獨協医科大学越谷病院図書室の川村敬一氏による、BSO(Broad System of Ordering)に関する文献についての解題書誌“BSO Broad System of Ordering International Bibliography”(英語)が公開されています。1973年から2010年までの関連文献(19言語の270文献)が取り上げられています。BSOは、1970年代にユネスコと国際情報ドキュメンテーション連盟(FID)の共同事業として開発された分類法で、異なる索引言語間の変換言語を最終目的とするものです。
2011年5月2日に、国連アフリカ経済委員会(Economic Commission for Africa:ECA)が機関リポジトリを開設したようです。このリポジトリは、ECAが過去50年間にわたり収集してきた、アフリカの経済的社会的発展に関する資料(雑誌論文、会議予稿集、テクニカルリポート、年報等)をオープンアクセスで提供するもののようです。ECAのICT部門の責任者Aida Opoku-Mensah氏は「ECAの機関リポジトリの開設は、アフリカに関する独自の、信頼できる経済的・社会的情報にアクセスし、そしてそれを普及させるマイルストーンとなるものである」とコメントしているようです。
Launch of Institutional Repository seen as “Milestone in the access and diffusion of information on Africa (ECADL Blog repository2011/5/2付けの記事) http://repository.uneca.org/blog/?p=34
2011年5月8日付けの英国Guardian紙に、“Race to save digital art from the rapid pace of technological change”と題した記事が掲載されています。記事は、技術の変化のスピードが速すぎるために、デジタル技術で作られた現代のアート作品等の保存を適切に行わないと、今後すぐに失われてしまう危険性があるとして警鐘を鳴らす内容となっているようです。