米国では2011財政年度予算をめぐる与野党の協議が長引き、連邦政府の一時閉鎖(government shutdown)とそれによる政府機能の停止が危惧されていました。幸い、2011年4月8日に閉鎖は回避されましたが、米国国立公文書館(NARA)がそれに備えた緊急時対応計画(コンティンジェンシープラン)を公開していました。計画によれば国立公文書館の業務は連邦文書センター(Federal Records Center)など一部を除いて停止される予定だったそうです。
2011年4月11日、英国国立公文書館(TNA)が新しい検索システムのベータ版を公開したと発表しました。この"Discovery service"と呼ばれているシステムでは検索結果をテーマや日付によって絞り込むことができ、また、地理情報が付与されたデータを地図上に表示することも可能のようです("Show results on a map"機能)。現在、ユーザからのフィードバックを募集しているそうです。