着雑誌記事速報」を作ってみよう!-RSSを活用した図書館サービス作成講座-」(茨城・6/13)

2011年6月13日、茨城県の潮来市立図書館で、Code4Lib JAPAN主催のワークショップ「「新着雑誌記事速報」を作ってみよう!-RSSを活用した図書館サービス作成講座-」が開催されるそうです。6月6日まで参加者を募集しているとのことです。このワークショップは当初3月14日に開催予定でしたが、東日本大震災により会場が被災したために延期になっていたものです。

第4回Code4Lib JAPAN Workshop「「新着雑誌記事速報」を作ってみよう!-RSSを活用した図書館サービス作成講座-」 (サービス構築コース)(Code4Lib JAPAN 2011/5/23付けニュース)
http://www.code4lib.jp/2011/05/444/

潮来市立図書館
https://lib.itako.ed.jp/

電子書籍の普及の中でも印刷図書の出版点数は2010年も増加傾向(米国)

2011年5月18日、米国の書誌情報サービスの大手Bowker社が、同社の出版情報データベースBooks in Printのデータをもとに、米国の書籍出版統計を発表しました。Bowker社のプレスリリースによると、電子書籍の普及にもかかわらず、2010年における米国の従来型の印刷図書の出版点数は、前年に比べて5%増加する見込みであるとのことです。また、新タイトル数は2009年は302,410点であったのに対し、2010年は316,480点となるとのことです。

Print isn’t dead, says Bowker’s Annual Book Production Report (Bowker 2011/5/23付けの記事)
http://www.bowker.com/index.php/press-releases/633-print-isnt-dead-says-bowkers-annual-book-production-report

New Book Titles and Editions, 2002-2010 (PDF版)
http://www.bowkerinfo.com/pubtrack/AnnualBookProduction2010/ISBN_Output_2002-2010.pdf

紀伊國屋書店、iPhone・iPad向けの電子書籍サービス開始へ

2011年5月20日付けで、紀伊國屋書店が、6月1日からiPhone・iPad向けの電子書籍サービスを開始すると発表しています。これに関連して、iPhone・iPad向けのストアアプリ「紀伊國屋書店Kinoppy」をApp Storeから無料配信するとのことです。

紀伊國屋書店 iPhone・iPad向け電子書籍サービス開始 (紀伊國屋書店 2011/5/20付けのプレスリリース)
http://www.kinokuniya.co.jp/company/pressrelease/20110520150318.html

紀伊國屋書店、iPhone/iPad 向け電子書籍サービス開始 (japan.internet.com 2011/5/26付けの記事)
http://japan.internet.com/busnews/20110526/6.html

英国研究会議(RCUK)と英国高等教育助成会議(HEFCE)、研究成果のOA化に向けて協力へ

2011年5月25日付けの英国研究会議(RCUK)と英国高等教育助成会議(HEFCE)のプレスリリースによると、RCUKとHEFCEは、今後中期的に、研究成果のオープンアクセス(OA)化に向けた支援を協同で取り組んでいくと発表したようです。

Research Councils UK and HEFCE work together on Open Access (Research Councils UK 2011/5/25付けのプレスリリース)
http://www.rcuk.ac.uk/media/news/2011news/Pages/110525_1.aspx

Research Councils UK and HEFCE work together on open access (HEFCE 2011/5/25付けのニュース)
http://www.hefce.ac.uk/news/hefce/2011/rcuk.htm

大学図書館所蔵のアーカイブズ資料等へのメタデータ付与をゲーム化する試み(記事紹介)

2011年5月23日付けのChronicle of Higher Educationに、“Gaming the Archives”という記事が掲載されています。記事では、大学図書館等の多くの機関において、所蔵しているアーカイブズ資料へのメタデータ付与が資金とマンパワーの関係から難しいとされていることを踏まえ、そのメタデータ付与の作業をゲームにして公開することで、図書館員以外の協力を得て行おうとする取組み“MetaData Games”を紹介しています。この“MetaData Games”を開発したのは、米国・ダートマス大学でデジタル人文学を教えるMary Flaganan氏と同大学のアーキビストPeter Carini氏らとのことです。ゲームでは、一人用あるいは二人用プレイが可能で、それぞれ画面に表示されるデジタル化された写真資料に対してタグをつけるようになっているようです。大学のアーカイブズから200点の画像を選択し、それをテスト環境で実験したところ、1画像あたり約32もしくは33件のタグがプレイヤーによって付与されたとのことで、Flaganan氏は「(付与された)メタデータの90%以上は役立つものだったと言ってよいと思う。」とコメントしているようです。なお、このゲームは2011年夏の公開を予定しており、オープンソースとして提供されるようです。

ユネスコの「世界の記憶」に『本草綱目』などが新たに登録される

ユネスコ(UNESCO)の「世界の記憶」プログラムに関する会議が2011年5月22日から25日にかけて開催され、新たに45点の追加登録が決定したとのことです。中国の『本草綱目』、トルストイの個人蔵書、作曲家シェーンベルグのアーカイブなど、世界各地の文化資料が新たに登録され、日本からは、炭鉱の記録画を描いた山本作兵衛氏のコレクションが登録されました。「世界の記憶」プログラムは、世界各地の重要な文書館資料や図書館資料等を後世に残していくために1992年に開始されたもので、登録点数は、今回の追加により、238点となったとのことです。

New collections come to enrich the Memory of the World(UNESCO 2011/5/25付けのプレスリリース)
http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/new_collections_come_to_enrich_the_memory_of_the_world/

『カレントアウェアネス-E』193号発行

E1176 - 欧州図書館,2010年度の年次報告を公開

E1176 - 欧州図書館,2010年度の年次報告を公開

欧州の国立図書館で構成される欧州図書館(The European Library;CA1556参照)が,2011年4月に,2010年度の年次報告を公開した。欧州図書館は,欧州国立図書館長会議(CENL)のメンバーである欧州の48の国立図書館が参加するデジタル図書館で,オランダ王立図書館が事務局業務を担っている。書籍,ポスター,地図,録音,動画等のデジタル資料と書誌的データを自らのサイトで提供するとともに,欧州の文化遺産ポータル“Europeana”にもコンテンツを提供している。...

E1175 - ITHAKA,大学図書館の戦略についての調査報告書を公開(米国)

E1175 - ITHAKA,大学図書館の戦略についての調査報告書を公開(米国)

2011年4月4日,PorticoやJSTORを運営する米国の非営利団体ITHAKAの調査部門であるITHAKA S+Rが,“Ithaka S+R Library Survey 2010: Insights from U.S. Academic Library Directors”というレポートを発表した。これは,米国の4年制大学の図書館長を対象として2010年秋に行った,大学図書館の戦略に関する調査の結果をまとめたもので,有効回答館数は267館となっている。分析の結果,紙媒体から電子媒体への明確な移行,教育機能の優先といった戦略が共通して見られた。...

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

E1174 - オープンコースウェア誕生から10年

米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が,大学の授業の動画や講義ノート,試験等をウェブで無料公開する「オープンコースウェア」(OpenCourseWare:OCW)を開始してから,2011年4月で10年を迎えた。OCWは,学位を取るためではなく,知識を広めることを目的として提供されているものである。...

E1173 - 特殊コレクションの迅速なデジタル化の事例紹介(米国)

E1173 - 特殊コレクションの迅速なデジタル化の事例紹介(米国)

2011年5月3日に,米国OCLCが『すばやいデジタル化: 特殊コレクションデジタル化の迅速な処理について』(Rapid Capture: Faster Throughput in Digitization of Special Collections)と題するレポートを刊行した。このレポートは,非図書資料のデジタル化作業の簡素化・合理化の方法を紹介することを目的として,米国の大学等におけるデジタル化の事例を解説したものである。OCLCはこれらのケースを参考に,読者の所属するそれぞれの館でデジタル化の規模拡大に役立て,ひいては特殊コレクションへのアクセス増大につなげてほしいとしている。以下では紹介されている9つの機関のうち,4機関を取り上げる。...

E1172 - 被災県図書館の資料救済要望等に関する現地調査<報告>

E1172 - 被災県図書館の資料救済要望等に関する現地調査<報告>

2011年5月9日から11日にかけて,国立国会図書館資料保存課職員2名が岩手県立図書館,岩手県釜石市立図書館,同県野田村立図書館,宮城県図書館及び福島県立図書館を訪問し,東日本大震災による被害状況及び被災資料の救済要望に関する聞き取り調査を行った。...