アーカイブ - 2011年 4月 13日

【イベント】国立国会図書館でInternet Archiveの創設者ケール氏による講演会を開催(5/24)

国立国会図書館は、2011年5月24日に、Internet Archiveの創設者ブリュースター・ケール(Brewster Kahle)氏の講演会を開催します。「あらゆる知識へのユニバーサルアクセス―誰もが自由に情報アクセスできることを目指して」と題するケール氏による講演に引き続き、ケール氏、時実象一愛知大学教授、長尾真国立国会図書館長による鼎談を予定しています。会場は国立国会図書館東京本館で参加費は無料、募集人数は300名(先着順)です。(この講演会は、当初は3月24日の開催を予定していたものが延期となったものです。)

講演会「あらゆる知識へのユニバーサルアクセス―誰もが自由に情報アクセスできることを目指して」(開催概要)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20110524lecture.html

佐賀県武雄市、iPadを活用した電子図書館サービス「武雄市MY図書館」を開始

佐賀県の武雄市図書館・歴史資料館が、2011年4月13日から、iPadを活用した電子図書館サービス「武雄市MY図書館」を開始しています。iPad用アプリ「武雄市MY図書館」を使い、図書館に行かなくても自分のiPadで図書を借りることができるというもので、同館でiPad本体を借りることもできるとのことです。当面は、市が著作権を所有する市史や市報などが対象で、今後、子ども向け図書や著作権期限が切れた図書、図録などに拡大する予定とのことです。

「武雄市MY図書館」がオープンしました(武雄市図書館・歴史資料館のウェブサイトの情報)
http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/hisaisya-kasidasi/my-tosyokan.html

武雄市図書館・歴史資料館
http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/

論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキングの2011年版が公表

トムソン・ロイター社は、同社の統計データベースのデータ(2000年~2010年までの11年間)に基づいた、論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキングの2011年版を発表しています。世界の研究機関ランキングから日本の研究機関のみを抽出・再集計したものとなっています。

論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキングを発表(トムソン・ロイター 2011/4/13付けプレスリリース)
http://science.thomsonreuters.jp/press/release/2011/esi2011/

全ランキング一覧
http://science.thomsonreuters.jp/press/release/2011/esi2011/ranking/

米国図書館協会(ALA)、2011年版の米国図書館界の概況報告書を公表

米国図書館協会(ALA)は、2011年版の米国図書館界の概況報告書“The State of America’s Libraries 2011”を公表しています。要約部分では、図書館は求職者や起業家に活用されていること、図書館は投資に見合う存在であること、学校図書館や大学図書館の状況が厳しいこと、技術進歩による課題と機会、などについて書かれています。本編には、「資金」「公共図書館」「学校図書館」「大学図書館」「図書館テクノロジー」「ソーシャルネットワーキング」などのテーマごとに状況がまとめられています。

The State of America’s Libraries 2011
http://ala.org/ala/newspresscenter/mediapresscenter/americaslibraries2011/index.cfm

ニューヨーク公共図書館による真夜中のゲームイベント“Find the Future”

ニューヨーク公共図書館が、2011年5月20日の18時から翌朝6時にかけて、500名の参加者からなる“Find the Future”というゲームイベントを開催するようです。ゲームで勝利するためには、同館の地下書庫等を探索しながら、他の参加者と協力して本を書かかなければならないようで、その際執筆された本はその後同館に永久保存され利用に供されるとのことです。なお、5月21日以降は、通常の開館時間帯にゲームを行うことが可能で、またオンラインでもゲームを行うことができるようになるとのことです。

Find the Future at The New York Public Library (New York Public Libraryのウェブサイト)
http://game.nypl.org/

Jane McGonigal and NYPL present Find the Future: The Game (New York Public Library 2011/4/1付けのブログ記事)
http://www.nypl.org/blog/2011/04/01/jane-mcgonigal-and-nypl-present-find-future-game

【イベント】公開講座「被災ミュージアムの支援と危機管理対策」(4/16、4/30・東京)

Museum Career Development Networkが、2011年4月16日と4月30日に、東京の慶應義塾大学三田キャンパスで、公開講座「被災ミュージアムの支援と危機管理対策」を開催するようです。東日本大震災によるミュージアムの被災状況の報告や文化庁が行っている「文化財レスキュー事業」に関する報告等があるようです。

公開講座「被災ミュージアムの支援と危機管理対策」のご案内 (Museum Career Development Networkの記事)
http://www.mcdn.jp/2011/04/blog-post.html

図書館利用カードのコレクター(ドイツ)

図書館等の利用者カードの収集が趣味の、ドイツ・ドゥーデンホーフェン在住のJens Kestner氏は、自身のホームページで、収集した利用者カードを公開しています。ドイツ国内の図書館のカードだけでなく、フランスや英国等の欧州の他、ベトナムや南アフリカの利用者カードも掲載しているようです。

Bibliotheksausweis
http://bibliotheksausweis.npage.de/

絶版漫画に広告をつけて無料配信するサイト「Jコミ」が正式オープン

2011年4月12日、絶版漫画に広告をつけて無料配信するサイト「Jコミ」が正式オープンしたそうです。Jコミは漫画家の赤松健氏が立ち上げたもので、一般ユーザから提供された絶版漫画のファイルに対して著者の了解のうえ広告を挿入して無料配信し、得られた広告料が著者に還元されるというシステムになっているとのことです。

Jコミ
http://www.j-comi.jp/

絶版漫画を無料配信する「Jコミ」、ユーザーからのアップロード受付を12日開始(Internet Watch 2011/4/11付け記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110411_438918.html

OCLC、研究図書館を支援するOCLC Research Library Partnershipをスタート

OCLCが、研究図書館を支援するOCLC Research Library Partnershipを2011年7月1日からスタートすると発表しています。2006年におこなわれたOCLCとRLGの統合から5年が経過するのを機に、RLG Partnershipの後継にあたるものとして開始されるとのことです。

Introducing the OCLC Research Library Partnership (OCLC)
http://www.oclc.org/research/partnership/newpartnership.htm

参考:
OCLC Research、RLGの統合から5年間の業績を公表
http://current.ndl.go.jp/node/17261

オープンソースの電子図書館システム“VuDL”

米国のヴィラノヴァ大学(Villanova University)がオープンソースの電子図書館システム"VuDL"のアルファ版をリリースしたそうです。現在、デモサイトが公開されています。主な機能として、METSによるメタデータ記述が可能、OAI-PMH対応、同大学が開発している次世代OPAC "VuFind"との連携、などが挙げられています。

VuDL :: Open Source Digital Library Software
http://vudl.org/

Falvey Library announces VuDL: Open Source Digital Library Administration, alpha launch (Peter Scott's Library Blog 2011/4/12付け記事)
http://xrefer.blogspot.com/2011/04/falvey-library-announces-vudl-open.html

図書館の一日を刻みこむ「スナップショットデイ」を全米図書館週間に開催

2011年4月10日から16日まで全米図書館週間(National Library Week)ですが、その一環として"Library Snapshot Day: A Day in the Life of Your Library"というイベントが各地の図書館で行われているそうです。例えばワシントン大学(University of Washington)では、4月12日をスナップショットデイとし、Facebook、Twitter、Flickrなどを活用して、職員・利用者の双方から、写真や動画、来館者数などの数字、なぜ図書館が大切なのかという問いかけに対するコメントなどを収集・記録しています。

ワシントン大学のSnapshot Dayのページ
http://www.lib.washington.edu/snapshot/

米国図書館協会(ALA)のSnapshot Dayのページ
http://www.ala.org/ala/issuesadvocacy/advocacy/statelocalefforts/snapshotday/index.cfm

参考:
2011年の「全米図書館週間」(National Library Week)は4月10日から
http://current.ndl.go.jp/node/17697

フランコ政権期にフランスからスペインに向けて放送されたラジオのアーカイブズがデジタル化公開される

2011年4月4日に、スペインのアリカンテ大学(Universitat d'Alacant)が、ラジオ番組のアーカイブズを提供するポータルサイト“Devuélveme la voz”(英語名はGive me my voice back)を公開したようです。“Devuélveme la voz”では、1975年までのフランコ政権期にフランスへ亡命した人々が、亡命先からスペインに向けて放送した“Radio Paris”のアーカイブズ(番組の録音資料や文書資料、写真資料等)がデジタル化され公開されているようです。“Radio Paris”でアナウンサーを務めていたJulian Antonio Ramírez氏らが1999年に大学へアーカイブズを寄贈したことで、今回のデジタル化プロジェクトが立ち上がり、この程公開されたようです。

Devuélveme la voz (英語版のページ)
http://devuelvemelavoz.ua.es/en/devuelveme-la-voz.html

途上国の文化遺産保護のための“Global Heritage Network”

文化遺産保護活動を行う米国のNGO団体であるGlobal Heritage Fundが、“Global Heritage Network”(GHN)というプロジェクトを立ち上げていました。2011年3月15日付けのプレスリリースによると、このGHNは、崩壊等で失われる危険性のある途上国の文化遺産をモニタリングし、保護するためのネットワークとのことで、(1) 失われる危険性のある文化遺産をGoogle Earthでマッピングしたデータベース“GHN Sites”、(2) 文化遺産保存のための活動を行う人々のソーシャルネットワークである“GHN Community ”、(3) 文化遺産保存に関するリソースを提供する“GHN Library”の3つをウェブサイトで提供しているようです。

Global Heritage Network
http://globalheritagefund.org/gh_network/

Global Heritage Fund Launches Innovative Early Warning and Threat Monitoring System for Cultural Heritage Sites in Developing Countries (Global Heritage Fund 2011/3/15付けのプレスリリース)