アーカイブ - 2011年 4月

4月 22日

大阪大学出版会、『阪神・淡路大震災における避難所の研究』の全文をウェブで公開

大阪大学出版会が、書籍『阪神・淡路大震災における避難所の研究』の全文(PDFファイル)をウェブで公開しています。

【無料公開書籍】『阪神・淡路大震災における避難所の研究』(大阪大学出版会のサイト)
http://www.osaka-up.or.jp/kokai.html?s=books&ie=UTF8&qid=1282799113&sr=1-1

国立国会図書館東京本館は、2011年4月25日(月)から通常の開館時間となります。

国立国会図書館東京本館は、2011年4月25日(月)から、通常どおり平日19時まで開館します。利用できない資料があった洋図書についても、全面的に利用を再開します。また、『国立国会図書館 月報』2011年4月号に、「東日本大震災の影響について」という記事を、書庫の写真付きで掲載しています。

東日本大震災/サービスの臨時変更(開館時間について)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/news_earthquake.html

東京本館でご利用いただけない資料について
http://www.ndl.go.jp/jp/news/materials.html

2011年の“Preservation Week”は4月24日~30日(米国)

米国図書館協会(ALA)の下部組織である図書館コレクション・テクニカルサービス協会(ALCTS)は、2011年の“Preservation Week”を4月24日から30日までとしています。この間、図書館等の関連機関が資料保存に関するイベントを開催し、例えば、ハーバード大学ラモント図書館では、コンサベーターたちが資料の状態をチェックしたり保存方法について相談に乗ってくれる保存クリニックを開くそうです。Preservation Weekのサイトにはイベントの企画・広報用ツールも紹介されています。

Pass It On: Preservation Week April 24–30, 2011 (ALCTS)
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/alcts/confevents/preswk/index.cfm

2011 Preservation Week Event Map (ALCTS)
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/alcts/confevents/preswk/cal.cfm

Learn to Preserve the Treasures in Your Library (Harvard College Library)

文部科学省、2011年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表

2011年4月22日に文部科学省が、2011年度(平成23年度)の子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰被表彰者一覧をそれぞれ公表したようです。

平成23年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人):文部科学大臣表彰被表彰者一覧 (学校版)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/shoukai/cont_003/__icsFiles/afieldfile/2011/04/22/1305289_01_1_1.pdf

平成23年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人):文部科学大臣表彰被表彰者一覧 (団体・個人版)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/shoukai/cont_002/__icsFiles/afieldfile/2011/04/22/1305291_01.pdf

平成23年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人):文部科学大臣表彰被表彰者一覧 (図書館版)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/shoukai/cont_001/__icsFiles/afieldfile/2011/04/22/1305285_01_1.pdf

大分県立図書館、「学校図書館ハンドブック」をウェブサイトで公開

2011年4月22日に、大分県立図書館は、「学校図書館ハンドブック」を同館のウェブサイトで公開したようです。この「学校図書館ハンドブック」は、新学習指導要領で求められる学校図書館の資料と機能の充実を図ることを目的に、県内の小中学校教諭、学校司書、公共図書館司書等の協働によって作成されたものとのことです。ハンドブックでは、学校図書館に求められている役割から具体的な実務まで、図書館運営全般にわたる内容が網羅されており、同館の学校図書館支援サービスや県内公共図書館が取り組んでいる学校支援の事例も紹介されているとのことです。なお、ハンドブック自体はすでに2011年1月に刊行され、同県の小・中学校や県内公共図書館に配布されているようです。

学校図書館ハンドブック (大分県立図書館のウェブサイト)
http://library.pref.oita.jp/kento/information/paper-publication/handbook/

「学校図書館ハンドブック」作成のお知らせ (大分県立図書館 2011/1/26付けの報道発表)
http://kyouiku.oita-ed.jp/kikaku/2011/02/post-131.html

参考:
全国学校図書館協議会、『学力向上のための読書活動:「学校図書館活用ハンドブック」』をPDF公開

ニューヨーク公共図書館(NYPL)の「ライオン」はもうすぐ100歳

ニューヨーク公共図書館(NYPL)入口にある二体のライオン像(PatienceとFortitude)が、2011年5月23日に100歳を迎えるようです。2011年4月21日付けのNew York Timesのブログ記事では、ライオン像の建立の経緯を解説しており、また同記事によると、NYPLはこれにあわせて記念イベントの企画をしているとのことです。

The Library Lions (New York Public Libraryのウェブサイト)
http://www.nypl.org/help/about-nypl/library-lions

特種紙商事、米国議会図書館の「被災した大切な資料や物品の保存」 を翻訳

2011年4月22日、米国議会図書館(LC)が作成した被災資料などの保存方法を紹介する“Preserving Treasures After the Disaster”というページを特種紙商事株式会社が翻訳した「被災した大切な資料や物品の保存」を公開しました。LCのページでは写真や動画も掲載されています。

被災した大切な資料や物品の保存(PDF)
http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/mon-blog/%E3%80%8C%E8%A2%AB%E7%81%BD%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%84%E7%89%A9%E5%93%81%E3%81%AE%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%80%8D.pdf

Preserving Treasures After the Disaster (LC)
http://www.loc.gov/preservation/family/ftpreserv.html

「被災した大切な資料や物品の保存」 米国議会図書館資料保存のページから(特種紙商事のブログ「ブログもんじょ箱」 2011/4/22付け記事)

オックスフォード大学ボードリアン図書館、楽譜のデジタル化作業にクラウドソーシングを採用へ

英国のオックスフォード大学ボードリアン図書館が、2011年夏にデジタル化される予定の楽譜約6,000点について、クラウドソーシング(インターネット上の不特定多数に業務をアウトソーシングすること)の手法を適用しようとしているそうです。これらの大部分は目録が取られておらず、一般ユーザの力を借りて音楽記号の認識などを行いたいとしています。“What's the score at the Bodleian?”と命名された同プロジェクトに多くの人を巻き込むため、この名前がプロジェクトの主旨を分かりやすく伝えるものになっているか等を調査するアンケートが行われています。

What's the Score at the Bodleian? (プロジェクトのブログ)
http://whatsthescoreatthebodleian.wordpress.com/

"What's the Score at the Bodleian?" Survey (アンケート)
http://www.surveymonkey.com/s/whats-the-score

Bodleian Library
http://www.bodleian.ox.ac.uk/bodley

引退した図書館巡回車、宮城県内の避難所を巡る

北海道滝川市立図書館で使われていた図書館巡回車プラタナス号が、市民から寄付された約2,000冊の絵本・児童書を子どもたちに届けるため、4月19日からの4日間、宮城県内の避難所を巡回しているとのことです。図書には滝川市の子どもたちからのメッセージカードが添えられているそうです。

滝川の図書館車、宮城走る 3月末引退 市民寄付の2000冊配布(どうしんweb 2011/4/22付けニュース)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/287695.html

滝川市立図書館(「被災地の子どもたちに絵本を届けようについて」として同プロジェクトについて記述あり)
http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/kyouikubu/tosyokan/tosyokan.jsp

被災地の新聞を避難先の公共図書館で

鳥取県立図書館や沖縄県宮古島市図書館が、東日本大震災の被災地で発行されている新聞を取り寄せて提供していると報じられています。地元紙を通じて細かい復旧状況や避難所の状況などを知ることができ、県内に滞在している避難者に喜ばれているとのことです。

地元紙取って情報面を支援 沖縄・宮古島市図書館(河北新報ニュース 2011/4/21付けニュース)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110421t73039.htm

被災地の新聞、図書館で閲覧へ/仙台市民が提供(宮古毎日新聞 2011/4/8付けニュース)
http://www.miyakomainichi.com/2011/04/17217/

4月 21日

ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”(欧州)

欧州で、ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”というプロジェクトが立ちあがっているようです。EU(欧州連合)が資金援助を行い、大学や研究機関等がパートナーとして加わっているようです。主な目標として、ブログの構造や意味(semantic)の研究、ブログのデジタル保存のしっかりした方針の設定、ブログのデジタルリポジトリの実施、個別のケーススタディの実施、が挙げられています。

BlogForever
http://blogforever.eu/

About BlogForever(概要)
http://blogforever.eu/about-blogforever/

DCC、新マニュアル「デジタル保存におけるマイクロフィルムの役割」を刊行

2011年4月20日に、英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が「デジタル保存におけるマイクロフィルムの役割」“The role of microfilm in digital preservation”と題するマニュアルを刊行しています。

The role of microfilm in digital preservation (ダウンロードページ)
http://www.dcc.ac.uk/resources/curation-reference-manual/microfilm

New Curation Reference Manual instalment on the role of microfilm in digital preservation (DCC 2011/4/20付けのニュース)
http://www.dcc.ac.uk/node/9185

スペイン国立図書館、同国の児童文学に関する情報をまとめた「児童文学ガイド」を刊行

スペイン国立図書館(BNE)が、同国の児童文学関連の情報をまとめた「児童文学ガイド」“Guía de la literatura infantil y juvenil”を、同館の刊行物のページで公開しています。ガイドでは、同国の児童文学に関する、文献目録、団体や協会、作家、出版社や書店、児童文学賞、児童文学を学ぶための大学の情報等を提供しているようです。なお、同ガイドはウェブ版だけでなく、PDF版でも提供されているようです。

Guía de la literatura infantil y juvenil (Biblioteca Nacional de España 刊行物のウェブサイト)
http://www.bne.es/es/Micrositios/Guias/Literatura_Infantil/

図書館振興財団、被災図書館への支援をスタート

財団法人図書館振興財団が、東日本大震災で被災した図書館に対する支援をスタートし、申込みを受け付けています。対象となるのは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県、千葉県の公共図書館・学校図書館で、業務支援や物品購入支援など、図書館活動の再開に必要な事物を支援するとのことです。

東日本大震災で被災された図書館からの支援要請を受け付けます(図書館振興財団 2011/4/15付けニュース)
http://www.toshokanshinko.or.jp/news/kako03.htm#01

参考:
図書館振興財団、2011年度助成事業計画の変更と地震被災図書館への支援を発表
http://current.ndl.go.jp/node/17857

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、英国の研究図書館の現状をまとめたレポートを公表

2011年4月15日に、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、“RLUK library trends”と題するレポートを公表しています。これは、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、北米研究図書館協会(ARL)、LibQual、International Student Barometer等のデータを基に作成された、英国の研究図書館の現状をまとめたものとのことです。レポートでは、2003年から2009年までの図書館利用と生産性や、RLUK参加館とARL参加館とを比較した分析結果等がまとめられているようです。分析の結果、RLUK参加館の開館時間は分析対象期間を通じて22%拡大したこと、ARL参加館と比較してRLUK図書館のスタッフは少ないという現状等が明らかになったようです。

RLUK library trends
http://www.rluk.ac.uk/files/RLUK-library-trends%20tg%201.pdf

仏教の総合博物館「龍谷ミュージアム」がオープン

2011年4月5日、龍谷大学が仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」をオープンしました。同館のコンセプトとして、街に開かれたミュージアムとして仏教の歴史を分かりやすく紹介することや、図書館や古典籍デジタルアーカイブ研究センターなどの学内組織と連携して学術資料の収集・保存・活用へ取り組むことなどが挙げられています。

龍谷ミュージアム
http://museum.ryukoku.ac.jp/index.html

古典籍デジタルアーカイブ研究センター
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/

米国議会図書館で保存されている18世紀の弦楽器の音色

米国議会図書館(LC)のブログに、同館が保存している18世紀の弦楽器の紹介と、その演奏を録音した音声ファイルが掲載されています。1937年に同館に寄贈されたこれらの弦楽器はこれまで演奏されていなかったとのことですが、近年修理されたのに伴い、2011年2月にLCのホールで開催された演奏家によるコンサートのアンコールで、バス・ヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)が演奏されたとのことです。

The Strings Shall Sing Again(LCのブログ 2011/4/14付けの記事)
http://blogs.loc.gov/loc/2011/04/the-strings-shall-sing-again/

図書館におけるRFID使用に関する国際標準規格ISO 28560が出版される

図書館におけるRFID使用に関する国際標準規格ISO 28560“RFID in Libraries”が2011年3月22日に出版されました。この規格はICタグのデータモデルやエンコーディング方法などについて定めており、 “Data elements and general guidelines for implementation”、“Encoding of RFID data elements based on rules from ISO/IEC 15962”、“Fixed length encoding”の3部から構成されています。

ISO 28560-1 Data elements and general guidelines for implementation
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50996

ISO 28560-2 Encoding of RFID data elements based on rules from ISO/IEC 15962
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50997

米国Amazon.com社、Kindleに図書館から電子書籍を借りられるサービスを開始へ

米国のAmazon.com社は、同社の電子書籍リーダーKindleに図書館から電子書籍を借りられるサービス“Kindle Library Lending”を開始すると発表しています。Kindleの専用端末でけでなく、スマートフォンやPC向けのKindleアプリでも読むことができるようです。電子書籍ベンダーのOverDrive社と提携し、全米11,000館以上の図書館で利用できるとのことです。プレスリリースでは、サービスの特徴として、「図書館で借りた本に書き込みができる」ことを挙げています。電子書籍への書き込みやアンダーラインは、他の人には見えず、同じ人が再度借りた時やその電子書籍を購入した際には再度見られるようになっているとのことです。

Amazon to Launch Library Lending for Kindle Books(Amazon.com 2011/4/20付けプレスリリース)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1552678&highlight=

図書館から Kindle に借りて読めるサービス発表、全米1万以上の図書館が参加(engadget日本版 2011/4/20付け記事)

4月 20日

ITHAKA、大学図書館の戦略についての調査報告書を公開(米国)

PorticoやJSTORを運営する非営利団体ITHAKAの調査研究部門ITHAKA S+Rが、米国の大学図書館長を対象に、大学図書館の戦略等を調査した結果をまとめた報告書“Ithaka S+R Library Survey 2010: Insights from U.S. Academic Library Directors”を公表しています。2010年秋に実施された調査への267館の回答がまとめられたもので、主な調査結果として、次のようなことが示されています。
・回答者の多くは、利用者ニーズへの対応や最適な資料管理について、自館の戦略が十分でないとしている。
・今後優先する機能としては、資料の収集・保存よりも、研究・教育の支援をあげた回答の方が多かった。
・図書館長は、図書館が情報発見プロセスのスタート地点として利用者から見られるということが戦略的に重要と考えている。
・紙媒体の雑誌については、購読中止や保管施設への移送が行われるようになっている。

Ithaka S+R Library Survey 2010 Findings Released (ITHAKA 2011/4/5付けの発表)

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