アーカイブ - 2011年 4月

4月 11日

国立国会図書館、「東日本大震災復興支援ページ」を開設

国立国会図書館は、2011年4月11日からホームページ上に「東日本大震災復興支援ページ」を開設しました。国立国会図書館長からのメッセージ、資料提供・資料相談(レファレンス)の案内、震災関連リンク集等を掲載しています。

国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
http://www.ndl.go.jp/jp/news/support.html

ハーバード大学、英・日・中・韓の4か国語の資料を対象にした「東日本大震災デジタル・アーカイブ」を開始

2011年3月25日から、米ハーバード大学のライシャワー日本研究所(Reischauer Institute of Japanese Studies)が東日本大震災に関するデジタルアーカイブを開始しています。日本に限らず東アジア地域の広く資料を収録するため、英語・日本語・中国語・韓国語の資料を受け入れるとのことです。現在、メールで情報を募集しています。

Digital archive of the japan 2011 earthquake and aftermath (ハーバード大 2011/3/25付けニュース)
http://www.fas.harvard.edu/~rijs/about/earthquake/digitalarchive.html

4月 8日

日本原子力研究開発機構(JAEA)図書館、原発事故対応への参考情報を公開

日本原子力研究開発機構(JAEA)図書館は、2011年4月8日付けで、「福島第1原子力発電所事故対応への参考情報」として、同機構の研究開発成果(報告書)や、国内外の研究開発成果へのリンクなどを公開しています。また、Flickrで、地震による同図書館の被害の様子などの写真を公開しています。

「福島第1原子力発電所事故対応への参考情報」(JAEA図書館 2011/4/8付け)
http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/ird/sanko/fukushima_sanko.html

JAEA図書館
http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/ird/index.html

国立音楽大学が音楽映像配信サービス「ナクソス・ビデオ・ライブラリー」を日本初導入

国立音楽大学が音楽映像配信サービス「ナクソス・ビデオ・ライブラリー」を日本で初めて導入し、2011年4月1日からサービスを開始したそうです。ナクソス・ビデオ・ライブラリーはクラシックコンサート、オペラ、バレエ、ドキュメンタリー、ジャズライブなどの映像をオンラインで配信するサービスで、現在DVD 1000枚以上のコンテンツが含まれているそうです。2010年に開始以来、世界で160以上の大学・公共図書館で利用されていますが、日本での導入は今回の国立音楽大学が初めてとのことです。

ナクソス・ビデオ・ライブラリー
http://naxos.jp/nvl/nvl-outline

国立音大、DVD千枚相当のナクソス音楽映像配信を日本で初導入 (RBB TODAY 2011/4/7付けのニュース)
http://www.rbbtoday.com/article/2011/04/07/75934.html

図書館システムの競争が激化?:2010~2011年の市場動向(米国)

米国のLibrary Journal誌の2011年4月1日号に、毎年恒例の図書館システム市場動向調査レポート"Automation Marketplace"が掲載されています。2011年版のサブタイトルは"The New Frontier: The battle intensifies to win hearts, minds, and tech dollars"です。レポートでは、Ex Libris社のAlmaやOCLCのWeb-scale Management Servicesといった新しいアプローチのシステムの登場や、ディスカバリー・インタフェースの現状などについて触れられています。

Automation Marketplace 2011: The New Frontier (Library Journal 2011/4/1付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/889533-264/automation_marketplace_2011_the_new.html.csp

Automation Marketplace 2011: The New Frontier (Library Technology Guides 2011/4/4付けの記事)

Googleブックス和解案に関する図書館関係者向けのガイド第4弾が公開(米国)

米国図書館協会(ALA)・北米図書館協会(ARL)・大学・研究図書館協会(ACRL)で構成されるLibrary Copyright Alliance (LCA) は、2011年3月22日に連邦地方裁判所がGoogleブックスをめぐる訴訟の和解案を認めない見解を示したことを受け、この問題に関する第4弾となる図書館関係者向けのガイド“A Guide For the Perplexed Part IV: The Rejection of the Google Books Settlement”を公表しています。裁判所の判事の見解などを解説したものです。

A Guide For the Perplexed Part IV: The Rejection of the Google Books Settlement
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/wp-content/uploads/2011/04/LCA-Chin-Decision.pdf

国家規模での研究成果オープンアクセス化方針の導入に向けた提言等をまとめたレポート(デンマーク)

2011年3月29日付けで、デンマークの科学技術イノベーション省(Danish Agency for Science Technology and Innovation)のオープンアクセス委員会がまとめた最終報告書“Recommendations for implementation of Open Access in Denmark”が公開されています。この報告書は、デンマークにおいて国家規模で科学研究成果のオープンアクセス化を導入することに向けた、同委員会による提言等がまとめられているとのことです。このようなオープンアクセス化導入の検討の背景には、同国の研究者や企業の研究成果を世界に発信し、同国が国際的な研究開発において主要な位置を占め続けることにつながるとの考えがあるようです。提言では、「科学技術イノベーション省はオープンアクセスポリシーを設定する」、「大学や研究機関はオープンアクセスポリシーを実施・促進する」、「全国規模で一つの共通な研究データベースを構築する」、「科学関係出版物の包括的で長期的な保存サービスを構築する」、「重要な研究データをオープンアクセス化とともに長期的な保存を行うための国家レベルの計画を策定する」等の16項目が挙げられているようです。

4/11から国立国会図書館東京本館の和図書資料の利用を全面的に再開します。

国立国会図書館東京本館では、地震による被害のため資料の一部が利用できない状態となっていましたが、2011年4月11日から、和図書については利用を全面的に再開します。1968年(昭和43年)以降受入の洋図書については、引き続き利用できない状態です。ご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。

東京本館でご利用いただけない資料について(国立国会図書館ウェブサイト)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/materials.html

国立教育政策研究所、教育研究公開シンポジウム「生涯にわたる読書―家庭・学校・地域で育む生きる力―」の報告書を公開

国立教育政策研究所は、同研究所が2010年8月3日に開催した、第29回教育研究公開シンポジウム「生涯にわたる読書―家庭・学校・地域で育む生きる力―」の報告書を2011年3月付けで公開しています。報告書には、学校図書館アドバイザーの五十嵐絹子氏の基調講演のほか、研究報告として福岡教育大学の井上豊久教授による「小中学生の読書活動と言語力を育てるメディア」と、国立教育政策研究所総括研究官の立田慶裕氏による「成人の読書への関わりと言語力」の2本が掲載されています。また、国立教育政策研究所教育課程研究センター長の神代浩氏による報告「国民読書年とこれからの図書館」と、福岡県宇美町立図書館長八谷俊一郎氏の報告「生涯にわたる読書推進計画」が掲載されているほか、参加者らによるディスカッションの記録等もあるようです。

第29回教育研究公開シンポジウム「生涯にわたる読書」報告書 (PDF版報告書掲載ページ)
http://www.nier.go.jp/kyoutsu2/SINPO.HTM

ニューヨーク近代美術館(MoMA)がiPad用の電子書籍アプリ“MoMA Books”を公開

2011年4月1日に、米国のニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art:MoMA)は、無料のiPad用アプリ“MoMA Books”を公開したようです。これは、MoMAが刊行する電子書籍を購入し、閲覧できるアプリとのことで、電子書籍には、展示カタログやモノグラフのほか、既に絶版となった図書等も含まれているようです。

MoMA Introduces Free iPad App For Downloading MoMA e-Books (MoMA 2011/4/1付けのプレスリリース)
http://press.moma.org/images/press/Publications/MoMABooksiPadApp_ReleaseFINAL.pdf

4月 7日

丸善が地震・津波、放射線、心理学分野の書籍を無料公開

丸善が自社刊行書籍から、地震・津波、放射線、心理学分野の文献をPDFで公開しています。2011年4月5日現在、『理科年表』、『身近な放射線の知識』、『ストレス百科事典』など7タイトルが対象となっています。公開タイトルは準備ができ次第、順次追加していくとのことです。

地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開(丸善出版株式会社)
http://pub.maruzen.co.jp/index/kokai/

地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文を無償公開します。(丸善出版ニュース 2011/3/31付けニュース)
http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/news_event/2011/saigai_kokai.html

長崎県立長崎図書館、「長崎県公報目次検索」の運用開始

2011年4月6日に、長崎県立長崎図書館が、「長崎県公報目次検索」の運用を開始したようです。この「長崎県公報目次検索」では、1890年(明治23年)7月の第1号から1915年(大正4年)12月の第347号、号外までの「長崎県公報」の目次を検索し、本文画像を表示できるようです。

長崎県公報目次検索
http://www.lib.pref.nagasaki.jp/koho/index.php

長崎県立長崎図書館のウェブサイト (2011/4/6付けの「サービス・利用案内情報」に「長崎県公報目次検索」運用開始のお知らせがあります)
http://www.lib.pref.nagasaki.jp/

デジタル時代においてライティングを教えるための、“Digital Is”(記事紹介)

2011年3月30日付けのChoronicle of Higher Educationのブログに、“Digital Is: Interdisciplinary Writing Resources”という記事が掲載されており、“Digital Is”というプロジェクトサイトについて紹介しているようです。この“Digital Is”は、デジタル時代においてライティングを教える意味についてのリソースや考察等を集めたものとのことで、大学レベルの学生にデジタル上でのレトリックや文章構造等を教えるためのリソース集にもなっているようです。なお、“Ditital Is”は200校以上の米国の大学によって組織されたNational Writing Projectによって運営されているとのことです。

Digital Is
http://digitalis.nwp.org/

日本学術会議、「被災された研究者・学生等の受入等に関する情報」を公表

2011年4月6日に日本学術会議は、若手アカデミー委員会・若手アカデミー活動検討分科会が作成した、4月5日付けの「被災された研究者・学生等の受入等に関する情報」を公表しました。同文書では、東日本大震災で被災した研究者・学生等に対する、各地の大学等による支援内容を一覧することができるようです。

被災された研究者・学生等の受入等に関する情報(2011.4.5版)(PDF文書)
http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110406.pdf

日本学術会議 (2011/4/6付けのトップ・ニュースに上記のPDF文書へのリンクがあります)
http://www.scj.go.jp/index.html

英国国立公文書館(TNA)、2014年度までの事業計画を公表

2011年3月29日に、英国国立公文書館(TNA)は、2011年度から2014年度までの事業計画“For the Record. For Good”を公表しました。文書では、2014年度までのTNAの果たすべき役割と戦略計画を踏まえ、2011年度の事業計画、そしてそれ以降の計画等を解説しているようです。

For the Record. For Good: Our Business Plan for 2011-2015
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/the-national-archives-business-plan-2011-2015.pdf

『カレントアウェアネス-E』191号発行

E1165 - 国立公文書館に提出された歴史公文書等保存方法検討報告書

国立公文書館が2010年5月に設置した歴史公文書等保存方法検討有識者会議が,同館に対して「歴史公文書等保存方法検討報告書」(2011年3月付け)を提出した。同館はこれに基づき,所蔵している紙媒体の歴史公文書等の保存に際して,従来のマイクロフィルム化に加えて,場合に応じて,デジタル化を採用する等の方針を明らかにした。同館の歴史公文書等の保存方針を転換に導いた同報告書の内容について紹介する。...

E1164 - 「米国デジタル公共図書館」に関するワークショップが開催

2011年3月1日に米国のマサチューセッツ州ケンブリッジにおいて,「米国デジタル公共図書館」(Digital Public Library of America:DPLA;E1105参照)に関する初めてのワークショップが開催された。ハーバード大学バークマンセンターが主催したこのワークショップには,公共図書館・研究図書館の関係者や出版関係者等約50名が参加し,DPLAに登載するコンテンツと対象について話し合われた。このワークショップの概要について,DPLAのプロジェクトWikiサイトに掲載された報告資料に基づいて紹介する。...

E1163 - 英国図書館,2011-2015年の戦略を公表

英国図書館(BL)は,2011年2月に,2011-2015年の戦略「知識を成長させる」(Growing Knowledge)を公表した(E852参照)。2010年9月に公表された「2020年ビジョン」(E1104参照)の内容に基づき,2015年までの優先的取組み事項等を定めたものである。...

千葉大学、附属図書館等による教育・学習のための新しいコンセプト「アカデミック・リンク」をスタート

千葉大学は、2011年4月1日から、「アカデミック・リンク」をスタートしています。「アカデミック・リンク」とは、「考える学生」を育成するために、附属図書館、総合メディア基盤センター、普遍教育センターが協力して立ち上げる、教育・学習のための新しいコンセプトで、「アクティブ・ラーニング・スペース」「コンテンツ・ラボ」「ティーチング・ハブ」の3つの機能を備えるものとのことです。

「アカデミック・リンク」がスタートしました。(千葉大学アカデミック・リンク・センター)
http://alc.chiba-u.jp/

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