アーカイブ - 2011年 4月 21日

ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”(欧州)

欧州で、ブログを保存するプロジェクト“BlogForever”というプロジェクトが立ちあがっているようです。EU(欧州連合)が資金援助を行い、大学や研究機関等がパートナーとして加わっているようです。主な目標として、ブログの構造や意味(semantic)の研究、ブログのデジタル保存のしっかりした方針の設定、ブログのデジタルリポジトリの実施、個別のケーススタディの実施、が挙げられています。

BlogForever
http://blogforever.eu/

About BlogForever(概要)
http://blogforever.eu/about-blogforever/

DCC、新マニュアル「デジタル保存におけるマイクロフィルムの役割」を刊行

2011年4月20日に、英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が「デジタル保存におけるマイクロフィルムの役割」“The role of microfilm in digital preservation”と題するマニュアルを刊行しています。

The role of microfilm in digital preservation (ダウンロードページ)
http://www.dcc.ac.uk/resources/curation-reference-manual/microfilm

New Curation Reference Manual instalment on the role of microfilm in digital preservation (DCC 2011/4/20付けのニュース)
http://www.dcc.ac.uk/node/9185

スペイン国立図書館、同国の児童文学に関する情報をまとめた「児童文学ガイド」を刊行

スペイン国立図書館(BNE)が、同国の児童文学関連の情報をまとめた「児童文学ガイド」“Guía de la literatura infantil y juvenil”を、同館の刊行物のページで公開しています。ガイドでは、同国の児童文学に関する、文献目録、団体や協会、作家、出版社や書店、児童文学賞、児童文学を学ぶための大学の情報等を提供しているようです。なお、同ガイドはウェブ版だけでなく、PDF版でも提供されているようです。

Guía de la literatura infantil y juvenil (Biblioteca Nacional de España 刊行物のウェブサイト)
http://www.bne.es/es/Micrositios/Guias/Literatura_Infantil/

図書館振興財団、被災図書館への支援をスタート

財団法人図書館振興財団が、東日本大震災で被災した図書館に対する支援をスタートし、申込みを受け付けています。対象となるのは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県、千葉県の公共図書館・学校図書館で、業務支援や物品購入支援など、図書館活動の再開に必要な事物を支援するとのことです。

東日本大震災で被災された図書館からの支援要請を受け付けます(図書館振興財団 2011/4/15付けニュース)
http://www.toshokanshinko.or.jp/news/kako03.htm#01

参考:
図書館振興財団、2011年度助成事業計画の変更と地震被災図書館への支援を発表
http://current.ndl.go.jp/node/17857

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、英国の研究図書館の現状をまとめたレポートを公表

2011年4月15日に、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、“RLUK library trends”と題するレポートを公表しています。これは、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、北米研究図書館協会(ARL)、LibQual、International Student Barometer等のデータを基に作成された、英国の研究図書館の現状をまとめたものとのことです。レポートでは、2003年から2009年までの図書館利用と生産性や、RLUK参加館とARL参加館とを比較した分析結果等がまとめられているようです。分析の結果、RLUK参加館の開館時間は分析対象期間を通じて22%拡大したこと、ARL参加館と比較してRLUK図書館のスタッフは少ないという現状等が明らかになったようです。

RLUK library trends
http://www.rluk.ac.uk/files/RLUK-library-trends%20tg%201.pdf

仏教の総合博物館「龍谷ミュージアム」がオープン

2011年4月5日、龍谷大学が仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」をオープンしました。同館のコンセプトとして、街に開かれたミュージアムとして仏教の歴史を分かりやすく紹介することや、図書館や古典籍デジタルアーカイブ研究センターなどの学内組織と連携して学術資料の収集・保存・活用へ取り組むことなどが挙げられています。

龍谷ミュージアム
http://museum.ryukoku.ac.jp/index.html

古典籍デジタルアーカイブ研究センター
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/

米国議会図書館で保存されている18世紀の弦楽器の音色

米国議会図書館(LC)のブログに、同館が保存している18世紀の弦楽器の紹介と、その演奏を録音した音声ファイルが掲載されています。1937年に同館に寄贈されたこれらの弦楽器はこれまで演奏されていなかったとのことですが、近年修理されたのに伴い、2011年2月にLCのホールで開催された演奏家によるコンサートのアンコールで、バス・ヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)が演奏されたとのことです。

The Strings Shall Sing Again(LCのブログ 2011/4/14付けの記事)
http://blogs.loc.gov/loc/2011/04/the-strings-shall-sing-again/

図書館におけるRFID使用に関する国際標準規格ISO 28560が出版される

図書館におけるRFID使用に関する国際標準規格ISO 28560“RFID in Libraries”が2011年3月22日に出版されました。この規格はICタグのデータモデルやエンコーディング方法などについて定めており、 “Data elements and general guidelines for implementation”、“Encoding of RFID data elements based on rules from ISO/IEC 15962”、“Fixed length encoding”の3部から構成されています。

ISO 28560-1 Data elements and general guidelines for implementation
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50996

ISO 28560-2 Encoding of RFID data elements based on rules from ISO/IEC 15962
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50997

米国Amazon.com社、Kindleに図書館から電子書籍を借りられるサービスを開始へ

米国のAmazon.com社は、同社の電子書籍リーダーKindleに図書館から電子書籍を借りられるサービス“Kindle Library Lending”を開始すると発表しています。Kindleの専用端末でけでなく、スマートフォンやPC向けのKindleアプリでも読むことができるようです。電子書籍ベンダーのOverDrive社と提携し、全米11,000館以上の図書館で利用できるとのことです。プレスリリースでは、サービスの特徴として、「図書館で借りた本に書き込みができる」ことを挙げています。電子書籍への書き込みやアンダーラインは、他の人には見えず、同じ人が再度借りた時やその電子書籍を購入した際には再度見られるようになっているとのことです。

Amazon to Launch Library Lending for Kindle Books(Amazon.com 2011/4/20付けプレスリリース)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1552678&highlight=

図書館から Kindle に借りて読めるサービス発表、全米1万以上の図書館が参加(engadget日本版 2011/4/20付け記事)