2011年4月4日付けの、米国図書館協会(ALA)による図書館振興キャンペーンウェブサイトである“@ your library”のブログによると、図書館への愛をTwitterで表現するコンテストが開催されているようです。コンテストは、“twiku”というTwitterによる俳句形式で行われるとのことです。twikuは、3行5-7-5の音節からなり、Twitterへの投稿のため140字以内で記述するようです。また、参加にあたってはハッシュタグ“#nlwtwaiku”の使用が呼び掛けられています。選考は、4月16日の全米図書館週間(National Library Week)最終日に行われるとのことです。
2011年4月1日に、オーストラリア図書館協会(ALIA)が“Beyond a Quality Service: Strengthening the Social Fabric. Standards and Guidelines for Australian Public Libraries”という文書を公開しています。この文書は、オーストラリアの公共図書館のサービス基準とガイドラインを解説したもののようです。サービス基準では、利用者1人あたりの年間での図書館資料購入費や利用者満足度等の12項目に分け、それぞれで基準値と改善目標値が掲げられているようです。またガイドラインでは、図書館経営や図書館建築等、20項目に分け、各項目でその目標や方針、関連するサービス基準、そして参考資料への紹介等が記されているようです。
2011年3月28日に英国情報システム合同委員会(JISC)は、図書館や博物館、文書館、そして大学等の公的機関が、著作権者が不明となっているいわゆる孤児作品(Orphan Works)にどのように対処したらよいか、また、今後孤児作品を生み出さないために、どのように対応すべきか等を説いた文書“Briefing Paper on Managing Orphan Works”を公開しています。